これはあたしの偏見なんだけど
フジテレビのドラマはどれも
平均点なんだけど、突出したものがない。

みんなに好かれる愛想のいい子。
で、終わったら(クラス替えや職場が変わったら)
当たり障りもなく別に会わなくてもいい。

TBSは局としてはダメダメなんだけど
『花より男子』『ROOKIES』
『JIN-仁』のように
良くも悪くも世間や時代を騒がす。
そして視聴率的にはダメダメなんだけど
あたしの心をざわつかせるのが
TBSプロデューサー
クドカンとのタッグも有名な磯山さん
そして『ビューティフルライフ』を
はじめとした北川さんや
『ケイゾク』の堤ディレクターと
組む植田博樹さんの作品。

もうね、あたし更年期がはじまったんじゃ?てなくらい
ドキドキ胸の動悸を抑えつつ
ほかの人からしたら「えっ?!∑(*゚Д゚ノ)ノ」てな
シーンで涙こぼしてますよ。

『SPEC』
あたしの今年BEST3は『MOTHER』と
『うぬぼれ刑事』とコレだな。
オフィシャルブック買おうか、思案中。

安田さん演じる海野が連れ去られるシーンも、だけど
国会議事堂での津田(椎名さん)を拉致するシーン
あの銃弾が、いつ時が動き出すのかドキドキ。
テレビドラマ観ながら、自分の心臓の鼓動
聞いちゃったもん。

「楽になるかな」って一+一(神木くん)も
切なかったし、

ヒーリングのSPEC(なんとEXILEのNAOTO!!
あたしは夜中の彼らの番組を毎週なにげに観てるうちに
覚えてしまったのだよ。しかも彼は好きだったので驚き。
ちなみに一番好きなのはJ Soul Brothersでも
NAOTOと一緒にやってるNAOKIです!)
生き返った志村、妹が再会に喜び触れ合う前に
殺されちゃうシークエンスも、また切ない!!!

あたしはマンガ『闇のパープル・アイ』で
倫子が娘に会う前に死んじゃうのを思い出したよ。


超能力モノはせつない!!
人並外れた超能力を持っていて「アドバンテージ」
持っているはずなのに、なんでこんなに悲しいんだ。

人は、「脅威」を受け入れず、なぜ「抹消」しようと
するのだろうか。

もうね『X-MEN』や『幻魔大戦』にも
通じる深遠なるテーマ。
あたしは何億もかけた宇宙バトルものより
よっぽど「SF」を感じるんですよ、このドラマに。

そんななか、危険な道を選ぶ瀬文に
「仲間だと思ってます。仲は良くなかったけど
絆はあったと。心配しているわたしたちはなんなんですか!」

と気に懸ける当麻に
「おまえに出会えて良かった…
たまに、一瞬、まれに思う」
と応える瀬文。

あーー、人からどう見えようが
この関係を定義する言葉も見つからないけど

「いま、このふたりはしっかり繋がってる」と
涙ほろり。

ま、まじで最終回が待てない!
でも終わってほしくない!!