もうこの関係も終わりだろうなぁ
薄々感づいているのに
騙し騙し続けてる
なんか核心に触れないように
言葉も選んだり。

一番わかってほしい人なのに
共有したいのに。

あぁ、こうやって人は
終わっていくのか!

なんて10代や20代みたいなこと
書いてますけど

この先、誰かに好かれたり
必要としたり、されたり
毎週会ったり

そんな人現れないんだろうなぁ。
ってことは、もうこれがわが人生
最後の「失恋」でもあるのか!!

んじゃ、恋が終わっていく過程を
堪能すべし!!

そんな前向き(後ろ向きか?!)
自分に納得させても
( ゚Д゚)アライヤダ!!
彼がいない生活って
どんなだっけ?

17年前って20代だったし!
まだ20世紀だったし!

21世紀の今、この年老いた体と心が
ついていけるのか?!

マリー・アントワネットみたいに
翌朝起きたら総白髪とか!
髪が抜けるのはゼッタイイヤ!
心のバランスおかしくなったら
どうしよう。
恋愛が終わることより
そっちのほうが怖い!


って、20代の頃の恋愛も失恋も
あんなに迷ったり、笑ったり
泣いたりしたはずなのに
今じゃ全然僕の心を傷つけたりしない。
(相手の幸せを遠くの空から
祈ったりもしてないし)

むしろ、大学生で法学を勉強してた頃
アメリカで話題になってる
「ストーカー」って言葉を知り
「あっ!僕のことだ!!
これからは、自分を形容するときに
一言で説明できる!!」

喜んだのも束の間、
褒め言葉じゃなかった…(`ε´)ぶーぶー

大学の目の前のドトールでバイトする
その頃好きだった人に会いに、
コーヒーを飲めもしないのに通いつめ
放課後、自分のアルバイト先羽田空港に行き
終わるやいなや、実家とは逆方向の神保町に
舞い戻り、彼のドトールが閉店するのを待つという
あぁ、ストーカー。
学校までの定期(ココ大事)と、
自由な時間があったから
できたのだろうなぁ。


その彼は、当時としては珍しく
入口が厳しいセキュリティある
マンションに住んでいて

裏口のごみ集積場から
塀をよじ登って、玄関前で待っていたなぁ。

ずぶ濡れになって、震えてる自分が
一番可愛く見せられるような気がして

(トレンディドラマの影響)
雨の日を選んで。
ASKAの『はじまりはいつも雨』を
歌いながら。
今なら、通報されちゃうよ!
てか、時は流れASKAは
本当に通報されちゃったよ!

最近じゃ、雨で滑って転ぶのが怖いし
雨がはじかない!すべてしみ込むしみ込む。

もう天気さえ恋のアイテムになってくれない
(20年前も、なってない)
それだけ時間が経ったのに
長い間一緒にいたのに
最後はいてもいなくてもいい存在になるのが

自分が、それまでの時間が否定されるみたいで
すごいイヤだ!!!
この手を離さなければ、続くのかもしんないけど
今なら、こっちから手を離せば
彼も傷つくのか?此の期におよんで
♪私を許さないで
憎んでも覚えてて♪
ユーミンの青春のリグレット症候群。

あぁ、いくつになっても
終わっていくのか!

うまくステキに忘れていくことはできないのか!
でも、いまや若年性痴ほう症
こっちにそれを発揮して!僕の脳。
そっちに「年齢よ」味方して!