妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

2011年12月

土曜日の夜、お店を出ると
駅前の人だかりがみんな空を見上げてて
誰かが飛び降り自殺を図ってるのかと思った。

月食だったのですね。

あたしは思わず中森明菜の
『MOONLIGHT SHADOW 月に吠えろ』
歌いながら帰ったよ。


次の月食は2014年ってことで
もうね、そんときの自分が想像できない。
なにをしてるのか、誰といるのか。
おとなになれば、40歳にもなれば
ある程度生活のルーティンも決まって
将来も見えてるもんだと思ってた。

予告でもいい、
ダイジェストで見せてくれればいいのに。

でも、それは無理。
ドラえもんもいないし。
だからどんな状況になっても
強くいたい。

いや、最近「心」も「体」も「朝」も「頭」も
弱いことを主張する人が多いけど
あたしは分からないんだ。
申し訳ないけど。
自分が実際「弱い」か「強い」か
心の偏差値も、平均値も分からないけど

強くいたい。

『50/50 フィフティ・フィフティ』

見つめる視線、胸を刺す銀のピン♪
って、中山美穂の歌じゃなく

タバコも吸わず、お酒も飲まず
むしろ生真面目に生きてきた
ラジオ局勤務の27歳の青年
腰が痛く病院に行ってみたら
診察の結果はなんだか長たらしい名前の悪性腫瘍
そう、ガン。ガ―il|Σ(゚д゚〃)il|―ン!!

5年後の生存率は50/50 フィフティ・フィフティ

看病に疲れて去っていく恋人
妙に気を遣う同僚
過保護になっていく母親
そんななか彼の病気をネタに
ナンパをしたり、笑いにかえる悪友


映画評はほかで読んでください(笑)
アカデミー賞を前に次々に発表されてる
アメリカの数々の映画賞でも
脚本賞でノミネートされてるこの作品。
まぁ、いまの日本の映画界じゃ絶対つくられない!!
だって、主人公を「可哀想な病人」に描いてないから。

あたしの祖父母も、父も
ガンで亡くなったし、遺伝ならば
それを継ぐ可能性かなり高いし
そんな家族が、病気で体だけでなく
心まで蝕まれていくのを見てきたから
そんな生易しいこと言えないけど

それでもやっぱり、やっぱりね
いままで自分の人生に出てきた登場人物は
全員出演続投で進めていきたいし
心を閉ざさずに、つなげて生きたい。
それにここまで編み出してきた物語
たとえ、どんなことが身に降りかかろうとも
毒も笑いも放出して生きていきたいよ。


「死にたくない」「痛い!」「怖い!」と
泣き叫ぶかもしれないし
こんなブログに書いたことも忘れて
「なんで、僕なの!」と世界や神様を
恨むかもしれない。

でも、強くいたい。
そんなときは
『ビューティフルライフ』と
『木更津キャッツアイ』を思い出そう!って
心に決めてたんだけど

(洋画なら『マグノリアの花たち』)
この映画、『50/50 フィフティ・フィフティ』も
「病気になったときに観返すリスト」の
上位に入れておくよ。


「死ぬ」ことは負けじゃないし、悲劇でもない。
笑いと涙に包まれた喜劇を生きていくんだ。

うらら(相武紗季)……気持ち悪いっΣ(ll||д゚ノ)ノ

ちょっと頭おかしいよね。
『蜜の味』の榮倉奈々といい勝負。


そして子どもたち、突然隣の家に家政婦として
勤めだしたミタを辞めさせるために
「モノを盗む」って
またもや犯罪へ思考が直結

やっぱ、この一家、脳に障害あるのかなぁ?
いつもあたりまえのように、外道。


いや、この前の週末ね、書店に入ったら
平積みにされてる雑誌の上に自分のカバンを置いて
立ち読みしてる女子がいてね

「す、すみません、そこの雑誌取りたいんですけど」って
どけさせたんだけど(普段全然読まない雑誌だったから
時間つぶして戻したけど)
そういうことが「当たり前」になっちゃってる人って
やっぱいるんだよね。
ほかの人が買う商品なのに。
それを一生懸命つくった人がいるのに。
タスキを持って、全国の書店を回りたい気分。

あっ、ミタさんのドラマね、
死に場所を求めて隣家の家政婦になるミタ
旦那を尾行させて浮気調査をさせる奥さん。
そのうえ、ミタにその旦那と一家心中させてほしいと
業務命令。

