妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

2012年05月

久々にテレビドラマを観たよ。いや、テレビをか。
多くの人に薦められていた
『リーガル・ハイ』
今回は金田一耕助、水戸黄門、家族八景を
テーマソングつきでいじりまくる
“お遊びの回”だったけど
みんなが言っている面白さが分かった!
「田舎なんてやだ!大嫌い!!」て
古美門(堺雅人さん)の叫びが自分に共鳴して
大笑いしたよ。


そしてSPドラマの『レベル7』
とあるマンションの一室で、二人の男女が目を覚ます。
しかし2人は何故か、共に記憶を失っていた!!
∑((((((゚д゚;ノ)ノ ひゃっ!!
原作読んでいるのに、どんな話だったか
まったく覚えてないよ…あたし!

話が進むにつれ、薄ら薄らと蘇っていく記憶。
(あんな高齢化うんたらかんたらの話じゃなかったよね?)
ドラマの主人公たちと同じように
喪失した記憶を取り戻していく経験をリアルにシンクロ。

だって、だって、宮部みゆきさんの本って
あんまり心に残らないんだもんd(-`ε´-;) シィー...
(毎度言ってますが『火車』『理由』
『模倣犯』は、ちゃんと心に痕を)

映画、テレビやマンガ以上に、小説って
人の好みって出てくるからね。

それはやっぱり登場人物や情景を
自分の中で想像して世界を創り上げながら
読んでるからかなぁ。


で、もう自分のなかで妄想キャスティングして
一気徹夜読みしたのが

(少しでも睡眠とらなきゃいけないのに、
それ以上に引きこまれるストーリテリング!)

『太陽は動かない』

『悪人』などをはじめ、人間の描写に定評がある
吉田修一さんが、ス、スパイ小説??!!て
訝しんでたけど、

登場人物のキャラ設定がしっかりしてるから
勝手にイメージして読んだから

(あたしは主人公鷹野は西島秀俊さんをキャスティング!
その脱いだらすごいんですよカラダを
惜しみなく出してほしいっ!

ノンストップで動き回る彼らに
ホーチミン、天津、上海、種子島やサンフランシスコ
次から次へと変わる舞台に、振り落とされずに
ついていけるのだ。


もうね、どんどんどんどんページがめくれてくよ

あたしの固定観念なんだけど、SFとかアクションとか
話が大きくなればなるほど、日本の小説や映像作品って
ちゃちくなっていくっていうか(マンガは除く!)

でね、この物語の主人公たちは
“産業スパイ” いち早く機密情報を手に入れ
高値で売り飛ばすこと。
中国や韓国との技術革新の攻防戦というリアルな世界
(研究者や発明品や著作権を大切にしない日本
優秀な人材は流出していくよな~)
サッカー大会の爆破計画、新しいエネルギー開発を巡って
誰が敵で、誰が裏切り者か?二転三転するストーリー
尻すぼみすることなく、
最後まで興奮収まらず楽しめた。(*'д`*)ハァハァ…。


なによりね、この吉田修一さん、組合員?
違ったとしても精神的に男好き。

次から次へと出てくる男性キャラクターの描写が
色っぽくて
(拷問を受けてるときも
そして、このスパイたちは秘匿守秘のために
カラダにあることをされてるのだ。
それさえセクシー・バイオレット!
ハァーー゚:;。+゚☆ヵコ(*゚∀゚)bィ-ィ☆゚+。;:゚
甘い吐息をこぼしてしまう。


ヤバいっ、またもや二次元に恋してしまうのだ。
早く続きでないかなぁ。

職場の男性がね
「奥さんの娘への叱り方がおとなげない」
「パパー」と泣きついてくる娘に対して
「“嘘泣きして!”とまで言って、娘がかわいそうだよ」と
ぼやいてたんですよ。


ヾ(´ε`;)ゝ…オイオイオイ。
あんた、女きょうだい、いないでしょ!
家の中にいたのは、優しい母親だけでしょ!
こういうとき、娘と旦那から共通の敵扱いされる
奥さんのほうが、か・わ・い・そ・う!


