新年一発目の読書は
吉田修一さんの『さよなら渓谷』
『悪人』効果か?
妻夫木くんの推薦コメント帯つきで
年末文庫化されてて、買ったまま放置。
メキシコに持って行ったけど、まったく読まず。
帰国後、通勤中の電車でページをめくったら止まらず
一気読み。←あたしは歩きながらも読みますから。
前にも書いたかもしんないけど
あたしは大学で刑事政策って専攻してて
犯罪心理だったり、死刑制度だったり
刑務所訪問とかしてたのだ。
そんな授業で、男と女でまったく意見が分かれたトピックが
レイプ!新年早々「ちょっと…」な単語だけど
なんだかんだ言って
男性陣は、性的暴行罪に寛容っていうか
それこそ「イヤだ、イヤだって言ってても
結局受け容れてるんだから、イヤじゃないんだ。」とか
全員からブーイング総攻撃受けた輩もいたほど。
やっぱり、AVとかでもレイプもんが多いせいかな?
あと、実際そういう事件の報道でも
「そんな挑発するような格好してるから」
「しっかりと拒絶しないから」
どっか被害者にも非があるようなこと
匂わせるよね。
きっと周囲でもそういう目で見る人いるんだろうな?
そういった“セカンド・レイプ”
あたしはフェミニストでもなんでもないけど
ガッーーーーーーって血中濃度が高くなるっていうか
どの女生徒より、熱く憤ってたかもしんない。
ゼミの終わりの時間が来ても
あたしの反論は終わらず、みんな辟易して
ある意味、ほかのゼミ生の大切な時間を“レイプ”。
まぁ、女だけが「性的暴行の被害者」になるって
思い込みも間違いなんだけど。
そういった男女の違い
そこから派生される気持ち
男性目線でも、男が思い描く理想の女性像でもなく
吉田修一さんは、本当上手に(って表現、変か)
丁寧に描くなぁ、って。
いろんな犯罪があって、いろんな幸せのかたちがあって
小説に「正しい答え」なんてないけど
この物語の登場人物たちの
感情の揺れ動きは「正しく」描かれてる気がしたのだ。
「幸せにならないよう、一緒にいる」って気持ち
分かるなぁ。
吉田修一さんの『さよなら渓谷』
『悪人』効果か?
妻夫木くんの推薦コメント帯つきで
年末文庫化されてて、買ったまま放置。
メキシコに持って行ったけど、まったく読まず。
帰国後、通勤中の電車でページをめくったら止まらず
一気読み。←あたしは歩きながらも読みますから。
前にも書いたかもしんないけど
あたしは大学で刑事政策って専攻してて
犯罪心理だったり、死刑制度だったり
刑務所訪問とかしてたのだ。
そんな授業で、男と女でまったく意見が分かれたトピックが
レイプ!新年早々「ちょっと…」な単語だけど
なんだかんだ言って
男性陣は、性的暴行罪に寛容っていうか
それこそ「イヤだ、イヤだって言ってても
結局受け容れてるんだから、イヤじゃないんだ。」とか
全員からブーイング総攻撃受けた輩もいたほど。
やっぱり、AVとかでもレイプもんが多いせいかな?
あと、実際そういう事件の報道でも
「そんな挑発するような格好してるから」
「しっかりと拒絶しないから」
どっか被害者にも非があるようなこと
匂わせるよね。
きっと周囲でもそういう目で見る人いるんだろうな?
そういった“セカンド・レイプ”
あたしはフェミニストでもなんでもないけど
ガッーーーーーーって血中濃度が高くなるっていうか
どの女生徒より、熱く憤ってたかもしんない。
ゼミの終わりの時間が来ても
あたしの反論は終わらず、みんな辟易して
ある意味、ほかのゼミ生の大切な時間を“レイプ”。
まぁ、女だけが「性的暴行の被害者」になるって
思い込みも間違いなんだけど。
そういった男女の違い
そこから派生される気持ち
男性目線でも、男が思い描く理想の女性像でもなく
吉田修一さんは、本当上手に(って表現、変か)
丁寧に描くなぁ、って。
いろんな犯罪があって、いろんな幸せのかたちがあって
小説に「正しい答え」なんてないけど
この物語の登場人物たちの
感情の揺れ動きは「正しく」描かれてる気がしたのだ。
「幸せにならないよう、一緒にいる」って気持ち
分かるなぁ。