妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

2006年05月

Blogのあまりの更新頻度に、知人たちから

「仕事してないんじゃないか」疑惑が浮上してるんですけど

ヽ( )`ε´( )ノ してるよっーーー。

確かに、本日も「町田さん」なる(かなり年配の)先輩社員から

送られた仕事メールを、あたしの同僚にも転送して欲しいって言われたから

「マッチでーーす!」なんて、ひとこと入れて送ったら(ほら、職場の緊張緩和)

同僚と同姓の、他の部署の(しかも!)局長にイってしまった・・・(゜д゜;)

打合せで「セルフ比率」って言うのを(多分、自社比率ってことだと思う)

「セフレ比率が、年々上がって~」なんて「セフレが、セフレが」と連呼してましたが

ちゃんと、働いてるよっーーー。しかも、みなさんが驚くような時間まで。

朝だって、きっちり起きてます。なんか一生懸命弁明してるような Σ(~∀~||;)

そんな、あたしも昨夜はいつもより早く帰れて

(エレベーターで乗り合わせる人みんなに「おっ!珍しい!」って。失礼な(゙ `-´)/)

ソファに寝そべって、紅茶を飲みながら

フィガロの「トスカーナ」特集のページをめくりながら優雅なひととき。

(あらら、なんだか、江國香織さんの本に出てくるような。)

それもこれも、ユーミンの新しいアルバム「A GIRL IN SUMMER」

発売されたので、それを聴きながら。

ンモォー!! o(*≧д≦)o″)) 切ない!!

いや、正直、「ファンだ」と言いながら(いや、時には隠しながら)

ここ何年、うーむ、それこそ「平成」になってからのユーミンのアルバムには

そんな深い思い入れなかったりするんですよ。もちろん大好きな歌は多々あり。

(||゚Д゚)ヒィィィィ ごめんなさい。ダメなファンで。

それが、今年はね、コンサートでも感動しまくったように(その事はここ )、何か違う。

期待を裏切らない・・・また嘘つきました。そんなに期待してなかったので

ビックリするくらい良かった・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*

CMで耳障りな(笑) 「シュビドゥビドゥワ♪」も

アルバムをトータルで聴くといいんだ。また、これが。

過ぎ去った夏、日焼けの痕が消えても、あなたと過ごしたあの日の傷跡は

胸を焦がしたあの太陽は消えないわ・・・って感じでしょうか(あたしってば、詩人)。

80年代の(もう20年前か・・・遠い目)『NO SIDE』とか

『DA・DI・DA』『ダイヤモンドダストが消えぬまに』が好きだった人には

感涙ですよ・°・(ノД`)・°・ 

「ユーミン?もう何年も聴いてないな~」って人はぜひ!

今の技術はすごいです。歌だって、ちょっとは上手く聴こえるし(ホントにファン?)

って言うか、あたし、思い出す「ひと夏の恋」なんてあるっけ?

関西に嫁いだ友人とメールでチャット状態。

彼女は、10代の頃からの、あたしの「恋愛」遍歴を

すべて知っている人物(いつか口封じしなくちゃ)。

で、今のあたしの相方のことを「甲斐性なし」って。

>o(゜◇゜o)ハッ? 甲斐性なし、だったのか。

なんか、昔の長屋に出てくるような「言葉」だったけど

そっか、そっか。ってこのブログ、彼も知っているから

続きは書けないけど。

でも「甲斐性なし」って何だ?

で、ふと思い出したのが『スクール・オブ・ロック』

ジャック・ブラックが演じたミュージシャン・デューイ。

バンドメンバーからもそっぽを向かれた彼は

同居人の元にかかってきた電話、「名門小学校の代用教員」の仕事を

借金返済のために、自分が引き受けてしまうの。

で、教えることが何にもない彼は、自分の得意分野である

「Rock」の歴史とスピリットを、子供たちに教えだし

バンドまで組ませてしまう始末。

まあ、いわゆる「アメリカン」な夢物語なんだけど

段々と、演奏に熱意を向けだす子供たちも

「小憎たらしくて」かわいいの!