女は生まれた時から“女”
あたしなんて、年の近い妹にどんだけ痛めつけられたか。
違うか、それ以上にあたしのほうが“女”使って
おとなを翻弄してた(困らせてた)。えへヾ(*′Д`*)ノ


学校や職場での外向きの顔じゃない
思春期以降の“女の顔”を目の当たりにする
彼らパパさんらの未来が楽しみぃ(意地悪目線)
でも今のムスメさんたち、お父さん思いだしなぁ。

うわっ、あんなバカムスメら イヤだよ~。
それでも目の中に入れてもカワイイと思うのかな?
それが始まってすぐの感想。
『ファミリー・ツリー』

妻が、不慮のボート事故でこん睡状態になり
ふたりの娘と向き合うことになる弁護士。
さらに長女の口から出てきたのは
妻には恋人がいて、離婚を考えてた!!
折りしも、カメハメハ大王の血を引く先祖から
受け継いだ広大な土地の行方についても
決断を迫られていてヽ(`ε´;;ヽ)ェラィコッチャ!!!(ノ;;`з´)ノ

正直ね、ちょっと斜に構えた人生賛歌?とか
“映画通”だけが唸る映画なんじゃね?と
観てるあたしが斜に構えてた(笑)


それがさ、バカムスメも、そのバカ彼氏も
「みんなそれぞれ生きてるんだよなぁ」
一家族の騒動から、いつのまにやら
“祖先”とは?“人生”とは?と深遠なテーマを考えてたよ。

いや、そんな堅苦しい内容じゃなくてね
シリアスでも、コメディでもなく

ハワイの景色と、ハワイアン音楽にのせて
観ているこちらも映画の世界に身を委ねて
心地よく進んでいくのだ。


あたしはもうハワイに行きたくなって行きたくなって
速攻で航空券調べちゃった!

なのに、ハワイってなぜこんなに高いんだーー!断念。
「ハワイ~?!芸能人が行くとこでしょ~?」と
まだ行ってない(小バカにする)人に、
「これがハワイなの!!ハワイの風なのっ!!」と
フラダンス踊りながら、この映画を宣伝したいっ!

アロハ~!

大げさじゃなく、アカデミー賞作品賞これでよくない?
(アカデミー脚色賞は受賞したけど)
CGもなく、アメコミでもなく、ヴァンパイアも出てこない
アメリカ映画の底力じゃん。良心じゃん。
なーにより!!
主演男優賞はジョージ・クルーニーでいいだろ!!
ケイト・ブランシェット(『エリザベス』)が
グウィネス・パルトロー(『恋におちたシェイクスピア』)以来の
納得いかない結果だよ。歴史上の人物でもなく
障がい者役を熱演でもなく、ひとりの人生を創りあげてんだもん。
彼のことそんな(顔が)好きじゃなかったんだけど
(概して『アニキ』って呼ばれる輩は苦手なのだ。
あたし自身が、長女?“女王体質”だからかなぁ?)
でもね、でもね、世界中に知られてるハリウッド・スターなのに
映画を観ている間は、この主人公マットにしか見えないんだよ。
妻の浮気に、娘の扱いに、遺産相続に
アタフタするおっさんなのだよ。

けど、たった2時間の上映時間で、
主人公が生きてきただろう何十年かの時の重なりを感じるのだ

「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」
糸井重里さんがつくった
『魔女の宅急便』のキャッチコピーじゃないけど
凹んだり、ぶつかったり、心が事故った人に
ぜひとも観てもらいたい!!

