こうしていってる間に消えていってる部族は
確実にあるってことで
日本だって滅びる時は
あるかもしれないじゃないですか
それは、歌舞伎にしろ、歌にしろ
それとともに消滅していくんですよね。
だから、未来を明るく想像しないと
自分たちの存在も消滅してしまう。


Eテレでやったユーミンと坂東玉三郎の
『SWITCHインタビュー 達人達』
もうね、ユーミン節!!ユーミンの名言の宝庫で
信者としてはたまらん!!


興味ある人は、動画が上がってるうちに
検索して観てみて〜。
この録画、もう永遠に消せないライブラリー。
「宇宙図書館」ですよ。

いや、ドンピシャの世代よりは少し下?
公開当時は11歳だったので
大学の頃に、「観とかなきゃいけない?」て
ディレクターズ・カット版だか
レンタルビデオで鑑賞したんですよ。
『ブレードランナー』
そのときの印象は「眠い〜」('д` ;)
原作も読んだことないし、
そんな思い入れもないし

むしろ、この映画を大好きなユーミンが
影響を受けたり、咀嚼したりした後の
「宇宙」や「未来」を後追いしたような。

先の番組でも、「宇宙とか永遠とか
日本のポップスに初めて取り入れたと思ってるんです」

ユーミン、自己申告してましたからね(言ったもん勝ち)

でも、僕の今年の暫定1位
『メッセージ』を作ったドゥニ・ヴィルヌーヴが
監督と聞いて
(『灼熱の魂』も衝撃!)
トイレ問題(上映163分)も
朝から水分を断ち、
寝ないように前の晩も早く寝て
挑んできましたよ。


『ブレードランナー2049』

飽きもせず、寝もせず、堪能したよ
「うわっーーー、ブレードランナーの世界だ!」て。
あの映画の後、いろんなSFが
真似たり、踏襲したりしてきたけど
もうこれが本家本元の継承者だ!!って。

ただ、やっぱり「暗い」未来は
想像したくないよ。

『鉄腕アトム』の時代から
ロボット法やら、ロボットへの差別問題は
提起されていたけど
前作の80年代ならまだしも
今の時代、レプリカントが
「まがいもの」か
どうとか
良くない?!

(あっ、この舞台はさらに先の2049年だし)
そんなのノンケの男の杞憂。
こちら、生まれた時から
男だ、女だ、なんだと
自分が決してなれない
世界の中
で生きてきたんだもん。

なりたいものには永遠になれない
「偽物」「まがい物」として
生きてきましたからね。

そこらの生臭い人間の男より
ライアン・ゴズリングの顔と体を持った
レプリカントのほうが、何百倍といいよ。
(あっ、このことは映画冒頭から明らかにされます)
なんなら買いますが、おいくら万円ですか?


ライアン・ゴズリングが演じるKが恋する
ホログラム(人工知能)ジョイ
あれだっていいじゃん!!

落ち込んだ時も、悲しい時も
「あなたは特別!素敵な人!!」って
いつだって、オンリーワン
であると鼓舞してくれて
不要な時は姿を消す。
あなただけを愛してるの!って言動
婚活女子は、あのテクニック参考にすべきですよ。

今や、アニメや二次元の住人
(僕は『はいからさんが通る』の伊集院忍少尉でしょ
『ぼくの地球を守って』の紫苑でしょ…以下略)
すでに鬼籍に入っている歴史上の人物
ハリウッドや韓流の俳優さんでも
(ハイ、コン・ユ!)
誰が、誰を何を好きでもいいじゃん!

国境とか、出身国とか、性別とかどうでもいいじゃん。
生きてて、同じ人間だけで、どんだけ恵まれてるんだよ!


もう、同じ人間さえ求められないなら
ローンを組んでも払いますから
早くレプリカント
(自分好み仕様
腕の血管とか、メガネとかオプション有り)
製造してくれないかなぁ。
(恋愛、性処理だけじゃなく、介護用も必要!)
未来は明るく想像したい!!

ライアン・ゴズリングバージョン大歓迎!

20120402154908

誰かに愛されないなら、誰かのために何かをしていく
K(ライアン)の姿
彼の頬にかかる
白い雪を、拭ってあげたい!