妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

2009年08月

選挙……列に並んだ(゚ー゚;

マスコミはこれから民主党叩きに入るだろうし
「民主に任せていいのか!」と訝しがる人もいるけど
別に「民主」に期待してるんじゃなくて
自民がつくり上げた“政治家や官僚の選民思想、利権主義”を
リセットして欲しいだけなんだけど、あたしは。

日本は政教分離を憲法で定めているはずなのに
そこんとこ誰も注意しないし……。

男気ある人、いないかなぁ。

『3時10分、決断のとき』
上映館数少ないし、面倒くさくもあったんだけど
アメリカで公開されてから、2年あまり。
(アカデミー賞でも2部門候補)
それでも劇場で流そうとした映画会社の人たちの
心意気になんだか惹かれて観に行きました。


いやぁー、はじめて、カッコイイと思ったよ!
ラッセル・クロウ。

ごめんなさい、嘘つきました。(*゚ー゚)ゞ
『プルーフ・オブ・ライフ』っていう
メグ・ライアンの不倫のきっかけになった
世間ではダメダメの烙印を押されてる
その映画でちょっとドキってしたことあるんです。

(オスカーを獲った『グラディエーター』でもなく。
『L.A.コンフィデンシャル』は
作品が大、大、大好きだけど)
ああいう、禁断の相手と逃避行中に恋に落ちるって
シチュエーションおかずに(刑事と犯罪目撃者とか)
“妄想”ご飯何杯でもいけるんですけど。


うん。でもカッコ良かったさ。
話は単純。ラッセル・クロウ演じる無法者を
3時10分発の刑務所行きの汽車に乗せるため
貧困にあえぐ牧場主(クリスチャン・べイル)が
護送するの。そこに迫りくる刺客。

やっぱさ、脚本と役者の演技力って重要~。
早撃ちの腕、寡黙ながらも威圧するパワー
誰をも魅了して止まないカリスマ性

ああ、こういうのを“悪の華”っていうのだろうな~。
人間は生まれながらに「支配するモノ」がいるのだ!と

ラッセル・クロウの演技、佇まいで、納得なの。
対する、クリスチャン・ベイル
『バットマン』シリーズに続き“華のなさ”
これって褒め言葉であって、
今回の妻にも息子たちにも、尊敬の念を
抱かれていない役に真実味。

あたしも、人生振り返れば
なーーーんも誇りに思えるものがないから
彼の気持ちは痛っタタタタ。


西部劇は苦手だよ。
傑作と言われる『許されざる者』さえ…忘却の彼方。
すぐに撃ち合って、人を殺して
アメ公って野蛮のDNA!とさえ思うし。
(日本の侍も変わらないか。
スポーツでなんでもかんでも
“サムライ”ってつけるの違和感。
『バガボンド』の武しゃんだけで、いいのじゃ)
けど、これは確かに見応えあったよ。
面白かったよ。

あたしには縁遠い、男たちの絆(?)に
ジーーーンとしたよ
(涙は似合わない映画)。

政治でもなんでも、「ついていきます!」と
ひれ伏したくなるような人、出てこないかなぁ。

相方の“恋愛”でも、“友だち”でも
ユーミンや安室でも、「ついていく!」と決めたら、
あたし、しつこいよ~(*≧∀≦)

マンガ喫茶で手に取って面白かったのが
『モテキ』
29歳で派遣社員をやっている男主人公が
人生初めての「モテ期」の到来に戸惑うも
女の子たちとの交流に励んでいくお話。

作家の久保ミツロウさん、実は女性だそうで
むしろ女性キャラクターの心情のほうがリアルで
ありがちな都合の良いBOY MEETS GIRLに
なっておりません。


結局、男性は「勘違い」しやすいよね。

あ、あたし?
人生で「モテ期」一度も味わったことありません。
なんか間違った方向で、
人の視線や注目をを浴びてる気はするが。


仕事で残業していると、男性社員がやってきては
あたしに下ネタとかしてくるんだよね。
「マリリンは“下”と“スカ(トロ)”話をすると
喜ぶ、小学生男子並みにうれしそう」

間違った認識が流布しているらしく……。

いや、あたしは渡辺淳一先生のように
ネットリした、触れれば下が熱くなるような
そういったアダルティーな秘め事ならウエルカムですよ。


それが、先日も男性社員何人かが、深夜過ぎ
あたしの机を取り囲んで
「今まで、観たアダルトビデオ(DVD)で
笑ったタイトル」
を話しだしまして…(゚ー゚;

『世界の射精から』
(石丸さんのナレーションはあるのか?)

(『タイタニック』をもじった『パイパニック』は
聞いたことあるけどさ…映画パクリネタで)
『20センチ少年』

(『仁義なき戦い』でしょうね…)
『前戯なき七回』

『老婆の休日』
(コレ言った人、みんなの勢いに乗って言ったんだろうけど
借りて、観たのかな?)


そしたら、すごいまじめな人が、ぽつりと
『フェラず口』 って……。

日本は風俗業界やAV産業のおかげで
平和なのかな?
でも、男が必ず最後に「イっ、イクっ!」って叫ぶのは
AVの多大な影響ではなかろうか、
と。

あたしはAVのタイトル?
さすがに「『凌辱社淫寮』だよね~。
『やっぱりケツが好き!』とかイケるよね~。
『ノンケ100人体育大生連続発射!! 』がおススメだよ!」

とか、言うことはできず
ただただ、笑っておりました。
こんなときばっか、男に囲まれてもな~。

まぁ この年で「モテ期」が来たら、
遅れ咲き、狂い咲きでちょっと怖いか。

もう眠くて、眠くて
昨日も「あぁ この香り、甘くて懐かしい香り…
いつか、どこかで、あたしはこの匂いを……」

>┼〇 バタン!!
『時をかける少女』@原田知世バージョンの
モノマネとかやって、ベッドに倒れこんだら
そのまま朝まで寝てしまった。

普段は、そこから立ち上がって
ユーミン作曲の主題歌を歌いだす
という
大林宣彦監督の映画のエンドクレジットを
ひとりでやってるのですが
こんなネタ、読者の何人がついてきてくれるのだろ?

