妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

2009年11月

なんだかんだと、今秋視聴続けている民放ドラマは
『JIN』一本のみ。

てな訳で、昨日は帰り道TSUTAYAに行って
借りました。 『クライマーズ・ハイ』
(誰かに、いつか薦められた気がして)
NHKでやってた佐藤浩市主演のほうね。
(これまた、誰かにTVのほうが面白いって
言われた気が…いったい誰にだ?)


前編と後編の2枚に分かれていて
「今夜は遅いし、前編だけ…」とキュイーーンと
DVDを差し込んだら、
面白いっ!!!って書くと不謹慎な内容だけど
夢中になって全部観ちゃった。
後半の「日航機墜落事故」の事故原因を
一面に載せるかどうか、締切と取材のせめぎ合い、
編集部と販売局との攻防、

観ているこっちまで「クライマーズ・ハイ」ですよ。
―登山中に興奮状態が極限にまで達し
恐怖感が麻痺すること―

正直ね、日航機の事件は、うっすらなんだよ。
あたしは、記憶力、特にテレビの画面を通して観たものに
関しては、観ていたときの環境も含め
かなり鮮明に覚えていると、自負しているんだけど
この世界最大の飛行機事故に関してはね
女の子が救出されたのが、唯一の記憶かも、なぜだ?

昔って、職場の自分の席で、書類に囲まれながら
あんなにタバコをバカスカ吸って
よく火事にならなかったよなぁ。

いま振り返れば、飛行機にだって「喫煙席」あったし
東海道線には椅子の横に
パカってあく吸いがら入れさえあって
(時にガムの食べ残しつまってたり)
なんて怖ろしいことしてたんだろうね。

とにかく、佐藤浩市、大森南朋、松重豊さん
光石研さん、岡本信人
(←なぜか呼び捨て)
岸部一徳さん、杉浦直樹さん(←すごい迫力!)
役者さんたちが「プロ」の仕事をして
(赤井英和の下手さが目立つ)
新聞記者という「プロ」の仕事に打ち込む姿を
見せてくれて、目頭が、胸が熱くなったよ。

実際の事故、それも凄まじい数の遺族がいる事故を
基にしたドラマを制作するなんて、
すごい覚悟がいたと思うんだよね。
こういう作品観ちゃうと、NHKってやっぱすごい。
日本のドラマ、俳優さんもまだまだスゴイ!


それに引き換え、20年経っても生まれ変われない
JALって会社は、どうなってんだ?!
「パイロット、フライトアテンダントになりたい!」
「世界を股にかけるビジネスしたい!」と
いちばん“夢”を持てそうな企業なのに…。
まぁ、JALだけじゃなく、仕事に気概をもって
人生賭けて、働く人が少なくなってきてるのは、寂しいな。

まぁ、でもあたしが恋に落ちるのは、相方を含め
「働きたくねぇ~、会社に行きたくねぇ~」という
ダメダメ男なんですけどね
(大概の男はそうか)。

観終わる頃には、朝刊を配る音。

大満足のドラマでした。
薦めてくれた人、ありがとう!で、いったい誰なんだ?

あーーーイライラした。

それでもページをめくる手が止められなくて
駅から会社までの道でも
歩きながら読んでたよ。

佐藤正午さんの『身の上話』

あたしは、感情的で、怒りが全身を駆け巡ると
ぐわっ!と体温が上昇するときがあるんだけど

どんなに憤っても、憎んでも
人は殺せない気がする…


で、でも、わかんないなぁ。
この小説のように、ちょっとしたボタンのかけ違いで
人は思わぬ方向に転がり落ちていくんかな?


地方の書店員が、宝くじを買いに行ったついでに
東京に住む不倫相手を見送りに行くと……

面白くて怖くて一気読みしたんだけど
自分の手元に置いておきたくない小説。(ノ∀`;)

だって、出てくる登場人物全員に嫌悪感抱いちゃうの。
最近ありがちな「絶対悪」のキャラクターも
出てくるんだけど、その人よりも
自分の“意思”が薄弱で、周囲に流されまくる
主人公に終始イライラっヽ(*`д´*)ノ


長男気質(?)か、自己中心な性格なのか
あたしは、自分で意思決定しないと気が済まないで
もう読みながら、うぎゃぁーーーハッキリせんかいっ!と
ここでも体温上昇。


でも、この佐藤正午さんって初めて読んだ作家さんなんだけど
読み出したら止まらんかったよ。


この本も会社の人が貸してくれたんだけど
「本好き!」って言いまくってると
自分じゃ、絶対手にしないような本が回ってくるからイイ!

