妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

2008年12月

今週末は、友だち宅で
クリスマスホーム・パーティー。
コストコで買ったチキンの丸焼き
ラザニア、ペンネ、数々の料理や
デザートがテーブルに大量に並び
なんだか外国人になった気分。
(ブロガーとしてはこういうのを
写真に撮らなきゃいけんのか)

男5女3混じったこの8人グループは
中学3年のクラスメイトで

(何人かは幼稚園時代からの幼なじみも)
学校がバラバラになっても、就職しても
転勤しても、それこそ誰かが海外赴任になっても、
国内外問わず会いに行き(ハワイ挙式に乗り込んだり)、
20年以上の付き合いなんだ。
今じゃ、あたし以外は全員結婚して、子持ち。
家族総出の今回みたいな全員集合は
おかま街道驀進中おひとりさまのあたしには
少し居心地悪いんだけど

それでも、10代の頃
自分って、なんか変。女の人を好きになれない。

(もちろんこのグループの男子メンバーを
好きになったりは、一切ありませんよ)
もしかしたら、「やぁーーいオトコオンナぁー
気色悪いんだよぉーー」といじめられたり、
バレないよう仮面生活送ってもおかしくないあたしを

(おかま以前に性格悪かったし。)
このまんま、素のまんまで
彼らが受け入れてくれて、友だちでいてくれたから
人間関係においては、すくすく育ったのかもしんない。

(案外素直なの。てへ。(*゚ー゚)ゞ)
それに神奈川のハズレで育ったあたしに
元町だぁ、本牧だ、夜遊びだぁと
オサレなことに駆り出してくれたのも彼らなのです。

そんなみんなもアラフォーになり
会社では中間管理職だったり
子ども中心の生活だったりで、
なかなか自由が利かないらしいの。

(大人って大変だなぁ。他人事)

そんな彼らに、いやこのブログを読んでくれてる
すべての人に、この冬、観て欲しいのが


『WALL-E』!!!!!

いやーーー映画って、人間の想像力ってスバらしい!!
ヽ(゚◇゚ )ノピクサー映画バンザイーヽ(゚◇゚ )ノ
最近の宮崎某のわけわからんちん映画より
何百倍も観る価値ありっすよ。
初めてスチール写真を見た時は
「これってユーミンの『不思議な体験』がBGMの
サントリーのCMのパクリじゃん!」ってガッカリしたの。
なので、アカデミー賞アニメ賞受賞はROCK
よもや『美女と野獣』以来の作品賞候補か?との
海外での高い評判を半信半疑で観に行ったんだけど……。


ええ。いいんじゃないでしょうか。作品賞。

もうね、作っている人たちのこの作品への
ウォーリーやイヴ、そしてゴキブリ、キャラクターたちへの
愛情が細部にまで宿っているんだよーー。

ロボットなので、表情もない、しかも全編に渡って
ほとんどセリフもないのに、
心の動きが繊細に伝わるの。
(Ipodにも似た最新鋭ロボットのイヴが
南海キャンディーズの静ちゃんに見えて仕方なかった)
もうね、たーーくさん絶賛したいっ!
とにかくね、これから大人になる子どもも
子どもだった大人もみんな観よう!ヾ(≧∀≦*)ノ

誰かと手を繋ぎたくなる究極のロマンチック映画だよん。

「生き続けたいんじゃない!生きたいんだ!」

正直、あたしにとって今年度ナンバー1の映画ではないし
個人的に思い入れのある作品も、ほかにたくさんあるけど

人生最後に観たい映画は?と聞かれたら
『WALL-E』と答えるかもしれない。

心がほんわか温かく幸せな気分になれるもの。
あたしだって好きな人たちに囲まれて
ベッドの上で心安らかに死にたいんじゃーーい。目指せ!篤姫!

