妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

2011年09月

『海月姫』の新刊が出ましたね。
腐女子が集まる天水館と同じように
「イケてない女子」が暮らし、
廃寮間近の大学寮に

PLAYBOY誌のプレイメイトが
寮母として現れ、寮生たちにモテ方を指南し
彼女たちの見た目も意識も変えていく
、という映画が
『キューティ・バニー』
3連休の合間に、ハリウッドのラブコメが
観たくて借りたんだ。

金髪碧眼の優等生美人が意地悪だったり
お決まりのキャラ設定&ストーリーで
たぶん、同じ視聴者層を狙ったんだろうけど
名作(あたしが勝手に名作と言い張ってる)
『キューティ・ブロンド』には
遠く及ばないけど
ぼぉーーーっと楽しく観たよ。
いまアメリカで大ヒットしている『The Help』に
主演し、『スパイダーマン』のヒロインに抜擢され
次代ハリウッドの女王候補エマ・ストーンの
輝きを垣間見られるしね。


「モテる」ことはすべてじゃないけど
せっかく「女」に生まれたのに
オシャレや恋愛しないなんて
「女」に生まれたくても
現世では諦めざるをえないあたしには

「もったいない!」(´゚д゚`)ノ゙ノ゙

おっぱいでも、化粧、
女のズルさでも、女優魂でも
使えるもんは使えばいいのに。


先日のピンク・レディーコンサートの
同行者も既婚者はオンリーワン!
あたしの職場も(ちょっと特殊な業種なんだけど)
女性社員で結婚してるのはオンリーワン!
もう、みんな『世界に一つだけの花』聴きすぎっ!(笑)
いや、素直に聴くようなメンツじゃないからか。
あたしが仲良くなるような気質だから独身なのか?
独身だからあたしといるのか?

「うへぇーーヾ(・ε・。)ムリダョ...こんなの」って
男がいっぱい結婚してるのに

面白くて魅力的なのな独身女子多すぎっ!
(o・ノд・)コソーリ たぶんこのブログの読者も。


それイコール幸せか不幸かは関係ないけど
なんだかんだと、みんな結婚(恋愛)する気でいるしぃ。
だったら、突撃せよっ!

この映画の中にもね
「“心”は“頭”にはない。
でも、“心”をこめて“頭”で決断しないと
人には届かない」
ってセリフがあって
本当そう思うのだ。

ゲイは崖っぷちなんですよ。
「好きと告白したいけどぉ
今の仲の良い関係を壊したくない」
なんて、言ってられない。
ノンケを好きになって、先手を打たなきゃ
横で彼が彼女を作るのをつくり笑いで見るしかない。

そんなのイヤ。で、玉砕したら
もう“友だち”のまんまでなんかいられない。
それこそ、今まで積み上げてきたものを
全部壊すことになるかもしんない。

だから、心ごと、覚悟持ってぶち当たるしかないんだよね。
女性が、そんくらいの気概持てば
上手くいかない恋なんてない気がするんだけど…。


あとね、周囲の独身女友だち見てると
男の人を「家電」として見てるんじゃないかなぁ。
テレビにしても、ケータイにしても
もう少し待ったら、機能もデザインも優れた製品が、
もっと気持ちを揺さぶる商品が出るんじゃないか、
もう少しお手ごろな価格で手に入るんじゃないか、って。

それを「男」にも置き換えられるような。
でもさ、「靴」や「洋服」と思えばいいのに!
あっ!このコートかわいいっ!このブーツ欲しいっ!て
思ったら、「これも運命の出会い」と無理やり決めつけ
買っちゃうじゃないですか。えっ?!買わない?

(家庭がある人は、お財布と相談するだろうけど)
次来たときは売り切れてるかもしんないし
ほかのお店にはもうないかもしんないし。

「男」もそう思えばいいのに。
まぁ、買って返品したくなるかもしれないけど、ね。
とりあえず直感と欲望のまんまに、
手にしちゃえばいいんだよ!

その直感がない!というあなたには
こちらをご参考に。

あとはヒラヒラと、ヒラヒラ
キーワードは
蝶のように舞い、蜂のように刺す!デス。

私の胸のカギを壊して逃げて行った
あいつはどこにいるのか、盗んだ心返せ!
うーーーウォンテッド!!


もうね、満席の会場中の人の手が
アイアンクロー状態。

うーーーウォンテッド!!