今日は昼から飲んでたので
酔っ払ってるかも。

中学のクラスメイト、正確には小学校
いや、何人かは幼稚園
(2人は産まれた病院も一緒)から
ずっと一緒の友人グループがいるんだ。

男5人、女3人で、あたし以外は
結婚して、子どももいて家族ぐるみで
年に何回か集まったり、個別に会ってるんだけど
海外赴任しているひとりが一時帰国を機に
今日会ってきたのね。
珍しく、それぞれの配偶者は来なくて
オリジナルのメンバーで言いたい放題。

そしたら中学時代からめちゃくちゃ社交的で
大学の体育会出身、ニューヨーク勤務を経て
大企業でバリバリの出世コースを歩いている
グループのリーダー格が酔っ払って
突然、会社の人間関係、
仕事の大変さ、ツラさを語りだし
「俺はこのままでいいのか?!」

しまいには、「みんなは、俺と親友か?!」
ひとりひとりに問い詰めだして
エェエェエェ((゚゚Д゚゚ノ))ノ゛エェエェエェ
い、いまさらそこ??

30年一緒に当たり前のようにいたから
そんなこと考えたこともなかったよ。

「俺に言いたいこと言ってくれ!」って

(;゚д゚)アッ....そう言われると完璧すぎて
フランクに突っ込んだことないや。

でも、30年以上彼なりに、思うところあったのか。
「俺はじつは暗いんだ!おまえがいちばん強い!
ポジティブだ!」て矛先向けられた(*゚ε´*)プゥ

スポットライトを浴びてる人は
そこからはみ出たときの闇も濃いのか。


でも男の人って、仕事にやり甲斐は見出しても
職場に友だちとか、気を許せる人を
なかなか見つけないのかもね。


って、話が飛ぶけど
英国諜報部(サーカス)の組織幹部4人
コードネーム:ティンカー(鍵掛け屋)
テイラー(仕立て屋)、ソルジャー(兵隊)
プアマン(貧乏人)から
ソ連の二重スパイ(もぐら)を
探し出す老スパイのお話。


『裏切りのサーカス』

元同僚誰も信じられない孤独と哀しみの魂が
描かれるのだ。

いやーーーーーーーー男の美学!!
会社に男の矜持とかこだわり持ち出されるのが
あたしはもっとも嫌うんですけど
この映画に関しては、スバラシイ!!
目を見張るアクションも、話の盛り上がりもないのに
続く緊張感とサスペンス。

コードネームやら本名やら、作戦名、時系列が錯綜するし
正直ね、途中から話についていけなくなって
なにがなんだかわからなくなったのだよ。

それに寝不足で眠い眠いと言っていたあたしも相方だけど
暗い英国映画の画面に、うつらうつらすることもなく、
最後まで目が離せなかったよ。
映画の吸引力!!

まぁ、あたしは、世界を変えるような
誇りある仕事じゃなくても

「明日、誰々としゃべろう!」って
行くのが楽しみな会社でいいよ。

自分が選んだ道を信じるしかないもん。

うっ、気持ち悪い…
これは、「明日月曜日か…会社行きたくない…」てな
精神的なストレスからのものじゃなく
ただの飲みすぎ…おぇ。

やばい、40越えたら、
自分でもビックリするほど、体力がない。
疲れがとれない。

いまの団塊の世代や、60、70代の人の元気見てると
すごいなぁ、と感心しちゃう。

郷ひろみが雑誌の表紙で
パンツ一丁の肉体美を披露してたけど
松田聖子や彼みたいになにがなんでも
(いじったり)若さに固執はしないよ。
でも、「生きてくための」体力作りで
運動とかスポーツしようかなぁ。

って、「やりたい!」って思い浮かんだのが
「ポールダンス」なんだけど(ノ∇≦*) キャハッッッッ♪


数時間ライブとか舞台の上って
やっぱり芸能人ってすごい!

