妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

2009年09月

なんだよ!シルバーウィークってヽ(`Д´)ノ
そのせいで9月前半は怒涛の仕事。
連休初日、朝までオーバーナイト・ワーク
昼過ぎに起きました。
後半も会社に出なきゃいけなくて
なーーんだ、ただの週末じゃん。

このドタバタの中でも、休んじゃう輩もいるし
自分の非を絶対認めず
逆ギレでみんなに迷惑かける困りモン

どんなに切羽詰まった状況でも
ひとりマイペースに流れを中断させる人
非常事態のときこそ
その人の仕事の価値観や処理能力って
如実に出てくるよね。

あたしは仕事がデキナイ分、
苦境や責任から「逃げない」よう、
それだけは心がけてます。

って、プライベートが暇な分
仕事しかないのか アハハハо(ж>▽<)y ☆

まぁ なんでも首を突っ込んじゃう性分が
災いをもたらしてるのかも。

もし、職場で殺人事件とか起きたら
素人探偵やっちゃうのか?

2時間ドラマじゃ、弁護士や消防士のような
「士(さむらい)族」はもちろんのこと
家政婦、温泉仲居さん、町内会長まで
事件解明に乗り出しますからね。


製作費のゼロの数が違うだけで
同じ様相を見せてるのが
ハリウッドのスター男優さんたち。

演技の実績や興行的価値を認められたので荷が降りたのか
(いま、それを必死こいてるのがブラッド・ピット)
警察官やら、学者はまだしも、一介の市民が
拳銃バンバン撃ち放ち、地球を守ったり
テロから街を守ったり……

そして、どんどん年の差が離れていく若手女優を傍らに
そんなにカッコつけたいんかっ!!!
トム・クルーズ!ハリソン・フォード!
ニコラス・ケイジ!そしてデンゼル・ワシントン!!!

ただの地下鉄職員が、見事なカーチェイスに
最後は銃をぶっ放しての犯人追い詰め。
『サブウェイ123』

仕事で忙しくて、なーーんも考えたくなかったから
とにかく「これぞ、ハリウッド!」てな映画を
観たかったんだけど、
本当になーーんも考えなかった(≧▽≦)
そして 残るのはデンゼル・ワシントンの
「俺ってかっこいい!俺っていくつになってもヒーロー」の
ナルシス臭。
それは敵役のジョン・トラボルタも。
日本だって、田村正和、織田裕二、キムタク、
ど真ん中の男優スター街道を歩くには
そのマンネリさが、最大必要なんだろうなぁ。
そして、そんな「ど真ん中」に“男”としての
魅力を感じないんだけど、
その「プロ意識」 一緒に働くのはイイかも。


むきゃー 全然更新してないや。
っていうか、ネットやテレビのNEWSも見られず
世の中で何が起きているのか、サッパリわからん。

仕事で「新政権の補正予算を埋蔵金から回す云々」って
話が出たとき、
「やだ!└(゚ロ゚;)┘いつのまに徳川埋蔵金発見?!」って
マジで舞い上がっちゃったわよ。

仕事の合間にマンガの最新刊
『バガボンド』又八とお杉おばばのやりとりに泣き
『君に届け』ドギマギし
ドラマ『ブザー・ビート』
手術のような大事を今カノに報告せず
元カノに付き添ってもらう
直輝(山P)の無神経さにムカッーーとしておりました。
と、思っていたら、いつの間に最終回(;'Д';)アヒャー
北川景子ちゃんのスティック演技にドギマギしたいゆえ
毎週楽しみなドラマでしたよ。

仕事で忙殺されてたんだけど
ストレスも相当なもんで
(あたしの周りには、その倍ストレス返し)
「このままじゃ、死ぬ~っ(;≧ж≦))」
不平不満も悪口もすべてさらけ出せる
相方と、女ともだちキリコを誘って
タイ料理(毎週行き過ぎ?)に行ってきました。
目黒駅近くのタイ宮廷料理「ゲウチャイ」
みなさんもぜひっ!