ピンク・レディー コンサート
「INNOVATION」@東京フォーラム。


何年か前に行った友だちが
「面白いよ、面白いよ」って誘ってくれて
有楽町の駅を出て、フォーラムに向かっていくと
キラキラキラキラ
☆☆.。.:*・゚*:.。.☆☆.。.:*・゚*:.。.☆☆.。.:*・゚

スパンコールのシルバー、グリーンピンク
ドレスに身を包んだヒゲ、デブのおっさんふたり組が
あちらこちらに。
ドキドキ(゚∀゚*)(*゚∀゚)ドキドキ
み、みなさん、捕まらないでね!

アアアン♪アアアン♪アア渚のシンドバッドと流れれば
みんなは人差し指と親指を立てて手首を回し
カルメーーーン♪となれば両手を前に振りおろし
昭和の元女の子たちがパブロフの犬状態で
踊りだすのだ。

北は北海道から、返還間もない沖縄までの
日本中の女の子(心が女の子)が
ひとつのメロディで同じ踊りをするなんて、
記憶が刷り込まれてるなんて

北朝鮮のマスゲーム以上の統率力!!

9月の連休でバタバタしてたけど
ピンク・レディーのあの体力とプロ根性に
頑張らねば!と思ったよ。
ライブってすごいね。

どんなに年を取っても、どんな生活をしていても
「お母さん、黙ってて!」とテレビの前に
ラジカセを置いて姉妹や友だちで踊ってた、
あの頃の、(親が切った)ワカメちゃんカットの
赤いジャンパースカートの、
ひじやひざに破れた後のアップリケがついた洋服を着た

色褪せた写真のなかの、
あの頃の“女の子”に戻ってるんだもん。


まぁ、前列を占めているピンク・レディーの
コスプレをして、(毛深い)足を思いっきり振り上げて
踊りを完コピしているファンのみなさま(お姐さま)も
すごいけど、
それを低い声の“毒舌”でいじるケイちゃんも
おかまキャラ。ユーミンのライブかと思ったよ(笑)

なんとなく家に帰ってウィキで調べたら
やっぱりケイちゃんO型だった!!わかる!!
あの言ったもん勝ちのとこ。

その後、同行者5人でご飯を食べに行ったら
お隣に、8人の妙齢の女性たちが。
「もしかして…」と
「ピンク・レディーですか?」と問うと
にっこり、「そちらも?」って。
バレエ・スクールのお仲間みたいなんだけど
昭和を歩いてきた女の子たちの人生が
幾重にもクロス。

テレビやラジオしか娯楽がない時代だったけど
シンパシーで繋がる昭和の女の子(心が)で良かったのだ。


話題はピンク・レディーとまったく関係ない
「キムタクと工藤静香そろそろ離婚じゃ?」
そういえば、別の女友だちらと会った時も
このネタ出たんだよね。キムタクファンいないのに。
なんなの?昭和の女の子たちには
「口裂け女」流行時みたいな
共感DNAで全国を駆け巡る虫の知らせがあるのかしらん?


まぁ、みなさんメキシカンをたらふく食べ
モヒートを散々飲んだ後に、
「じゃ、スイートは?」ってケーキも注文。
ミーちゃんやケイちゃんのスタイルには
遠く及ばないけどね。

あっΣ((○゚∀゚σ)゚ テレビ

お好み焼き屋さんでね
お店の片隅にテレビが置いてあって
バラエティが流れてて
ひっさびさにテレビ番組を観た気がしたよ。

まるで昭和のテレビのように
そこは眩しくて。

このブログでもテレビのこと色々書いてるけど
じつは、子どもの頃のあたしには
「テレビ規制」があったのだ。
観られるのは一日、1時間か2時間
共産主義のどっかの国のように
(SMAPの北京ライブは、およびその報道は
「政治宣伝」「国家昂揚」「プロパガンダ」
久々にきな臭いもの感じたわよ)
親による内容検閲もあり
『かぼちゃワイン』『まいっちんぐマチコ先生』
それこそ『うる星やつら』もNG
アニメは、NHKの『ニルスのふしぎな旅』
日曜のハウス名作劇場(日曜は特例で
『レッツーゴーヤング』と『ヤンヤン歌うスタジオ』を
観ることができた。
けど大河ドラマはほとんど未見)

『ザ・ベストテン』『ヒットスタジオ』
歌番組やドラマ優先のあたしは、

当時大人気だった志村けん、カトちゃん
欽ちゃんの番組をひとつも観たことなく
バラエティに関する思い入れがほとんどないんだ。


時には親の目を盗んでこっそり観たりしてたけど
基本、テレビは「なかなか観られないもの」
「禁じられたもの」

だからこそテレビに対して大きな「憧憬」があり
そして「お許し」が出たときは食い入るように
どのシーンも見逃さないように
ガッツリ観てたから、いまだに記憶が鮮明に残ってるのだ。


