妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

2009年10月

いまね、すんごい気になることがあるんだ。

象印のCMが桃井かおりさんになったじゃない?

あたしが物心ついたときから
象印といったら、

岩下志麻さんなわけで…

消費者の「若返り」を図って
たとえば綾瀬はるかちゃんや戸田恵梨香ちゃんとか
もしくは「男が喜ぶ理想の奥さん」ってことで
壇れいとかが起用されたのなら、納得できるけど
桃井かおりだったら、わざわざ代えることも…。

桃井と岩下姐さんって言ったら
清張先生の『疑惑』コンビじゃないよ。
もう大好きな作品ですっ!
山田ベルさんも、北林谷栄さんも、まさに女優「最後の聖戦」

それに、あたしが、ワインが飲めないのは
「体がアルコールが受け付けないから」じゃない!

赤ワイン=白い服にこぼすものって
洗脳されてんのよっ!

梓みちよと、この映画の桃井&岩下コンビに。

桃井が演じた鬼塚球磨子って役名もすごいけど
今や、あんな風に生命保険かけて
男を騙し殺す犯罪、いたるところでありますからね~。
そして、何人もの男を手塩にかけた女犯罪者ほど
そんなにキレイじゃないのはなぜなんだ?

それはともかく
岩下志麻さん、元気なのかしら?
渦巻く疑念。

昔、青山の路上で、知人らしき女性に
「○○ちゃ~ん」と駆け寄って
ハグして挨拶してた姿をお見かけしたんだけど
彼女こそ「ザ・女優!!」
ついでに、あたしが彼女のエピソードで好きなのは
「極度の近眼で、庭にいる白い犬をずっと呼んでたら
じつは、草むしりしてるお手伝いさんだった」
ってお話。

職場の人たちのお子さんの学校では
休校が相次いだり、
お子さん自身がインフルにかかったり
ヒタヒタと、着実にウィルスが忍び寄ってきてるよ。
日本中の人がかかったら、どうなっちゃうの?

よしながふみさんの『大奥』では
男性の多くが伝染病で死んでしまい
江戸時代の将軍は「女性」だった!ってお話だけど
あたしの脳内の世界では、
女性がかかって、世の中からいなくなり
「ゲイ」であるあたしたちが
ノンケ男子のお相手をするってのが
桃源郷だなぁ

なーーんて不謹慎。

会社で季節型インフルの予防接種は受けたんだけど
例年の何倍もの人が押しかけワクチン足りなくなったんだって。
接種場所は、20年前あたしが足繁く通った大学の近く。
ガラス張りの校舎になったり、
学校自体は大きく変貌したんだけど
ギターが並んだ楽器屋さんや、古本街、
街の風景や匂いはそーーんなに変わってなくて

ついつい、あの頃の自分を探しちゃったり…
もうすごい時間は流れてるのに。


当時、あたしがすんごくすごく好きだった人は
学校近くでバイトしてて
通いつめましたよ。

お茶の水(って街の名出しちゃった)で授業が終わると
あたしは羽田空港でバイトして、
またお茶の水に戻って、彼の終業時間まで待って
そんで少しだけしゃべって
そっから横浜の実家に帰ってたの。
って、距離感分かる?
その合間に、日中彼に電話して
(ケータイとかない時代ね。
10円玉何十枚を手にして、学校の公衆電話から
ひとり暮らしする彼の部屋に)

家に帰ったら、電話の子機を抱えて(親が起きないよう)
自室の片隅から、またまた彼の部屋にコーリング。

明日また会えるのに、「もう切るぞ」って言葉が怖くて
沈黙にならないよう、必死にしゃべり続けてたなぁ。

(冬場は、トイレ我慢し続けてね)
彼としゃべってるときの自分が、
自分史上いちばんつまらない自分に思えて

「今日の僕は、ダメだけど、明日の僕はもっと“イイ”から」
彼の記憶のなかの自分のレベルを
もっともっと上げたくて、毎日のように
敗者復活戦に懸けるように、電話してたよ。


いまの彼になんて、用件しか電話しないもんね。
ほとんど「了解」「ありがとう」のひと言メール。
「お前は、面白くない」とも、しっちゅう言われるしね。
でも、全然平気なのは、自分のなかの“炎”が弱まったのか。
“火”の燃え方が変わったのかなぁ?