$妄想特急$妄想特急
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したらね、いきなし相方が倒れちゃったんだ。
貧血かなぁ?
座り込むあたしの腿に頭を乗せて
まさに「助けてくださぁーーーいっ!」
♪Your love forever
瞳を閉じて 君を描くよ それだけでいいぃーー♪


「ぼくは死にましゅぇーーーん!」
「あたし、おじいさまを殺してしまったっぁー」

と並ぶ、一度は大声で叫んでみたい三大名セリフのひとつですよ。

大丈夫なのかな?じつはこれが2度目なんだ。
大映ドラマみたいな展開要らんがなー。
あたしの怒りの炎や、燃えさかる感情を
発火もさせるし、唯一鎮火させることのできる人だからさ。

ずっと元気でいてほしいのさ。

先日亡くなった友だちの旦那から
「(お墓に入る前に)会いに来ないか?」って
連絡をもらい、会ってきました。

ドラマみたいに遺骨に話しかけたり
「また、来るね」なんて言葉もかけませんでしたが。
そもそも、友だちの長女に
「マリリンは、いつお線香あげるの?」て
言われるまで、くっちゃべってたし(≧▽≦)

行く前は、あの通いつめた家に行くのも
これで最後なんかなぁ?
旦那はタメで、すんごく気軽にしゃべり易い人なんだけど
正直、この先一緒に飲みに行くとか想像できないよなぁ、と
思ってたりしてたんだ。

でも、母親である友だちと同じように
「○○○~」ってあたしの名前を呼び捨てにして
「○○○は、嵐のベストアルバム買った?」
「○○○の彼氏は元気なの?」
「中学に入ったら、あたしは何部に入ったらいい?」
次から次にしゃべりかけてくる
ふたりの娘の姿を見てたら
彼女たちの中に、友だちが確実に生きてる!

相談や悩みがあっても聞く耳は持たないけど
(そこは、子どもだからと言って、特別視しません!)
あたしが「紫のバラの人」にならねば!と。
金の問題なら「マリリンがなんとかするからね!」と
宣言してきましたよ。


♪僕が生き急ぐときには そっとたしなめておくれよ

悲しくて 悲しくて 君のこと想うよ
もう二度と会えなくても 友だちと呼ばせて♪


あと、全然関係ないんだけど、
やっぱネットって怖くて、自分の顔写真とか
載せるの躊躇してたんだけど(そもそも放送禁止顔)
顔を隠すやり方、分かったよ。
とりあえずエジプトの写真載せてみるので、
良かったら見てください。
ここ

ハァーーー なのか ふぅーーー なのか
忘れてしまったけど

最後のページを読み終えた瞬間
慈しむように、本を抱え
甘美なため息を、もらしてしまった。


山田詠美さんの『学問』

彼女の作品は完読しているんだけど
この最新刊、なぜか“秋”に読みたかったのだよ。
で、9月に入って速効で、
夢中になって一気に読みきったよ。
いやーーー、これぞ文学!!

4人の少年少女が性と生の輝きを学ぶ
10代の頃のお話。

コバルト文庫の富島健夫先生が紡ぐ
思春期の官能小説になるところを
(それはそれで夢中になって読みましたが)
もしくは、幼なじみへの片思いの恋心を
描く少女漫画になるところを
人間の欲望の目覚めを
美しい日本語で、文章に変えて

普遍的な“文学”に昇華させてくれるの。

もうね、本を抱きしめながら
「読書よありがとう!文学ありがとう!
山田詠美さん ありがとう!
恋愛バンザイ!欲望バンザイ!」
って
感謝しちゃったよ。

さっき、「10代のお話」って書いたけど
章の頭に、それぞれの死亡記事が記載されてるのね。

普段、人って「自分が死に向かって歩いている」こと
忘れてるっているじゃない?
だから、誰かが闘病して、死んじゃうストーリーの
ドラマや映画観て「感動しました!」と泣く人も多く。
いや、「おめえが、明日死ぬかもしんないのに
よくのんきに感動できるなぁ」って、
あたしは、いっつも引っかかってたんですよ。

現実は、みっともなく死ぬかもしんないし
不慮の事故であっけなく死ぬかもしんない。
でもね、ここに出てくる登場人物たちは
文字で綴られてる10代のときから
事実を述べられただけの死亡記事までの間
この小説では描かれていない月日の中も

“欲望に忠実に”生きていたんだろうなぁ、と。
「ちゃんと死ねたんだろうな」
そう思えて、読後幸せになれるの。
書かれてないのに、描かれてる人生。
その筆力!山田詠美さんは、やっぱすんげーー!!


