今週は珍しく飲み会続きで。
社内で年下の子が、転職することになり
「若手会」?20代や30代前半の人たち
半分以上が平成生まれの
送別会に、なぜかなぜかお呼ばれして
図々しくも顔を出させてもらったんですよ。
顔は知っているけど、初めて喋るって人が
何人もいて。「なんで、このおじさん、いるの?」

もちろん、世代を超えていろんな人や
さまざまな価値観に触れなきゃいけないんですけど

やっぱり同世代同士
その年代でしか感じられないことを
一緒に共有したりして欲しいじゃないすか。

(じゃぁ、行くな!って?
だって、興味あったんだもん!)

人生を並走してきた者だけが
見ることのできる景色


「カーーンチ!!」

って、当時は織田裕二と鈴木保奈美の
プライドの高そうな感じ

漫画では、ラブホテル経営している親への
偏見と同級生の自殺にめげずに、
毅然と一生懸命なさとみが
なぜか、「来ちゃった…」系の
ウザい女にされちゃってたドラマが
苦手で、苦手で。
(原作は大好きだった)

それから月日は流れ
『東京ラブストーリー
After25years』


カンチとさとみの娘が突然
「結婚したい!」って紹介した青年は
あの赤名リカのひとり息子だった!!

えっ?!柴門さんどうしちゃったの?!
最近の旦那さん(弘兼さん)への恨みつらみといい
なにを今さら?!

そんなにバブルよ再び、あの頃は良かった?と
思って読んだら、不覚にも胸が熱くなって。

僕自身も当時、深夜の最終電車に飛び乗り
会いに行くほど好きだった人
毎日、飽きもせず、親が寝静まった頃に
階下で、コソコソと電話した日々。
気にしてもらいたくて、傷ついてもらいたくて
訳もなく、平然としている彼の態度に
こっちが返り血を浴びて。
そんな若さ故の激情と失敗を思い出してしまったよ。

漫画の方も、えっ?!農家やってるおばさん?!
ちょっと老けすぎ?って最初は思ったけど
「そう、そう!この強烈で、まっすぐなのが
赤名リカだよ!!」

(当時から、鈴木保奈美がこんな風に
周囲の目を気にせず、突っ走るように見えなかった。
まぁ、でも、今や、とんねるずの石橋の奥さんだもんな。)

嘘がバレたり、本心を見透かされて
「クッ!」となるカンチの顔。


17

三上の言葉に一喜一憂して
自己嫌悪に陥るさとみの表情


23

アァーー柴門さんワールド!!!
ジャカジャーーンって、小田和正さんの
『ラブ・ストーリーは突然に』が流れ出したよ。


25年経って、好きだ嫌いだが
心や感情を100%占めることはなく
仕事や、親や身近な人の、
それこそ自分自身の老いや死
悩みの種類は違うけど


相変わらず、こんな深夜まで漫画を読んでるし
ステンカラーコートは持ってないけど
ボーダーの長袖Tシャツは着てるし
(今や鈴木保奈美じゃなく楳図かずお先生)
好きなことは変わってないや。

あと、あの頃の、(勝手に)燃え上がるような
恋よりも、
10何年か築き上げてきたからこそ
見えてきた景色もあるわけで。
と、カッコつけた文章で締めくくろうとしてるけど
中身は、相変わらず、
あームカつく!!!
こっちが思ってるほど、あいつは僕を好きじゃない!
って、人の気持ちなんて見えないものの
「大小」を計ろうとする、器の小ささですよ。

人間の核は変わらん!!

フジテレビで、またこのドラマやればいいのに。
西岡徳馬さんがお元気なうちに。
(って、一番お元気か)