同じようにね、絵柄から絶対買わないような漫画
『深夜食堂』も回ってきたよ。これも面白かった。
これ、この前ドラマ観たら
我ら(笑)のトオルちゃん、風間トオル
ノンケ(笑)のAV男優役やってるじゃないすか(人゚∀゚*)
息をはぁーはぁーさせて上に覆いかぶさる姿

あーー永久保存版で録画しとけば良かったっ。

もうこんなにブログ続けててなんですが
あたし、ちゃんと書いてるのかなぁ?

虚栄心や見栄を張ったり、偽善ぶったり
上っ面の言葉を並べて、キレイごとを並べてるだけの気も。

素直ではあるけど、すべてをさらけ出してる訳じゃなく。
もともとね、テレビドラマだけじゃなく
「自分の好きな小説、マンガ、映画のことも
書いていこう、好きなもので埋め尽くそう」

ってコンセプトではじめたし
(そうなんすよ、そんな概念あったんすよ)
やっぱさ、自分の中にドス黒く渦巻くもんを
言葉に、しかもいろんな人が目にするネットに
書き残すのはいかがなもんか、と怖かったんだ。


そう、中学1年からつけている日記には
罵詈雑言書き殴ってるし
職場では(仕事の合間に書くこと多いから)
「バカと仕事すんの、もうヤダヽ(`Д´)ノ」
「『わかんない』『できない』ってなんだよっ!
給料もらってるんだから、ヤレよっヽ(`Д´#)ノ」
「ウザいっ!面倒くさいっ!
人間なんて大嫌いっ!(・∀・)┌┛"」と攻撃力MAXか
「なんで、僕ばっか」とマイナスオーラ全開だよ。


周囲の人はきっと迷惑してるもん。

昨日は、学生時代の男ともだちの奥さん&お友だちと
飲みに行きました。

って前回行ったときも、このブログに書いてるんだけど
(5月31日の日記)
読み返してみてさ… ヽ(゚ロ゚; )ギャアア!!
しゃべってる内容がほとんど変わらんっ!
今回も「谷村新司のあだなってなんだっけ?」って
みんなで考えてたんだけど、
前回は「堀内孝雄」で、この話してるよo┤*´Д`*├o アァ・・・
ヤバいよ、mana!eno!我ら成長してないよ。
(と、ふたりに呼びかけてみた)

目黒の「鍋島一郎」ってお鍋料理のお店に行ったんだけど
(12種類のお鍋があるの!
あたしたちは水炊きとシンプルなもの頼んだんだけど
〆の雑炊まで、本当に美味しかったよ
オープンから5時間、ノンストップでしゃべりぱなっし。
しかもほとんどが芸能人ネタ。
たまーーに、時事ネタでも
「執行猶予って、実は、なに?」
(すみません、あたし法学部出身ヾ(´゚Д゚`;)ゝ エーット・・・)
って押尾止まり。

「明日くらいに司会者決まるころじゃ?
もう中居と仲間由紀恵はイヤだよね~」

話してたら……NHKさん、もう少し考えようよ。

それぞれの「思い出の紅白歌合戦」語り、
あたしは明菜の白装束DESIREなんだけど
友だち2人は奇しくも「吉田栄作」なんだよね。
たしかに、うちの親も「紅白にTシャツなんかで出て!」と
怒ってたんだけど、
間奏中に、堀内孝雄の肩を組んでウザかったらしいの。
みなさん、覚えてる?


じつは、年末年始海外旅行に行っているほうが
NHKが映って、逆に紅白観てるんだよね。
カウントダウンに出かけるギリギリまで、
トイレに行けるよう、ホテルの部屋にいたりして。

去年だって…あたしはトリのアッコの横で
(事務所独立の怨恨は解けたのか?)
応援する石川さゆりに
(; ゚ ロ゚)ナン!( ; ロ゚)゚ デス!!( ; ロ)゚ ゚トー!!

さゆり、ちゃん…2009年丑年だけに
牛ドレス……!!!
妄想特急 border=

60回記念大会はトラ柄すっか?

昔、昔、今から20年前
よく当たると噂だった横浜ルミネの占い師さんにね
「あなたの人生いいわよ~、
すごい数の女性に囲まれて生きていく」
って
言われたの。
占い師さんとしては「女にモテる」って
意味に取ったかもしれないけど
うん、当たってるよ!!
で、このブログやってて、さらに思うんだ。
あたしの周囲《女》(の読者)だけなんじゃ?って。
それに、男には、うそをいっぱいついても
女には、正直でいたいんだ。
そんなこんなで、ちょっとね、自分のブログ見て
省みたわけですよ。

これからも、垂れ流しの感情も含めて
自分にとって「ちゃんと」書こう!って。
今日みたいに 話が飛びまくっても それでいいや。

ネットってすごいよね。

中学生のころ、すごい行きたいライブがあって
そのことをフト思い出して、検索したら
YOU TUBEで出てきたよ。

「ALL TOGETHER NOW」

1985年一夜かぎりのライブ@代々木国立競技場

参加者がアルフィー、アン・ルイス、イルカ、オフコース
佐野元春、財津和夫、山下久美子
大滝詠一や細野晴臣、松本隆のはっぴいえんど
さだまさし、武田鉄也、南こうせつ、
チェッカーズにサザンオールスターズ
司会は、吉田拓郎
そして松任谷由実が加藤和彦、高橋幸宏、高中正義、
後藤次利、坂本龍一をバックバンドに従えて、
サディスティック・ユーミン・バンド
で登場。なんて豪華!
なんて80年代チックだ!(チックって言葉自体が80年?)