すんません、仕事が朝までかかりそうで
“過去の思い出”に逃亡中。

Sweet Heart
写真立てにはおどける二人
今日を知らずにキスしてる
Sweet Days
何に負けたの
わからないことがくやしいだけ


ユーミンのコンサートでは、この歌の演出すごいんだよね。
噴水バーっ!!や天から天使がくるんくるん降りてきたときも
ギャアァァァァ━━━━━━(゚Д゚|||)━━━━━━!!!!!
鳥肌もんだったけど(分かる人は分かって!)
ステージ全部が、ユーミンのドレスになったときの
衝撃といったら……。


( ゚д゚)ハッ! 20年経っても変わらないもの。
あたしのなかを駆け抜けるユーミンのメロディ♪

このブログを読んでいる人はご存知のように
(ってご存知なのか?)

あたしの、恋愛、いや人生、人生まではいかないか
“せつなさ”の神様 御三家は
ユーミン、山田詠美さん、北川悦吏子さん です。

内館牧子先生は?
あの方は2ちゃんやネットでいうところの
「ネ申 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 」の“神”
って、この違い分かる?あたしも書いててわかんない。

彼女たちが入魂で描いてきた作品については
ここでも、どんなに好きかその“思い入れ”を書いてきましたが
(心のベストテン第1位恋愛ドラマは『最後の恋』)
そんな北川さん、ずっと闘病してて、
少しずつ元気になられて、ブログを再開したんだ。

あたしのブログに来てくださる方は
ドラマ好きの人多いと思うので
ぜひ!ぜひ!→ 「今日のこと。」
勝手に紹介しちゃうけど。

病魔との闘いも、日々のできごとも率直に語り
ドラマ同様、綴る言葉が本当にステキで
(言葉ひとつひとつが“生きてて”心に届いてくるの)

「ブレンディのCMの原田知世と子どもの関係は?」とか
考えてたり、ご本人もすんごい可愛い方なんですよ。
あたしは、当たり前のように「おばと姪(貴和子のムスメ)」だと
思ってた。
オシャレなおばの家に行くたびに
アイスコーヒーやカフェオレなど“おとなの味”を
覚えていく姪っ子の設定なのかと…。
そしたら「親娘」なんだって∑(*'д'*)
良く言えば「お上品」
悪く言えば、距離感感じるんですけど……。
『千と千尋の神隠し』で、母親演じる沢口靖子の声が
冷たく他人行儀で、千尋にとっては継母なのかなぁ、と
映画観てる間、そればっか気になってたの。
それとおんなじ感覚、抱いてたんだよね~。

こっからは、すんごいくだらない都市伝説の域なんだけど
知世ちゃんって、いくつになっても、その清楚な佇まいから
「あんな顔して、じつは…」てな
ある種のマニアの人の性癖をくすぐるのか
スカ○ロ好きって噂があるじゃない?って
そんなの新宿2丁目でだけ?
あと、西○秀○さんも……。
だから、ふたりとも、アノ手の色合いのCMに出るのかなぁ?って
勝手に思ってたんですけど。「ヒデキ!カンゲキ!」って。

す、すんません。すんませーーーん。
こんなこと書いてしまって。

軌道修正して、と。

前にも書いたけど、あたしは貧血で倒れるときは
脳内で「だ、だれ?そこにいるのは?
なに?この懐かしい匂いは……?ラベンダー?」

バタンっ!とひとり『時をかける少女』をやります。

あとね、今からン十年前、中学校の文化祭で
突然雨が降ってきて、
フォークダンスが中止になってしまったの。

なす術もなく、体育館に集められる生徒たち。
そしたらね、学校の有名人がステージに上がって
歌を歌いだしたの。

サザンの歌とかで会場は大盛り上がり。
で、なぜか、あたしも担ぎ出されて……
えっ、えっーーー(;゚Д゚艸)
そして歌ったのが「逢いたくて、逢いたくて、逢いたくて
あなたに、すぐに♪」