あたしだったら、好きな人に裏切られたら
自分の手で殺したいけどなぁ。


「わたくしが自分の意志を持つと、
みんなが不幸になります。

わたくしの愛した人たちは、みんないなくなりました。」

ミタの自分に火をつけるのを止めようとする子どもたち。
このドラマで「泣いた、感動した」って意見も聞くけど
今回はここが泣き所なのかなぁ?
やっぱり、あたしはこんなガキらは
芽が若いときに摘んでおいたほうが…

と思っちゃうんだよね。

そして長谷川博己が
雑誌のインタビューで自分の演じる役を
「じつは共感できる人もいると思うんですよ。
恵一は真摯な人で、子どもたちへの
愛情にあふれているような気がして」


Σ(゚Д゚;;)ノェェェェエエエエ

あんなのを「愛情」って呼んだら
小柳ゆきも、シャウトして歌っちゃうよっ!!

壊れそうな明日に向かい~♪
いや、当時カラオケでよく歌ってたなぁ。

確かに恵一がミタに戻ってきてもらうためのセリフ
「今までのように、
ほかの人に迷惑をかけるようなことや
自分の責任を放棄するような
卑怯なことを頼みません
って
この言葉が、この成長が
脚本家さんが言いたかったこと
なのかぁって。


あーーームカつく!ムカつく!って
言い続けて観てた何週間。

(寝る間も惜しんで、観てるしぃ)
ちょっとずつ感情を取り戻してくるミタさんに
こっちも微笑んできちゃうんだよね。

髪をほどいただけで
松嶋菜々子美しいっーーーー!!
って。
「家政婦のミタです」
「承知しました」
ついついモノマネしちゃってるし

(うちの職場は誰も観てなくて分かってくれない…)

最後、そんな恵一を好きと告白するうらら
「つきあってもロクな男としか…」って

Σ(゚Д゚;;)ノェェェェエエエエ

うららって、男とも、それこそ誰ともつき合えないでしょ。
あんなバカ女に気兼ねしないで
ミタには、あの家族と仲良くやっていて
再生してもらいたい!


Σ(●>Д<ノ)ノャベ
あたし、このドラマの策に
まんまとハマってる
じゃん!!

ちょっと叫んだら、スッキリした。
言われた相方はいい迷惑だけどね。

もうね、要領が悪くて
ほかの人より、2倍、3倍スピード出さなきゃ、と
心の自転車をシャカリキ(コロンブス)で
漕いでたら、いつのまにか
すごい回転してるペダルから
自分の足が離れてしまい、
チェーンも外れ、コントロールできなくなっちゃった。
そんな状態だったのだ。


コンピューターやネットが
どこでもドアのように
効率よく自分や物事を運んでくれればいいのに。
情報を電子化して処理してくれればいいのに。

あたしはアナログ
自転車操業してるようなんだよ。


そうだ!週末飲みに行った子が
「マリリンさんて、アート系の
単館上映映画とか好きそうですね」て
言ってきたんだけど
(ノ∀≦。)ノぷぷ-ッ
あたしは昔から
スピルバーグ!ユーミン!ディズニーランド!」
王道が好きなのだよ。
まぁ、スピルバーグの根の暗さや残虐性
おとなになって(『ジュラシック・パーク』を観て)
気づくんだけどね

『プライベート・ライアン』の
ノルマンディー上陸シーンはホラー映画より怖い。

『シンドラーのリスト』や『ミュンヘン』が
スピにとって藤子不二雄さんの『魔太郎がくる!! 』とかなら

『ドラえもん』や『パーマン』に当たるのか?

スピルバーグがピーター・ジャクソンと組んで
3Dアニメ化した
『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』

いやーー映像はやっぱりスゴイ!
たぶんね、ハリウッドで誰も文句が言えず
お金を自由に使えるふたりが
実写ではできないことを好きなだけやっちゃえっ!と
作られたんだよね。

“映像の魔術師”“映画の神様”
砂も海も火も、空も雷も
想像のできる限り操って
スクリーンに焼きつけた作品。


ただね、ただ、やっぱりどんなに映像技術がすごくても
アニメ(モーションキャプチャー、
俳優の動きに合わせてアニメ化)
人間の、生身のアクションほど
ハラハラドキドキしないのか、って
逆に証明しちゃったような。

スピルバーグだったら、リアルな俳優を使って
興奮するシーンを作れるんじゃないかなぁ?