まぁ、今日観に行ってきたのは
朗読劇
『宮沢賢治が伝えること』
@世田谷パブリックシアターat三軒茶屋

錚々たる男女優さんが交代で出てるんだよ。
鈴木京香と堤真一の共演ってOKなの?
あたしは小泉今日子のが観たくて買いに行ったんだけど
即効でSOLD OUTでさ
そんとき、なぜか「小池栄子の生の演技観ておかなきゃ!」
(ここ最近の映画やドラマでの彼女ってすごくない?)
チケットを押さえたんだ。
彼女と段田安則さんはもちろんGOOD!!
そして、松坂桃李くんの声が通るし、滑舌もいいし
演技もうまいし、うれしい驚き。

いまの(子役もだけど)若い人たちって
演技上手だよね。

朗読劇って、あたしは小学校の頃
国語の教科書に載っていた
「とびこめ」って
猿をおいかけて船のマストに昇ってしまった
船長の息子かなんかの話を
ひとり、部屋で芝居してたのを強烈に覚えてるんだ。

宮沢賢治の詩が、物語が、言霊が
時空を超えて、いまの日本や、いまの東北にかぶって
ちょっと胸と目頭に熱いものが。


中島みゆきさんの夜会じゃないけど
ユーミンやミスチル、ドリカムの歌詞を
何十年か後に、朗読劇にしても
未来の人に「届く」んじゃないかな?て思ったり。

言葉ってすごいね。

ネットやケータイでも、簡単に入力できるけど
なるべく人を傷つけたり、吐き捨てるような言葉は
使わないようにしなきゃなぁ。


ソウイウモノニワタシハナリタイ(無理か)


会社で老若男女誰からもカッコいいって
言われてる男の子

入社してきたとき、騒ぎになったほど。
そんな彼とエレベーターでふたりきりになったのだ。
仕事で接点もないのに
なにを思ったか、あたしは突然、会釈する彼に

「『ダーク・シャドウ』観たんですよ」

「(○゚Д゚)ェッ…」

「それに出てたジョニー・デップに
○○くん、似てると思った」


「それって、褒めてます?」

「ううん、白塗りで気持ち悪かったもん」

「(○゚Д゚)ェッ…」

「ヾ('A`;)ノぁゎゎ・・ごめんごめん
そんな面識もないのに、こんな失礼なこと!」


エレベーターの扉が開いた瞬間
逃げるように駆けてったあたし……。


そしたらね、彼からメールが来たの。

「こっちは勝手に面識あると思ってます(笑)
これからも、絡んでください!」
って。

トゥカタ――ン♪ 『ラブ・ストーリーは突然に』の前奏ですよ。

いや、15歳くらい下の子で
イマドキの男子特有の気遣いっていうのは分かってるけど
周囲の人に
「なに、パソコン見てにやけてんの?!」って。

こんなトキメキを味わえただけでも
『ダーク・シャドウ』観て良かったよ。えっ?そこ?

だ、だって、これって「ヤリ逃げ」の話だよね??

金持ちの御曹司が性処理に
召し使いの女の子に手を出してたのに
若くて、可憐な少女と出会って恋に落ちて……
いや、そりゃ、魔女じゃなくても
復讐の鬼になるさ!

だから、最初からエヴァ・グリーン演じる
アンジェリークに肩入れして見ちゃったからなぁ。

しかも、あたし、バーナバス(ジョニー・デップ)の
子孫コリンズ一家って全員がモンスターかと思ってたら
ミシェル・ファイファーは
杉本彩っていうか夏木マリっていうか
ただ単にルックスが怖いだけだった…Σ(@д@;ノ)ノ ヒィィィ~...

『シザーハンズ』から始まった
ジョニー・デップとティム・バートンのおふたり
本当にこういう世界が好きなんだなぁ。
ゴシックから1970年代の世界は好きだけど
なーーんだ、やっぱりおっさんと
若くて清楚な女の子のラブ話かよ!( `д´) ケッ!


あたしは15歳も下の男の子にトキめいてますがね。
それはそれ、これはこれ。

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