知世ちゃんの『早春物語』
(当時、この歌大好きだったんだもん)
このテンポに、最初は戸惑うみんな。
緊張のあまり泣きながら歌うあたしに
(イメージは昭和のレコード大賞受賞後の歌唱)
同級生、先生たちは温かい笑いと歓声を
送ってくれたのです。

じつは、あたし、人生で緊張した記憶って
そんときくらいなんだよね~。
人生で、焼きついて離れない記憶のひとつ。
(もっとスポットライトちょーだいっ!と
恍惚の瞬間・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・)


そして、歌詞のなかにもある

「ほかの誰かに、愛されるなら
あなたのために、悲しむほうがいい♪」


は、その後のあたしの恋愛DNAに
深く深く刻み込まれました。


今日の空は気持ちいぃっーーー

「なすべきことをしてくださいっ!」

本日、大学時代の女友だちと会う約束を
ランチに変えてもらったのは、
このドラマを観るため。
そう、『JIN-仁-』第3話

コロリと闘うため、多くの人の命を救うため
緒方先生をはじめ医学所の人や
職人さんたちは、点滴の道具をつくり
恭太郎(小出くん)や勝海舟(小日向さん)らの
尽力で、幕府はコロリ対策をはじめ……
「なすべき」ことを全力でしている彼らの姿に、
龍馬の「仲間が欲しかった…でも自分が信じる道を行き
それが正しければ、仲間はついてくる」
って言葉に、
日本の「夜明け」が、眩しかったよぉーー。

もちろんこれはマンガを基にしたドラマだし
そもそも、本物の幕末なんて誰も見てないから
真実は分からないけど…
生きていくだけで精いっぱいの時代
それは、誰もが、精いっぱい「人生を生きて」たんじゃなかろうか。

少し前に、ロストジェネレーションの
フリーライター・赤木智弘さんが
「戦争でも起きない限り、ぼくたちの世代ははい上がれない」
本を出し、話題になったよね。
もちろん、いまのワーキングプア、格差社会を訴えるために
彼は、極端な言い回しをしてるんだけど
いや、それでも「戦争を引き合いに出すのは…」と
あたしは相容れなかったんだけど……

でもね、本当の「戦争」じゃなくても
なにかと「闘う」時代にならないと、
いまの日本はヤバいんじゃ、とも思います。


今のあたしはね、「自分探し」とか「自己啓発」とか
その手の話題、書籍にはまったく興味わかないの。
じゃぁ 今いるお前はなんなんだよっ!
「本当の自分じゃない」って、自分で自己否定して
誰がお前評価するんだよっ!

いま、なすべきことしろっ!!
って、普段「妄想」ばっかりしてる人間に
言われたかないだろうけど…

あたしは、仕事でも、恋愛でも
なにを最優先にすべきか、やるべきことはなにか
感情も、処理能力もいっぱいいっぱいで
迷ったり、自分を顧みたりする余裕ないんだもん。

(確かに、そんなんだから向上のない人生なんだけど…)

不謹慎な言葉を書き連ねるかもしれないけど
うちの会社も精神的な理由で、ずっと休んでる人を
解雇することになったのね。
で、辞めさせられた人は弁護士を雇って争うみたいなんだけど。
「弱者を切るな!」って。
でも、あたしからしたら、仕事をまったくせずに
毎月給料だけはもらってるあんたのほうが
よっぽど強いわいっ!

アメリカみたいに「戦争」ばっかして
その精神的な後遺症を抱えた人が増大してる国もあるから
なんともいえんけど
生きるか、死ぬかで必死にならなきゃいけない時代なら
精神的にどうとか、「本当の自分は、前世は?」とか
言ってられないんじゃないかなぁ。

今より貧しくても、不便でも
一生懸命「生きる」んじゃなかろうか。


ごめんなさい、なんだか今回の『JIN-仁-』を
観てたら、普段モヤモヤしてたことが噴出してきて。

それくらい、このドラマに出てくる登場人物たちは
誰もが、なにかと「闘って」生きてて、

愛すべきキャラクターなのだよ。

そんな仁にも「歴史は大きすぎて」
怪我を治して救ったタエさんが辻斬りに遭って死んじゃうの。
息子・喜市が病魔から助かったときに
泣き崩れた姿に、もらい泣きしてたので
本当に、悲しかったよ。
(『戦国自衛隊』の切なさ再び)