当時は、「なんで観られないの!」って
地団駄も踏んだし、親も恨んだけど

そのとき、知らぬ間に選んでいた番組が、
テレビを観ない時間に読んでいた
(小さいころは親に聞かされていた)

外国の物語が(『三銃士』とかホームズとか)
あたしのなかに刷り込まれていったんだよね。

あたしが、少しでも休みができると
「海外旅行!」って叫ぶのは
決して先天的なものではなく
幼児期から小学校時の後天的な「妄想」から
始まってるのだ。

妹も、いま海外で暮らしているし
これは確実に親の影響。

そんなことを思ったのが
映画化にもなる(本当にいまのテレビ界、映画界は
ハイエナのように、人気漫画に群がって食い尽くすよな~)
『テルマエ・ロマエ』の作家
ヤマザキマリさんの旅行エッセイ
『世界の果てでも漫画描き』

17歳でイタリアに美術留学し、
学生時代キューバにボランティアに行った経験
そしてイタリア人に求婚され
エジプトで結婚式を挙げた話が面白おかしく

あたしは、海外で暮らすことは考えてないし
デキないけど、

やっぱりこの先もいろんな場所に行きたい。
リセット(リフレッシュじゃなく)して
肩書もいつものルールも定石もゼロにして
なにも知らない場所で、好奇心だけを磁石に

そこに行くためには(それをするためには)
何をして、どうやって行けばいいか
考えたり、選んだり、時にはトラブルにぶつかって、
なけなしの知恵と勇気を総動員して
動き出さなきゃいけない。


ちっとも成長もしてないけど、
とりあえず進歩する。






パチ、パチ どっかから音がする。
アレ?とキッチンのぞいたら
真っ赤に燃えてるヤカン

(Д゚ノlll)ノ ギャァァァァァァ!!

お湯沸かしてたんだ!!しかも1時間っ!!!
高炉のように赤くなってるヤカン

その上には洗濯物かかってたし
よく火事になんなかったよ。
「死ぬかと思った…」久々にドギマギしたよ。

あたしは、自分(他人様)に危害を加えたくないので
クルマは絶対運転しないし
(免許取得20年のゴールド免許!←いいのか?)
料理もしないんだけど、お湯を沸かすのもこの先
謹慎しよーーっ
と←いいのか、そんな40歳ΣΣ(`Д゚;||)
あーー怖かった。

でもお湯が沸騰してるのも気づかなかったのは
すっかりテレビドラマに夢中になっていたから。
しかも、大泣き。゚ヾ(*′□`)シ゚゚。ウワェェェン!!
自分の鼻水や涙の音のせいだよ。


そ、それは『推奴(チュノ)』最終回。
生まれて初めて観た韓流ドラマ
(それを観て号泣してるおかまが
火事現場から発見されるなんて、絶対ダメダメ!)


24回見きった!!
オフィシャルガイドブックを買っちゃうくらい
ハマってハマって、見終わったのだ!

最初はね「チョコレート腹筋」とも言われた
チャン・ヒョク、そしてオ・ジホさま
+。:.゚(((●ノ≧3≦)ノスキスキスキッッ゚.:。+゚
男性出演者の、筋肉乱舞目的で見始めたんだけど

奴隷を追う賞金稼ぎから一転
竹内まりや真っ青の「けんかをやめて」の
ラブ・トライアングル!

しかも男のほうが10年間想い続けたりの
ラブラブ光線!!!
でもね、でもね、このふたりの男に愛されたら
致し方ないかな~

倫理・道徳に厳しいあたしでも(←どの口が言う!)
ふたりにゃ降参、いや、ふたりに愛されたいっ!!!

そして宮廷での権力争いに血塗られた陰謀。
冷酷非道の追っ手、次から次へと迫りくる山場。
なによりもね、アクションシーンがすごくて
観てるこっちまでΣ(´Д`;;;ノ)ノヒョォェ────ッッッ!!!
何度も叫んでしまってたよ。

韓国の俳優さんたちの身体能力、武術
そして「真剣さ」は鬼気迫るもんあるもん。

鼻水も、よだれも、涙も、汗も
感情も、パワーも、オーラも、
体中から出し惜しみなく発して、

それがキャラクターに命を吹き込んでいくんだよね。

そしてやっぱり根底に流れるラブ・ストーリー
オッポクとチョボクの奴隷同士の恋愛は
あんまり興味なかったけど
(あたしはいつの時代に、どこで生まれても
“奴隷”って身分には生まれてこないと思うから!
感情移入できないのだ。
そう!マリー・アントワネットの生まれ変わりだもの!)