あたしが少年少女の時代
星新一さん、筒井康隆さん、
そっから新井素子さんへと
“身近なお隣りSF”本が大好きでした

日渡早紀さんの『ぼくの地球を守って』とかね。

未来から、「キミに会いに時を越えてきた」
ドラえもんじゃなく、『ターミネーター』の
カイルのようにカッコイイ男性が
いつの日か、あたしの前に現れるんじゃないか、
って
ずっと夢見てた。

いまは、あたしが時を越えて
過去に戻って、彼の学生時代を見てみたいな。
西原理恵子さんの『いけちゃんとぼく』を読んで
涙ポロリ。

夏休み旅立つ前に、飛行機の中で読もうと
成田で買ったのがCREAの読書特集。
結局ちっともページを開かず
やっと読みました。

なぜか、この夏は「松本清張」にハマリ
長編を再読したり、宮部みゆきさん選の
短編集を初めて読んだり。


男の僻み、コンプレックスって、やーねぇ。

あたしは好きな作家で、読んでいくので
あまり新規開拓はしないんですよね。
さらに世間で人気の東野圭吾さん、
伊坂幸太郎さん、それこそ村上春樹さん
男性作家って苦手で

(馳星周さんと吉田修一さんくらいかなぁ?)
コレじゃいかん、っていうか
CREAを見て、もっと色んな方のを読みたいなぁと思い
(編集部のみなさん、ありがとう)
買ったのが、道尾秀介さんの
『向日葵の咲かない夏』
誌面のインタビューで、
渾身込めて小説に向き合ってるような
印象を受けたので。


でーも、この話、ネタバレになっちゃうから
感想書けないよ~。

まぁ あたしは生まれ変わるとしたら
ドクロのマークの入った黒猫なんだろうな
、って
『悪魔の花嫁』読んでる人しか分からないネタですね。
男の作家さんって、松本清張の時代から
ラストシークエンスで、読者に「アッ」とか
「ドーーン」とかさせることに
全力注いでる人が多いような。


ええ、そうなのかΣ(゚д゚;)!
って素直に驚くイイ読者でしたよ、あたし(*゚ー゚)ゞ

ブログでネタにするようなことじゃないけど
あたしの日々の感情の記録でもあるんで。

高校時代からの親友が永眠したんだ。

お通夜、告別式に行ってきました。

父親や家族の葬儀のときは「悲しむ遺族」の
役回りに没頭していれば良かったけど

友だちのときって、身も、気持ちも
置き所がわからない。

こっちの主観的な思い入れと
相手や、周囲の客観的な距離感が
違ったらどうしよ、
あたしは彼女にとって、ちゃんと友だちだったのかなぁ?
今回、闘病中「元気になったら会う」という
彼女の希望で、結局最後会えなかったのだ。
彼女も、大学、職場、ママ友といろんな出会いがあって
そんななかあたしは、
ツラい時に力になれないのかなぁ、なんて思ったり。

あーーーバカみたいですね。
傲慢ですね。サイテーですね。
友だちの葬儀参列で、自分の存在意義迷うなんて。

本当にバカ。
16歳で出会って22年。
めちゃくちゃ仲良かったじゃん。
誰がなんと言おうと。


高校の仲良しグループで、
結婚後も家が近いこともあり
(神戸に嫁いだひとりはなかなか会えんけど)
誰かになにかがあればすぐに集合。
もうね、なんでも話してきたんだ。
お互いの恋愛も、不平不満も悪口愚痴も。
あたしのすべてを知ってる。
預金通帳も給料明細も知ってたもん。

彼女らが結婚したときも、
子どもたちが生まれたときも
いつも一緒にいた。

彼女の旦那の相田みつを好きに
「気持ち悪い!」と言い放ったり
彼女の小学生の娘たちと
「ジャニーズで誰がカッコイイか」
マジ言い合いしたり
彼女の子どもを介した人間関係の相談に
「面倒くさっ!イヤなら断ち切ればいいじゃん!」と
冷たかったあたし。

なのに、彼女はあたしの仕事の愚痴も
彼と別れる!と毎度の叫びにも
「あんたは、大丈夫だよ」と。
いっつも笑って「大丈夫だよ」と……

ねえ、全然大丈夫じゃないんだけどーー。

今日告別式に行くのイヤだったし
長いお経に飽きちゃったし

あんたの旦那に「おまえのこと気にしてたんだから
最後に見てくれ」って言われたときも
涙で、全然見えなかったよ。

異性の友だちが嗚咽してて、親戚引いてなかったかな?
そうそう、昨日のお通夜も
お寿司、デカイとり箸で食べちゃって注意されちゃった。

ねえ、独身時代の実家も
新婚のアパートも、旦那の社宅も
念願のマンションも、
あたしは22年間何十回通った?
まだケータイのない学生時代は
家の電話コードを引っ張っったり
入院してからは当たり障りのない
芸能ネタばかり送りつけたけど、
電話やメール何百回やりとりした?
友だちに順番なんてないし
会わなくても、大切な人はいるけど
こんなに長い間会って、こんなにしゃべった友だちは
ほかにいないよ。


今日、あたしの一部が確実に失われたよ。
サヨナラ スクールデイズ。

こんな悲しい思いなんて二度としたくない。
絶対みんなより、先に死のうっと!

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