会社の女子(アラフォー独身)2人に同時に
「マリリン!『空気人形』観に行って!」
是枝監督の映画を薦められました。
「あたしも空っぽ、空気人形」と同じセリフを残して。

映像も演出も、すんごい良かったよ!!
ペ・ドゥンナ演じる空気人形(ダッチワイフね)
ある日、“心”を持ってしまい、
レンタルビデオ屋の店員(ARATA)に惹かれていくの。
板尾創路の気持ち悪さといい(笑)役者もみんな良かったし。
主人公のペ・ドゥンナの「人形っぷり」を見て
伊東美咲の“デクの棒”っぷりを思い出したり。

ただね、登場人物の気持ちが誰一人分からなかった。
あたしは“薄っぺらい”人間だけど
「空気人形」で“空っぽ”というほど
ひとりきりで生きてる訳でない。

イヤでも、拒んでも、否応がなく人に接してしまってる。
仕事や私生活で、面倒くさいことが重なり
「もう、誰とも口を聞きたくない!」と思っても
あたしなんて、元々確固たる自信もプライドもないんで
すぐに人の感情や言動に左右されちゃう。
良くも悪くも、強い欲望や目標で
心はいっぱいいっぱいになっちゃう。

なにより、好きって気持ちで、心はパンパンに
膨れ上がっちゃうし……。
それは萎んでも、無くなることはない。
この映画に出てくる人たちの空虚感がね、
イマイチ分からなかったのだよ。


それに、人とのつながりだけじゃなく
たとえば「あのとき、聴いたメロディ」
「早く大人になって、ユーミンのライブに行きたい!」
てな
20年前に強く強く願った感情の残滓や
「あのとき、ああだった、ああしたかった」っていう
記憶や後悔も、結構事細かに感情をストックしてるんですよ、あたしは。
「しつこい、執念深い」と言われる由縁はそこかっ!∑L(゚∀゚L)

「あたしは、空っぽ」って自嘲していた同僚ふたりだって
あたしは、ふたりが薦めてくれたから
そのふたりだったから、観る気もなかったこの映画へ
足を運んだんだもん
。(観て正解ヽ(゚∀゚)ノだったよ)
少なくとも、あたしにはすんごく“影響力”あるよん。

一日が36時間だったらいいのに…
そしたらもっとテレビもDVDも観れて…

でもそんななか
『きのう何食べた?』『君届』『舞姫』
『リア・クロ』『DMC』『GANTZ』
『ディアスポリス』
etc
なんだ?なんだ?あと思い出せない、
もう大好きなマンガたちの最新刊ラッシュで
そこは、ちゃんと読んでたよ。


おなじみのものだけじゃなく
またまた会社のマンガ・シンジゲートから
回ってきた作品が面白くて
睡眠時間を削って一気読み。

日本アルプスの山岳救助隊と
山岳ボランティアを務める三歩という男が
織り成す人間ドラマ『岳』

この先、ぜってーー山には登らんっ(ノ`△´)ノ

「ローーーック」と落石で頭パカーン
転落や滑落で、裂傷に、骨折、砕けた体
突風、落雷に、雪崩、火山性ガスに
高山病に、凍死、いや死体で見つかればいいものの
何年も行方不明だった人の白骨死体
捜索に向かう救助隊、そして待ち続ける家族。
一気に殺してくれればいいけど(いいのか?)
「救助」もしくは「死」を、ただただ待っているのは
すごく耐えられないっ!!


ど、どうして、そんな危険を前にしてまで
人は山に登るのぉーーー???

残念ながら、ちっとも分からなかった。
いや、そんなあたしでも、
「山」へ向かう人にとって
「山」には抗えない魅力があるのかなぁってのは

このマンガを通して、すんごく伝わってきたよ

まぁ富士山登頂でさえ、酸欠でヒーヒー苦しみ
せっかくのご来光記念写真もひとり杖にもたれ
酸素ボンベを手にして、顔面蒼白。
ヨセミテに行ったときは、ロープで
岩登りをしている人たちを見ているだけで
お尻の穴がキュウっーーーー(;≧д≦)と締まったもの。

もう、絶対二度と山には登らないけどねん。

あたしは山を制覇するなら、
カッコイイ男の“頂き”制覇したいっ(ノ∇≦*)

マンガはおススメね!ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ

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