「シロナガスクジラ!」
「モヘンジョダロ!!」
「JAPAN→□→□→KOREA
うーーん、NewZealandに
Danmark!」

「春はあけぼののA、夏は夜のYだから
冬はつとめてのT!!」

もうね、テレビを観ているこっちも
熱い死闘!
いま海外に暮らしている妹が
休みで実家に帰省中
でして
日曜の夜『東大王』を観ながら
ふたりで、絶叫してクイズに答えてました。

「ママ、答えを隠して!」
『連想ゲーム』から
目を細めて16分割に映ってるものを
必死に見てた
『象印のヒントでピント』
早押しの帽子の代わりに
「ピンポーーン」って
ピンクレディーのUFOの
最初の振り付けのように、分かったら
頭の後ろに置いた手を挙げる
家族ルールの
『アメリカ横断ウルトラクイズ』

僕の、病的なほどの
負けず嫌いな性格は
(2学年差だけど
僕が3月で、妹が5月生まれなので)
ひとつ違いの年子の妹がいたから。
彼女と、日々争っていたからじゃ?!

走馬灯のように、テレビ史を彩る
クイズ番組が思い出の中を流れては消えて。


CMのときに、チェンネルを回して
歌番組を観れば
「ルミ子、つりすぎ!!」
「山本リンダ、もうパンパンやん!」
「布施明まで打ちすぎで
誰だか分かんないじゃん!
森川由加里となんて年下と再婚するから!」

大騒ぎですよ。

妹を可愛いと思えない
兄を尊敬できない
普段は気が合わない二人なんですが
テレビ観ている時
トム・クルーズと福山、キムタクが
嫌いなところは兄妹意見が一致するんだよね~。

(あと、母親への不平不満)

要は男の趣味が悪いのか?!
こんな捻くれてるから
王道を好きになれないのか?!

あっ、「苦手」が一緒なだけで
妹はコリン・ファースに渡辺謙と
年上好み。

僕は、自分より1歳でも年上って
好きにならないから、そこは全然違うけど。


いや、整形もふたりとも肯定派なんですよ。
ただ、整形してるくせに
「あたしは洗顔くらい?
なんもしてないんですよ」とか
さも、最初から自分はなんもしないで美しい、
「選ばれた人間」であるかのような
年を取ることなんて忘れてしまってるような
顔している奴が、鼻につくだけで。


「えっ?年齢ですか?いくつに見えます?」
なんでこっちが気を遣って
お前の年をサバ読み、マイナスして答えなきゃ
いけないんだよーーー!!!


「年齢、自分でもわからなくなっちゃった」
とっとと言えやっ!自分の年齢忘れるって
バカなの?!


福山も、キムタクも、
カッコいいし、素人より若いし
たとえばマイナス5歳の設定なら
そりゃそうだよね~ってなるけど
40半ばにもなって、
なんで若者キャラなんだよ!

トム・クルーズもさ
いつ、若者から脱皮するんだろ?!

「いつもと全然違う」って売り文句で
確かに今回はCIAの秘密パイロットの
サイドビジネスで麻薬の運び屋をやるような
ダメダメ男で、汗ばんだシャツ
乱れた長髪にグッときちゃったけど、


基本は、いつもと全然変わらない
「トムによるトムのための映画」

『バリー・シール/アメリカをはめた男』

40半ばにもなって、
テレビのクイズ番組にムキになって
子供もいず、日本の未来のために
なんの役にも立ってない
ダメ兄妹に「大人になれよ!」と
言われたくないだろうけどね。


そして、映画のほうは
頭も悪く、仕事も長続きせず
まさにダメ白人の典型のような義理の弟が
寄生してきて
トム演じる主人公のビジネスに、人生に
歪みが生じてくるの。


お互い言いたいこと言って
兄妹の深い愛や固い絆がいっさいないけど

心も体も健やかに、人に迷惑をかけずに
働いてくれてたら、生きててくれたら
それだけでいいのかなぁ。