また、この作品に出てくる4人は
山田詠美さんが『風味絶佳』や『無銭優雅』等で
それこそ『ぼくは勉強ができない』の秀美とか
昨今描くキャラクターのように
自律(立)していて、憧れるような存在でも
「自分の世界に正直に我が道を往ける」大人でも
決してないんだよね。

誰からも一目置かれる心太だって、
家庭に屈折した思いを抱いてるし
恋愛になす術もないの。
そんな彼らが、なかでも主人公の仁美が
“少女”から“女”になっていく過程が
丁寧に描かれていて、

無我夢中でこなしていた、あの頃の“学問”が
反芻されました。
そして、またひとつ、ため息。

そっか、あたしも今日から自分を「性の奴隷」ではなく
「欲望の愛弟子」と呼ぼう!!

何度も書いてますが、この世に生を受けて
ユーミンと、山田詠美さんが
「せつない」という感情をあたしに教えてくれた。
それも、また『学問』

「忙しい」って「心を亡くす」
しょっちゅう言われてることだけど実感。

そんなとき、カード会社から職場に電話。
「マリリンさん、日本にいらっしゃいますよね?
マリリンさんのカードが今、アメリカで
高額商品購入に使われているんですけど…」
と。

オォォーーー!! w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!!
これが、噂のスキミング!!
エジプトかなぁ?今回はいつも以上に気をつけて
有名ホテルやディナークルーズとかでしか
使用してなかったんだけどなぁ。

一気に使われてるからカード会社の人も
「怪しい?」と気づいたみたいなんだけど
ちょっとずつだったら、カードの明細なんて
あたしは普段見ないんで
ずーーっと気づかんかっただろうな。
かざすだけで、情報を抜きとる機械があるそうで
秋の連休で旅行とか行かれる方、気をつけて!

あたしの職場は職業柄、それこそ“働きマン”
責任感や負けん気も強く、仕事も有能
そして頭の回転も速い女性が多いんですよね。

そんななかあたしと一緒に働いてくれる派遣の子は
愛きょうもあり、とっても可愛い!
仕事より、みんなと仲良く楽しく働きたい子なの。

もうね、突然現れた異質の存在に、男性陣メロメロですよ。
「あんた、業務上関係ないでしょ!」ってな
ほかのフロアの男たちまでもが、彼女にアプローチ。
「草食系ってなに?本当にそんな人いるの?」の勢いで
あからさまに誘いをかけてるんですよ。
ある意味、男の「男たる本能」を呼び覚ます能力に
長けている女の子なのかもしれない。


面白くないのはあたしですよ
決して“嫉妬”ではなく(笑)なんて言うんだろ?
やっぱり、「男は、“若くて可愛ければ”いいのか?!」って
当たり前の事実を、今さらながら突き付けられたっていうか。

(だって、今までの職場って……若くて可愛い子って、
あんまりいなかったんだもん…これも失礼か)
同僚の男子には「頭のなかでどんな妄想してもいいけど
実際に手は出すな!」って戒厳令敷きました(やっぱ嫉妬?)

まぁ実際は、彼女が誘われて飲みに行くたびに
なんか起きないかな~って
ひとり、下世話に盛り上がってるんですけど(≧▽≦)

まぁ、あたしも“格好良ければ”
押尾学でもいいんですしねん。

そんなあたしが、今週「心を取り戻した」のは
『きょうの猫村さん』第4巻
笑った!幸せな気分!
(『3月のライオン』新刊は、ちょっと重いしね)
岸カオルみたいな男の子いないかなぁ?

「あの灯り、一つ一つにも物語があるのだろうか
誰かの帰りを待っているのかな
あなたを待つ灯りはどれですか?
それともあなた自身が誰かを待つ灯りかな
だけどあなたの待ち人はあなたに辿り着けないかもしれない」


「あなたが 眩しすぎるから」

言われてみてぇーーープー!(*≧m≦)=3(いろんな意味で)

「もうなんだか、
もうわからないわ
どうしたの私?!」
とうろたえる犬神家の奥様

メロドラマに重ねて、興奮する猫村さん。

人は真剣なときほど、滑稽なんだよね。

「出会うべくして出会い
引きさかれるべくして引きさかれ
しかし、必ずや一緒に…
そんな運命にまどわされる一組の男女!」


猫村さんが大好きなドラマ『黒い別珍』の文句のように
恋愛って、運命じゃないんですかーー?!

「若くて可愛い女に」走ったり、ニヤけたりするのって
安直すぎる!!ヽ( )`ε´( )ノ ブーブー!!

やっぱり、嫉妬か。

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