時代についていけない、デジタルの波に乗れない
あたしは思うのだ

どんなに驚くべきテクノロジーも
人の涙や、汗や、叫びや思いには届かない。

こんなこと書くあたしはやっぱり古いのか。
(でもオープニングのシルエットの絵が
めちゃくちゃ可愛かったので)


あと、タンタンがアニメにしては
生々しくて
その苦悶の表情や
知的で、溌剌としたその姿には
ショタコン(ゲイの少年愛好者)は
たまらないんじゃ?

(絶対「ティンティン」と心の中で呼びかけ
身悶えてるハズ)
そしてヒゲのアル中船長や
力自慢の乗組員たちは、おじさん好きには
もうゲイ・クルーズ並に欲望ダダ漏れなんじゃ

不埒なことばっかり考えてしまったよ。
ああ、世界的有名な児童漫画を汚してしまった…
だって、この映画女性キャラが
まーーーったく出てこないんだもん。
(オペラ歌手ひとりのみ。でもデブ)

とにもかくにもスピルバーグが
映画の歴史を刻んでいくのは、確か。

12月は仕事で時間的にも精神的にも
いっぱいいっぱいになるから、と
11月中に映画を観たり、本を読んだり
ブログ書いたり…してたんだけど

今朝(?)疲れがマックスだったのか
(彼のパソコンを立ち上げる音で)
目が覚めたのが……昼の2時だったよ。
ш(;′□`)шオーш(;′□`)шマイш(ii′□`)шガー
寝すぎだってば!
しかも一度も目覚めることなく曝睡。

きっと思考も、脳も、目も口も
すべてがストップしたかったのかなぁ。


昨日は突然会社の20代後半の女の子に
誘われて、軽く飲みに行ったんだけど
「マリリンさんは27歳の頃、
どんなことに悩んでました?」
って聞かれ

「えっ?エイズで死なないか?ってことかな?」
答えたら

「悩む次元が違いすぎ!申し訳ないけど…」って
お腹抱えて笑われたんだけど


そんなもんだよ!どんなに恋や仕事に
頭悩ませたって、時間が解決してくれる。
その傷を治癒していく力を身につけていくのが
「経験」
なんだろうし

逆に、その彼女が今悩んでる
仕事で【必要とされてるのか】
【向いているのか】【このままでいいのか】
って
疑問は40歳になってもあるよ~。
でも、その戸惑いがあるから
「役に立たないかもしんないけど
ただ今は目の前の仕事をまっとうしよう!」
「頑張らなきゃ!」と自分を戒めることができるのだ。
そうじゃなきゃ、あたしなんて増長しちゃって
大変なことになっちゃうよ。

あっ、こんなに寝たのに、まだ眠い。
ドラマはミタさん(どうせなら三田佳子さんに
やってほしかった!)がすごい視聴率なのですね。
(希望あふれる『Jin2』より上っていうのが納得いかん)
あたしはどうしても、娘の声色を真似たミタを
殴りつけるおじいちゃん(平泉成)が許せなくて
(三田佳子なら、「あたし、あたし、おじいさまを
殺してしまったーーー!!」と刺し返すよ!
って、それは薬師丸ひろこ!!)
最初のほうで、長男がミタさんを殴ったじゃん。
このドラマをつくっている人たちは
女性をグーで殴りつける
ことが平気なんだ、
抵抗がないんだ……とどうしても違和感覚えてしまうのだ。
テレビドラマが元気がないときに
こんな高視聴率はうれしいけど
「ストーカー」「放火」「近親相姦」
現代の家庭崩壊『積木くずし』は
どんどん陰惨になってきてるよね。


「顔へのパンチ」とともに
やっぱり、あたしは心だけの不倫彼女が恋愛できない理由
叔父と姪の恋愛蜜の味
親友の元彼を好きになる神経ビターシュガー
が、感情移入、いや理解できないのだ!
なにより、ゲイのくせして女性と結婚して子どもをつくる
三宅ちゃん!
世の中には同じように
ゲイを隠して生きている人も多いんだろうけど
あたしは、やっぱり女じゃ勃たねぇよっ!

あっ、寝ます。

↑このページのトップヘ