正直、ロック、いいえ洋楽に全然疎いあたしでさえ

もうゲラゲラと笑えて、HAPPYな気分になれたよ。

ああ、けど映画館で前に座った女性ふたりが

すんごくアメリカ的なリアクションをする方たちで

手を叩いて、音楽シーンでは肩を揺らして視聴する人たちだったの。

うちの相方は、そういうのダメなんだ~。ヽ(;´Д`)ノ

(映画とは関係ないけど、オープンカフェで

路面に面した席で座る人もダメみたい・・・)

まあ、そんなことを差し引いても、面白かった!オススメな映画。

TSUTAYAに行ったとき、何を借りていいか分からない時

『スクール・オブ・ロック』みたいなの、ないかな~っていっつも思う。

あたしは、レンタルするとき

① 有名どころは大概、映画館で視聴済。

② 長いの嫌

③ 泣けるの、暗いの嫌

④ 血ドピュー 肉ぐちゃぐちゃ は嫌

②と③はね、元来好きだけど、あえて独りの部屋で観たくないんだよね。

②の理由で、実は『アビエイター』 

③で『私の頭の中の消しゴム』観てなかったりする。

④は、相方が大好きなので、観るなら一緒に、と取っておく。

そうするとね、日本って、アメリカでどんなにヒットしても

コメディが未公開だったりするじゃない?そういうのばっか。

ベン・スティラーとかアダム・サンドラー主演モノ。

あとは、拡大公開されなかった『最終絶叫計画』シリーズとか。

TSUTAYAに行っても、借りずに退店ってのもザラです。

みなさん、オススメの映画あったら、

*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゜・*:.。. 教えてくださーーい。


いつも「読む」だけで(ありがとうございます)

何を「コメント」していいかわからない貴女!今こそチャンスです(何の?)。

ホントに、「これはどう?」っていうのが、あったら教えてね。

B級、C級も大歓迎です。

ちなみに最近だとデンゼル・ワシントンの『クライシス・オブ・アメリカ』とか

『バス男』(なんだよ、この邦題!!(゙ `-´)/) 観て、良かった。

追記:ジャック・ブラックの最新作『キングコング』DVD今日発売ですね。

これはね、いつのまにコングがカッコ良く見えてきて 不思議。

泣けたもんo(;△;)o。

「スカル(髑髏)島」のシーンもスゴイし、オススメですよ。

ダンナさんの仕事の関係で、海外に行ってしまった友人が

(いつも記述しているまめっことは別人です)

一時帰国したので、近況報告しました。

って言っても、しみったれたあたしの人生なんて

語る価値もなく、話題は「徹子の部屋」展(゜д゜;)

あと、某殺人事件の「犯人」見解が見事に一致していたので

嬉しいっ!ってそんな事で喜んでいいのか。

だって、あたしの説を他のみんなは一笑に付するだけなんだもん。

日本に戻って、TVを楽しみにしていたのに「つまらなくて」ガッカリしたそうです。

本当!わかる!つまらないよね~、今のテレビ番組\(*`∧´)/

この30年、すさまじいほどの「テレビっ子」です。

悪い光線、バンバン浴びてますよ。

そんなあたしも、今のテレビにゃ大不満!

まあ、深夜番組中心になってるから「次長課長」ばかり観ているような。

彼らは面白くて好きだけど、細木に江原に、亀田に青木家

日本が、占いとヤンキーに占拠されてるっ(゙ `-´)/

今回は、ちょっと「毒」吐かせてもらいます!( ・д・)/--=≡(((卍

まずはCMでさ、各事務所の圧力からか、資生堂の「TSUBAKI」

マスコミは必要以上に絶賛するじゃない?

歌を歌っているSMAPは、百歩譲って許そう。

ユーミンが出るからと久々に録画した「スマスマ」は相変わらずつまらんし

歌は、あのユーミンと同じくらい下手だけど

(その中で「マシな」だけなのに、「俺は上手い」とフェイクかけながら

揚々と歌う木村くんが、また腹立つのだ~(`ε´))

やっぱり彼らは老若男女誰もが知ってる「国民的スター」☆だもん。

でもね「豪華女優陣競演!」ってどうなの???

個人的な好き嫌いは別にして「豪華」って言えるの

竹内結子と仲間ちゃんくらいじゃない他誰?どこの誰?

そこんとこ引っかかるのよね~。

広末なんて「性欲出ないように、事務所が“肉”禁止令出してたとき」が

一番笑えたのに。資生堂って言ったら

日本を代表する広告媒体。あたしも大好きな企業。

なんなら、あたしがやりますよ。振り向きざまに

「日本のオカマは美しい」って。

「軽く火遊び」のマキアージュの方が合ってるかな~?