力及ばない自分を嘆く仁に、咲は
「あたしは、先生に会って変わりました!」と。
(「戦に勝ってから、家に戻ってきなさい!」と叱咤激励する
咲の母親・麻生祐未にも、また涙)

そう!人は「歴史を変えられないかもしれない」
でも、人の出会いは、未来を変える。

あたしも、今日会った女友だちとは
出会って20年、
別に世界が変わるような話でも
社会の役に立つような話でもなく
ただ延々とくだらない話をしてるだけの年月なんだけど

あたしの歩いてきた道に
確実に影響を与えてる友だちのひとりな訳で

彼女の羽がはばたいたら、あたしの中に嵐は起こるのですよ。
byバタフライ・エフェクト

本当にね、ドラマを観て、胸を熱くし
いろんな記憶や感情が呼び覚まされるなんて

いつ以来だろう?

会社を飛び出して向かったのは新宿2丁目!

ユーミンナイト
行ってきました。もう5回目!
じ、じつはユーミン大好き(最近は東方神起狂い)、
毎回このイベントに同行してくれてる女友だちが
仕事で間に合わず、たったひとりで行ったんだけど
淋しさにも負けず(笑)
行って良かった~。

M☆nightドラァグクイーンのアルピーナちゃん
形態模写も、しゃべり声も、そして会話の機転も
ユーミンが“降臨”してきたような
まさに“神”がかりのそっくりさだし


なにより、マイミクで勝手に追っかけしてた
バビ江ちゃんと何年か越しで(まさにストーカー)
やっと初めておしゃべりできたのだ。

ユーミンのライブに行かれた方は、よくご存じの
『時のないホテル』の空中パフォーマンス。
(あたしは、もう鳥肌立ちまくりだったんだけど)
あれをね、クラブの狭いステージで実現しちゃったのですよ!
「おぉーー∑L(゚∀゚L)、その手があったか!」と。

ユーミン本人が見たら、泣いて喜ぶんじゃなかろうか。
(アルピーナちゃんもバビ江ちゃんもユーミンの
お誕生日パーティーに呼ばれたんだよ!って
あたしが自慢してどうする(*≧∀≦)ゞ)
ユーミンファンで埋め尽くされた会場のお客さんも
大喜びで、拍手喝采でした。

あーーー無理してでも行って良かった。

そんな盛り上がりを後に、1部のショー観て
終電で帰ったのだ。
というのも、相方が最近貧血で倒れたりしてて
(そんなキャラじゃないのだ)
精密検査を受けに行くのを
朝早くから付き添わねばならず…。

あたしが気管支の病気で幼いころからかかってる先生の
ところに連れてったんだ。
採血の注射の針も見れないヘタレでしたよ(ノ◇≦。)
しかも「エイズの検査もできますか?」とか
突然聞くしぃ…その先生は、あたしの母とかも通う
(父の癌を見つけてくれ、看取ってくれた)
ホームドクターでもあるのだよ~。
親の耳に入ったらどうすんだよっ!!


本人はいま、のんきにタイ語のレッスンへ。

その合間に観た『パイレーツ・ロック』
あたしは思春期のころから、ザ・ベストテン、ヒットスタジオ
アイドル歌謡と、ユーミンの邦楽一辺倒だったんで
そんなに洋楽に思い入れがないんだけど
すんごい良かったよ。(σ≧∀≦)σ
ブリティッシュ・ロックやミュージック好きな人には
たまらんのじゃなかろうか。
(資生堂のUnoのCM好きな人も必見)
あたしでさえ、体と心が踊りだしちゃうっていうか。
昔、ユーミンが賞をもらったときのスピーチ
「世の中にはいくつもの職業がある。
でも、あたしは人の心まで届くことのできる
“シンガーソングライター”という職業に就けて良かった」

その言葉が、いま、あたしの心に届いてます。
音楽の力ってすんげぇ。

ユーミンの歌を、ステージを、彼女本人を、
そのショーマンシップを好きで、好きで、

同じように追いかけ続けてるたくさんの人たちと、
昨日みたいな夜を過ごせて良かった。

↑このページのトップヘ