あぁ、感無量。
私事ですが、って、
私事のブログだからいいのか。
彼とふたりで初めて観に行った映画が
2000年の秋に公開された
『Xーメン』だったんですよ。

当初、ウルヴァリンのオファーがきていたけど
『グラディエーター』の
撮影で忙しかったラッセル・クロウが
同じオーストラリア出身の若手俳優を推薦して
その成功でスターダムを駆けあがったのが
ヒュー・ジャックマン。

そんな彼が17年のウルヴァリン生活に
別れを告げる
と聞き
すわっ!僕たちの17年間も終わるのか?!
でも、どうせ最後にふたりで観るのなら
この作品がいいなぁ

ヒヤヒヤドキドキで
公開を待っていたんです。
(今までのウルヴァリン単独モノって
すげぇつまらなかったけど
これはアメリカでも評判良かったし)

『LOGAN/ローガン』

まぁ、そんな長年待ってたくせに
公開週末はふたりで台湾に行き
「いやいや、まだまだ一緒に
いろんなところ旅したいよ」って
覚悟も別れの予感も一網打尽ですよ。


それに、映画の内容は
ウルヴァリンと彼と遺伝子で生まれた
少女ミュータントとの交流話
かと思いきや
(これもこれで泣けた!)
まさかまさかの老々介護のお話
最強のミュータントプロフェッサーが
アルツハイマーになってしまったら
どうなる?そりゃ、その力も
暴れまくって死人続出。
そんな彼を介護するウルヴァリンも
治癒再生能力を失いかけてて
息を切らして走ったり
老眼をかける姿が切ないっ!!


ここ最近の自分の白髪の増え方
表面にはそんなに出てきてなくて
あまり見えないんだけど
「髪をかき上げると」(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?てのが怖い。
先日も階段の最後の何段かを
飛んで降りたらグギッって膝がずれて
Σ(゚д゚;)ヤバって咄嗟に反対方向に
グギって戻したら、戻った。

映画の後うなぎを食べに行って
焼くまでの間、彼が「鶏のから揚げ」を
頼もうとするから(なぜかそんなメニューが)
「絶対、やめとき、よめとき!」て。
案の定、うなぎでもうお腹がいっぱいのふたり。
僕なんて胃腸薬まで飲んだ。
ちょっとずつ、いや、時には加速して
進んでいく体調の変化と、
そしてそしてメモリーの減少

時々、寝るころにはその日観た映画
なんだったか、一瞬思い出せないもんね。


でも、この映画は忘れなかった。
「絶対」とか「永遠」とかはないけど
できることなら、この先どんどん老いて
お互い迷惑かけあうようになっても

(僕がボケたら、若くてカッコいい
宅急便のお兄さんや看護師さんに襲い掛かったり

「僕はね、昔岡田准一と付き合ってたんだよ」とか
「アカデミー賞に行ったとき、
ヒュー・ジャックマンの家に誘われてね」とか
虚言を繰り返しそうで、怖い。本当に怖い
彼に、「はい、クスリを2錠飲んで」とか
(違う薬渡されて、死期を早められてもいい)
悲しみや苦しみも
すべて過去の藻屑になった先で一緒にいたいけど

まぁ、この先どうなるか分からないもんね。
手の指の間におはしを挟んで
鋭い爪に見立てて
ウルヴァリンごっこをしてる今を楽しみます、はい。