今年は邦画隆盛もあって、
映画館に行く数減ったなぁ。
もちろん日本映画も好きですが
映画=現実逃避、脳内旅行でもあるので
テレビでおなじみの内容や芸能人
それこそ日本語(吹き替え含む)より
異国の音や、匂い、空気を感じられるような作品を
真っ暗闇の閉ざされた空間の中で、
五感(第六感)を刺激したいのだ。


でも、やっぱり映画館に行くと
おおっーーーヾ(≧∀≦*)ノと
期待以上の映画に出会う喜びっがある。

『バンク・ジョブ』

ロンドンで37年前にあった銀行強盗事件。
お金や宝飾品を奪うだけのつもりが
貸し金庫の中には、裏社会の秘密
そして王室スキャンダルが!

素人泥棒のちんけな犯罪のつもりが
いつのまにか多くの人を巻き込んで
多量の血が流れていく……

実話なんで、『オーシャンズ11』みたいに
派手でもないけど
クエンティン・タランティーノや
ガイ・リッチーがマドンナと結婚する前の
『ロック、ストッ&&トゥー・スモーキング・バレルズ』とかを
少しおしゃれにした感じ(ファッションが本当にイイ!)。
この手の犯罪群像劇好きな人におススメ!!!

ここ最近仕事でバタバタしている身としては
あぁ、泥棒家業ひとつ取っても
要領を得ない、使えない人間っているのだなぁ。
あたしの仕事は、そんな人がひとりふたりいても
自分の命に危険が及ぶ仕事ではないから、いっか。

変なトコで、ポジティブ・シンキングになりました。

「女子にとって、友情は死活問題なの!」

『SCANDAL』で京香のムスメが叫んでおりました。
もちろん大賛成の意見だけど
学生時代の友情と違って、
OVER30の女子の友情は

既婚か未婚か、子どもがいるかいないか、
(ひとりかふたり以上か)
さらには家庭の経済事情が絡まり
距離が移り変わっていくもの。


女友だちバンザイ!と常日頃騒いでおりますが
現実は、連絡が取れなくなったり
年賀状だけのやり取りになったり
相手が一番困窮しているときに、傍にいられなかったり
それ以前に必要とされなかったり(*-∀-)ゞいろいろ。


そんななか、関西に、実家のほうにUターンした
元同僚・女友だちが東京出張の合間に時間を作ってくれて
会ってきました。
丸の内Zuccaでカフェランチ。
いやー丸の内、ここだけ格差社会、別世界ですね。
H&Mだ、ユニクロだ、ZARAだ、と
女性誌でも「かわいい値段」と銘打って
手頃なブランド大流行りのなか
この界隈ラグジュアリーですなぁ。
不景気と閉塞感叫ばれている今こそ
ゲイとアラフォー女子が消費社会に役立たねば!と
お金遣ってきましたよん。早く来い来い給料日!

って、話は逸れたけど、一年ぶりに会っても
話す内容は、会社の噂話に、芸能話
ジェネレーションギャップや、社会情勢について。
世の中にとって何の生産性もない会話だけど(笑´∀`)

次から次へと止まらぬマシンガン・トークに
やっぱ女友だちサイコー!


なんかね、ここ最近、どんな建設的で
結果を生み出す会話だろうと
男の話には聞く耳持たんのですよ。
それを象徴してるのが、来週最終回の『篤姫』
前にも書きましたが、あたしが大河を見るのは
三田佳子先生の『いのち』以来。
本格的な時代劇、歴史好きや、三谷大河好きには
納得いかんドラマでしょうが
あたしにしたら薩長の志士たちが、がなり立てたり
幕府と朝廷の駆け引き話になると
あぁーーつまんないっ( -'д-)y-~
奈良岡朋子さんのナレーションで端折ってよ!

特に鶴太郎の、俺巧いだろ演技や
山口祐一郎さんや玉木くんの熱い演技に入ると
トイレタイムでしたからねん。
(逆に“引き”の瑛太くんの帯刀はすごく良かった!)