ついでに、あたしが一番嫌いなタレントさん(名前さえ出したくない)

が出ている「ストレスが~♪」ってCM

腹立って、ストレス溜まるんすけどっーーーヽ(`Д´)ノ。

「女優」ネタ続きで、ドラマもつまんないですね~。

あたしの今の楽しみは「昼ドラ」の『吾輩は主婦である』オンリー。

そりゃあ、期待してたほどではなかったけど、クドカン大好き☆

昼ドラのCMの多さにビックリしやしたヽ(*'0'*)ツ

って言うかさ、日本のドラマは

伊東美咲(研音)と米倉(オスカー)で回ってるんかいっ!

しかもすごい「大根演技」だし。

若きゃ上戸彩ちゃん(オスカー)、20代は仲間ちゃん

30代は篠原涼子と天海さん(研音)、で松下由樹がアクセント(笑)。

40代は黒木さん。で、谷原章介さんと阿部ちゃんがクルクルと。

この世に「女優」は10人もいないわけっ???

何でもかんでも出ていた水野美紀(あたしは好きだった)が

事務所独立した途端、抹殺されたように(稲森いずみは今も何でもかんでも)

日本のドラマって「大人の事情」でしか作られないんだもん。

キャストありきで、ストーリーがつまんない。

「こんなセリフ言えないわ~」「あたし、降りる!」って言っていいのは

桃井かおりさん、夏木マリさんクラスから!あと明菜ちゃん!

前述のお友達も日本のテレビは見限って『24』三昧だそうだわ。

『24』・・・まだ観ていない人は、あのスリルとサスペンスを

これから体感できるのよね。幸せ~。

あたしは、どっちか言うと「キム、そっち行くんじゃねぇ!お前は黙って座ってろ!」

バウアーの娘にハラハラドキドキ(イライラ?)していたクチですが。

あんな、続きが気になる~っとTSUTAYAに真夜中に走りに行かせる

日本のドラマが観たい!!!!

この週末はKPちゃんと中目黒のベトナム料理屋へ。

KPちゃんのお話を聞いていると、合コン!習い事!グルメ!

丸の内・銀座・汐留に生息するOLの実態を

かいま見られるようで、話をしていてホント面白い!タメになるヽ(゚◇゚ )ノ

あたしも上場企業のOLやりたかったなぁ。

日曜日は『まぼろし』『8人の女たち』などで有名な

オゾン監督の新作『ぼくを葬る』を観てきました。

ガンになり余命3ヶ月を宣告されたカメラマンのお話。

残り短い命、何が残せるのか、何をしたいのか、

自分に重ね合わせて、妄想したかったんだけど

演じる、メルヴィル・プポーが、あまりに美形で

いくらあたしでも、躊躇しましたよ。

むしろ、うちの相方さんに似ていたので

彼が死ぬとしたら、何が出来るのか(勝手に殺すな!)

考えてしまいました。なにも出来んo(;△;)o

映画の方は、なにをそんなにお姉さんと仲違いしてたのか不思議。

それに、みんなに内緒でひとりで死んでいくのなんて嫌!

あたしなら、みんなに報告!生前葬やっちゃうかも。

それにしてもゲイの監督は役得だな~

今回も、プポーの全裸映りまくり。いいのか?

しかも少し元気な状態。フランス人ってあけっぴろげ。

『バッド・エデュケーション』で、ガエル・ガルシア・ベルナルを

脱がせまくっていたペドロ・アルモドバル姐さん。

『ゴールデンボーイ』で、意味のない少年たちのシャワーシーンを

延々と撮り続け、訴えられたブライアン・シンガー姐さん。

(今度の『スーパーマン・リターンズ』でも無名の俳優を、主役に抜擢したのと

引き換えに、絶対、見返りを要求したはず)。

『ゴールデンボーイ』の主役のブラッド・レンフロを『依頼人』の主役に見出して

世話していたジョエル・シューマーカー監督

夜のお世話をさせていたはず。無償の愛なんてないものヽ(;´Д`)ノ

映画の公開に先駆けて、エンターテインメント雑誌は

岡田准一くん特集。買い占めましたよ。

ああ、パワーハラスメントと訴えられてもいい。

あたしも、好きなようにしたい。( ・д・)/--=≡(((卍

自分が「好きなもの」紹介したいと始めたブログなのに

実は、人生で一番好きな「映画」「テレビ」「マンガ」に全然触れてない。

いや、書いたら「こんなものが一番好きなのか、センスねえなぁ」と

自分の底が知られるようで、ちょっと怖気づいてたんですよ。

それに、その「一番」が「どんなに素晴らしいか」伝える語彙力も文章力もない。

でもね、いつもの間にか更新も100回が過ぎ(ひとえにあたしの力 テヘヘッ(*゚ー゚)>)

それでも訪問してくれるってことは、何らかのシンパシーを感じてくれてるってことで

みなさんを信じて書きます!(大げさな・・・)

って言うか、今回紹介するあたしが人生で「一番好きな小説」

このブログの必修教材とします!夏休みの課題図書ですよ。

感想文コメントで送るべし!