主役3人の動向はせつなくて…
あたしは、もちろんオ・ジホ演じるソン・テハ派だけど
最終回の(ネタバレか!)
「お前が生きてりゃ、俺も生きられる!」
「聞こえるか、時が流れてまた会えたら
どんな人生だったか、教えてくれ…
俺のオンニョン、俺の愛する人……」

テギルのオンニョンへの永遠の愛に
ゥェ―。゚゚(ノ´д`ヾ。)゚゚。―ン 号泣っすよ。


あーー初めての韓国ドラマだったけど
観てきて良かった!

24時間のマラソンランナーになるより
この24回のドラマ24時間分観続けたことのほうが
意義があるね!
サライも演奏中止の大泣きだね!

で、ヤカンに火をかけたまま忘れてしまったのだ……。

生きてて良かった!
そうすれば、日本、韓国、欧米関係なく
こういったキャスト、スタッフの愛がこもったドラマに
また会えるね。

洗剤ボールドといい、今度のRootsと
玉山鉄二くんは、ガテン系の男に囲まれる
CMが多いのぉ。
羨ましい
いや、逆に玉山くんひとりでいいんだけど。

あれから10年、あの日から半年
いろいろ思うところはあるんだけど

ここはダウナーな気分はひとまず置いといて
スカッとね、バカじゃねっとね
( ゚∀゚)ウホッ!!いい男!
とね
観に行きましたよ。
『グリーン・ランタン』

最近のアメコミは『スパイダーマン』から
極めつけの『ダークナイト』まで
シリアス路線まっしぐら
でも、この映画はそんな心配なし。
あたしは映画を観る際に
『rottentomatoes』
サイトを参照にするんだけど
これは、今年のサマー・ムービーのなかでも
58本中44位という成績。
ますます期待値上がるじゃん!(笑)
「あちゃぁ、こんなの観ちゃった」ていう
あたしのM度も、血流ドクドク。

(そういう映画大好きなのだ。
このMはM・ナイト・シャマラン監督のM)


宇宙中の宇宙人英語だし!
(なんだかグリーンの指環が翻訳してくれて
面倒くさいとこは、全部こじつけてくれるのだ)
最後の戦い含めて、
んな( ´゚д゚)´゚д゚)´゚д゚)´゚д゚)バカな!の
展開だけど、余は満足じゃ。


だって、だって主役はライアン・レイノルズ!
(宇宙でも裸のシーンはなぜかパンツはいてるのだ!)
ヒロインはゴシップ・ガールのブレイク・ライヴリー
大好きなキャスト。
そして、なぜかなぜかピーター・サースガード
ティム・ロビンス、アンジェラ・バセットらの
演技派が出てきてるんだけど
出演交渉の段階では「バットマン」シリーズみたいになるとか
嘘つかれたのかなぁ?本人たちも「お金のため」と
割り切ってたのかなぁ?

んでね、上映されてる映画館が限られてて
久々に、桜木町から日ノ出町を通って実家に帰ったのね。
横浜に住んでたり、働いている人しか
分からないローカル・ネタだけど
あたしにとって「ホームタウン」の“横浜”といえば
“みなとみらい”や“赤レンガ”ではなく

ハングルやタイ語、へびの剥製のディスプレイの「へびや」
競馬のハズレ券が空を舞い、風俗と飲み屋が並び
「この人たちは、なにで生活してるんだろ?
いまこの通りを歩いている人の中で
お金を一番持ってるのはあたしなんじゃなかろうか?」
怪しい風貌の人や、異国の人であふれてる
伊勢佐木町@青江三奈や野毛界隈なんだよね。


それが強烈に残ってる“心象風景”だから、
いま、新宿2丁目だったり
五反田に住んでたり
バンコクのような猥雑で混沌とした街に惹かれて
何度も訪れてるのかな、と。

(*゚ロ゚)ハッ!! 記憶の点と点が繋がって、線になった感じ

同じように、あたしのなかには
『仮面ライダー』『ゴレンジャー』が
映像の原点にあって、いまおとなになっても

アメコミ・ヒーローものが好きなのかもしんない。

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