あーーそれに引き換え、大奥の女性たちの
篤姫を思い遣る演技ったら、この上ない。

もちろん
「わたしは知りたい!
もっともっとたくさんのことを。
もっと広い世界を!」
「知りたいことあらば
自分自身で確かめるものじゃ」

好奇心旺盛に女の一本道を歩く
宮崎あおい演じる篤姫に感情移入して観てましたが


彼女を支える幾島(松坂慶子)
滝山(稲森いずみ)、重野(中島朋子)の
友情にも似た、篤姫への“思い”が大好きでした。

なので、今夜の滝山、重野との別れは
涙、涙で・゚・(ノД`)・゚・
独身の女たちの園を、それはそれで楽しくやっていた花園を
男たちに踏みにじられ、みんながバラバラになるのが
切なかった~。
どんなに離れても、この先会えなくなっても
女(おかまも入れて!)同士、
一緒に笑って泣いて闘った日々は、色褪せない。


ひゃぁーー<(@∑@ll)>
いつのまに12月になってた。


年末進行で非常に忙しくて
テレビも新聞も週刊誌も見てない。

いや、嘘つきました、週刊朝日の
林真理子と黒柳徹子の対談読みました。
週刊文春、阿川佐和子の対談でゲストに来てた
中村メイコの美空ひばり交友録、
寂しがり屋のひばりは、メイコの家に泊まるとき
彼女と旦那・神津善行さんの間に入って
川の字で寝ようとしてたんですって。
「ひばりはセンターじゃなきゃダメなの」って。
そのエピソードに大笑いしたんだけど
若い人に、ひばり伝説通じないか。

いや、先日も職場で『流星の絆』話から
要潤と十朱幸代さんの恋愛報道について話したら
みんなついてこない、ついてこない。
20代の子なんて十朱さん知らないからねぇ。
ついでに森進一が大原麗子と結婚してたことも知らんし
(「家の中に、男は二人要らない」って離婚会見や
「森進一のタンス預金が気に入らなかった」報道で
あたしの中での森進一は、姑息なイメージなんですよね、

彼は絶対紅白で、『おふくろさん』歌いたいんだろうなぁ)
ちなみに大原麗子と渡瀬恒彦が夫婦だったこと
日本国民のどのくらいが知っているのだろう?
昔のワイドショーは、芸能事務所の圧力や
テレビ局の自粛もなくて面白かったなぁ。

いまのテレビ最強のスターはSMAPだろうけど
テレビや芸能マスコミへの最大の悪因でもあるよなぁ。

って、忙しい年の瀬にどうでもいいこと考えてます。
いや、本当に忙しいんだよぉ。
でも、仕事が好きなのかなぁ ってこの年齢になって
ようやく思えてきたのさ。

よくさ、ドラマとかで「会社なんて、あなたを助けてくれない。
本当に大切なのは家族なのよ!」とビジネスマンが
再生していくお話があるじゃない?あるよね?!
それは至極まっとうだと思う。正しいさ。
でも、あたしは使い捨てにされても、
世の中のためになってる仕事かどうかもわからないけど

今一緒に働いている誰かの少しでも手助けになって、
同じ職場の誰かに必要とされてるなら
それは、あたしにとっての“人生の救い”でもあるし
幸せでもあるんだよね。


貴重な休みに何しようかと考えて、出した答えが、
「高校時代からの女友達の家に行って
一日中録画していたテレビドラマを観ながらのおしゃべり」
そんときね、友だちの小1のムスメが
あたしの膝にのったまんま寝ちゃったのね。
子どもの熱い体温や、寝息を感じながら
(決して、あたしは幼児性愛者じゃないよん)
世の親は、これで一週間の疲れ吹っ飛ぶのかな~と
ほんわかした気分になったら、

「いや、それはない!むしろ子どもで倍疲れ」
と友だちに一蹴されました(*≧∀≦)ゞ
まぁ いろんな人生、みんなの人生レッツGO!

少しずつブログも復活していくので
これからもよろしくお願いします。

みなさんも風邪など引かないように、エンジョイライフ!

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