映画を観に行ったら
有楽町に、市川海老蔵がどどーーんと。
阪急メンズ東京ができてて賑わってたよ。
ただ、伊勢丹メンズ館があれほど成功したのは
歌舞伎町と新宿2丁目の間って立地が
功を奏したと思うんだけど。

自意識過剰で欲望ダダモレなホストとゲイの聖地。

あたしは、オシャレに、こだわらない
男性が好きなんですよ。

あたしからの誕生日やクリスマスプレゼントを
その場で着て、小躍りして喜んでくれる人がいい。

セレクトショップで店員さんと
「このステッチいいですよね~」とか
話してる小太りがいたら(マジでいた)
その前に、おまえの腹とアゴをなんとかせんかいっ!
その細身のパンツが入りませんように!太れ~、太れ~と
ついつい「呪い」をかけてしまう。


もうね、「男」はみんな裸でいいじゃん!
布きれ一枚でいいじゃん!!
そしたらさ、着飾るものもなく
誤魔化す術もなく
己の体だけで勝負しなきゃいけないから
「兵役」もないわが国ニッポン
自ずと鍛えるんじゃないかな?

いや、今日「ゴキブリが怖い」とか
「虫がキライ」って男性陣の会話

なんじゃ、おまえら!
「あたしなんて、先日も、最期の止めを刺せなくて
弱ってるのを、手でつかんで外に放り投げたわい!
昔、スキーしに泊まった北国の民宿で
スリッパを履いたら、ぐしゃっ!……
中に入ってたのを足で潰したことあるわいっ!」
ゴキブリなんてカブトムシと一緒じゃん!!と
激を飛ばしましたよ。

いや、ミミズは『スケバン刑事』の梁山泊編、
蜘蛛は楳図先生の一連の作品、
アリは『悪魔の花嫁』の足の親指に卵をうえつけて
成虫が体内を食うって懲罰のシーンを読んで以来
苦手なんですけどね。(全部マンガの影響ヾ(´ε`;)ゝ)

バトルロワイヤルみたいな殺し合いや
戦争はご免だけど
有事のとき、肉体的にも精神的にも
ちゃんと「戦える」
「生き延びていく」能力と体がある人がいい!!

いや、あたし(心身ともに)マッチョな人は
苦手なんですよ。
「キレテマス!!」と会場から応援がかかる
ボディビルダー大会なんて(一度見てみたいけど)
その体をつくるために、飲んだ数々のクスリ
その副作用で、勃ちが悪くなってるのでは?と
下世話な視線を送ってしまう。
もちろん、長渕の歌をカラオケで熱唱する輩がいたら
ブチって、予約曲を消すの、間違えたふりして
「演奏中止」で送信っすよ。

でも、でもーー

『インモータルズ 神々の戦い』

♪☆*。★゚*♪ヾ(*-∀-)ノルンタッター♪
あたしの大好きなギリシア神話の世界!!

……全然、関係なかった!

♪☆*。★゚*♪ヾ(*-∀-)ノルンタッター♪
血沸き躍る、アクションアドベンチャー!!

「血沸き」じゃなく「血まみれ」な映画だった。
思ってた以上に、首や手足チョンパ!
その割に……眠気が……だって3Dメガネって暗いんだもん。

それでも主役のヘンリー・カヴィルはじめ
みなさん、カッコいい!

(どうして“彼”が“神”に選ばれたのかが最大のミステリー)
『300』ほど、男臭ムンムンのマッチョじゃないしね。
でも、猫パンチ以降のミッキー・ロークの崩れた身体も
魅力的でしたよん。
ゼウス、ポセイドン、アレス、あんなカッコいい“神”なら
信じるね!
ツボも印鑑も買うね!
「あの子、最近宗教にハマって」と
陰口叩かれようが(恋愛と一緒か!)
“位”を上げるために、なんなら体でのご奉仕でも
なんだってやりますよ
(笑)

いや、ルックスだけじゃなくね、
存在感のある“厚み”ある身体(心)
『ふぞろいの林檎たち』の中井貴一から続いていく
日本のドラマや映画の繊細男たち
「なんで、なんでさ」
そんな御託を聞きたいんじゃない!
飾り立てた言葉や、見た目よりも
素の感情や、野生の本能だけでサバイブできる人がいい!

だから、男はみんな裸でいいじゃん!!