あたしという人間の軸がブレたり、先週みたいに病で、心まで弱まった時

必ず読み返すのが、山田詠美さんです

山田詠美ーー??

「黒人の方が、やっぱデカいから好きな女の官能小説だろ?」

なーーんて短小包茎のナニも、器も小さい男のような勘違いしてませんか?


彼女の小説を読むたびに(ある意味、心を濡らす官能小説であるが)

あたしは「日本語って本当に素晴らしい。日本人に生まれて良かった」

ディスカバー・ジャパン!エキゾチーーっク・ジャパン!!@郷ひろみ

という国鉄のCMの気分になります。

(若いみなさん、JRは昔「国鉄」と言ったんですよ。E電なんてのもありましたね。

郷ひろみの父親が国鉄職員だったため、彼はCMソングを歌ったのです)

『放課後の音符(キイノート)』を読んで、大人になったら、絶対香水つけよう!と誓い

『ラビット病』『AtoZ』で恋する悦びに胸がときめき

『トラッシュ』で心がねじり切られるような、愛の終わりを知りました。

もう全作制覇してるけど、最新作『風味絶佳』(名作!)まで、どれもが、

あたしの血となり、肉となり、涙になっているはず。


ちなみに、あまり知られてない情報ですが、好きな人と友人Yちゃんを追いかけて

同じ大学を受けたあたしは、なぜか不合格(彼らは合格)。ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!

失意のあたしは(その当時の、あたしの世界は、好きな彼とYちゃんだけだったの)

他の受かった大学から、山田詠美さんが学んだ舎にしようと、

進路を決めたのですよ。


人間の記憶なんてあやふやで、自分の都合のいいように整理されて

大したことのないショボイ恋さえ、振り返って語れば

なんだか、物語性をもった“運命の恋”に様変わり(そんな素敵な恋、してねぇ!)

時間を無駄遣いしてばかりの、ダメダメ人生も

「あの時、ああだったから、今の自分がいる」なんて

なんだか意味を持たせたり(そんなの嘘、嘘!(゚▽゚*)ノ彡☆)

そんな、あたしの「作られた“思い出”」じゃなくて、

上書き保存された“記憶”じゃなくて

祖父母の家の古びた漆喰の木だったり、

幼い頃、庭に咲いていた、あけびの味だったり

片思いしていた男の子に彼女が出来て二人乗りして帰る姿を

初めて見てしまった時の胸の痛みだったり、

台風が近づく前の風の強さや、空を貫く雷

自分の体を貫く稲妻

そういったDNAに“記録”された何かが

山田詠美さんの小説を読むと、自分を形成してきた本当の“記録”が

体中の毛穴から、穴という穴(秘密の穴も テヘヘッ(*゚ー゚)>)から、

目覚めていく、甦っていく感じになるのですよ━━━(゚∀゚)━━━!!!

その中でも一番好きなのが、祖父、母親と三人暮らしをしている

時田秀美くんの高校生生活を描いた『ぼくは勉強ができない』

「どんなに成績が良くて、りっぱなことを言えるような人物でも

その人が変な顔で女にもてなかったらずい分と虚しいような気がする

女にもてないという事実の前には、どんなごたいそうな台詞も色あせる・・・」

「体が健全なのは基本なのよね、でも、精神状態も健全だってのは困るのよ。

もっと、不純じゃなきゃ。いやらしくないのって、つまんないよ」

世間の常識や、自分の価値観を他人に押しつけることで

自分を確立する同級生や大人たち。

そんな彼らを尻目に、すべてを疑問視し、また許容し

その中から、自分だけの○を選び取っていく秀美。


ああ、そんな人間になりたい・・・。

(´ヘ`;) う~んまだまだ修行が足りないあたしです。。。

有名人になったら『ダヴィンチ』の表紙で持ってやる。野望メラメラ(☆。☆)

未読のみなさん、すぐに書店へ走ってください。

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