妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

2012年10月

森ガールとかカフェ巡りとか鎌倉や下北沢散歩とか
落語好きとか、ブルータスcasaやPenが
愛読雑誌だったり、よく分かんないけど
オサレな人や感性が豊かな人だけが
「おもしろい、いいよね~」って
語るようなドラマだったら、どうしよ。

あたし、ついていけるのか?

『ゴーイング マイ ホーム』

と、思ったら昭和を過ごした人なら
どこかで見てきたような家族の風景だった。


「母さんはねあんたと一緒に生きたいがために
父さんより1日でも長く生きようと思ってんだからね」

姉(YOU)と母親をなすりつけあう
主人公(阿部チャン)が“弟”の顔になってた。

姉(女)に容赦なく罵倒されて、
命令されて、育って来た感じ(笑)

ある意味、世界的に有名な映画監督が
つくったドラマというより、
昔のTBSの向田邦子さんや久世光彦さんの
ドラマの趣き。


倒れた父親のカバンを漁って出て来た手帳に
「火サスみたい!」「清張よ、清張」

「結婚してから映画なんて行ったことない」
「母さんじゃない人とは行ってたんだ」
「意地悪ね~」
「母さんの子だから」

吉行和子さん扮する母親と、姉弟ふたりの
実家での会話シーンがいちばん面白い。


それにしても、良多みたいな人って
どこにでもいんだよね~。

誰にでも「いい顔」して、仕事滞らせる人。
子どもよりも、自分の仕事(キャリア)に
力を入れる妻、
フツーのドラマなら
悪役にされがちなキャラクターを
阿部チャンと山口智子が演じてるから
笑ってみられる~。

(阿部チャン、宮﨑あおい、YOUのCMが
多いのが気になったけど…そこはおとなの事情?)

手帳に書かれてた「く」って?
「人の名前じゃない?黒柳徹子とか、
工藤静香とか?」
ってあたしと同じ思考(笑)

なんか家族で紅白歌合戦、そろって観たりしてたこと
ふいに思い出した。


ユーミンがよく言うようなセリフだけど
「新しいけど、なぜか懐かしい」ドラマ。

「あなた、もしかして、ネコですか?」

中山美穂ちゃん演じるアオイの質問セリフに
思わず観客のあたしは「ええ。」と頷きましたよ。
セン(向井理くん)がそこで
「僕はタチなんすけど、掘る方で」と
答えたら、ゲイの観客動員数増加したのに。


『新しい靴を買わなくちゃ』

パリに行きたい!パリに!
おフランスの“えりこ”と言えば
中村江里子さんじゃなく、
北川悦吏子さんの世界がパリに違和感なく
なじんでて、
普通さ、邦画の海外ロケって
『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』くらい
浮いちゃうじゃない?
俳優さんたちの英語や異国の言葉も
「ハイ、今から、ナチュラルボーンな
イングリッシュかましちゃうよ!」て
発音とかマヂにやればやるほどこっちが気恥ずかしくなって。

あたしが海外を舞台にしてオッケーだせるのは
(上から目線)
「私にはチャンスがないっていうの!」
「体売ったって、私は絶対にのし上がってやるわ!」
『ニューヨーク恋物語』でディーラー里美役を熱演した
桜田淳子さんくらいかしら。

彼女のあの演技、幼心にも「神憑ってた…」
あたしは「さとぅみぃ!」って韓国の女優さんのマネ
ずっとしてたけどね。

でもやっぱり中山美穂ちゃんは、パリに住んでるだけあって
地に足がついてるっていうか、ヒールがなじんでる。


25年ほど前の「ニューヨークで恋いぃしたいっ!」てな
バブル時とまったく変わってないといえば変わってない
「パリで素敵な恋したいっ!」の
『新しい靴を買わなくちゃ』だけど
あたし、恋愛だけは、古いも新しいもないと思うんだ。

誰かと出逢って、恋をして、ときめいて、苦しんで
これって、不変的なものじゃない?
それとね、(心がマッチョな)男の作家さんや監督さんの作品見て
いっつもロマンチストやなぁ~て思うのが
主人公の男と女は、当たり前のように
【ただバッタリ出会うだけで】それこそ視線が絡んだだけで
恋に落ちると信じてるとこ。

いやいや、みんながみんなどうか分からんけど
少なくとも「好きになるキッカケ」
どんな些細なことでも「スイッチが入る瞬間」
「ハートのイグニション」
←これは元おニャン子の福永恵規の歌。
それがあって、女の人は動き出すと思うんだよね。
その過程がね、やっぱり北川さんは上手い!!


ふたりの距離が近づいて、離れて、近づいていく。
恋って「文系」じゃなくて、その足し算引き算やケミストリー
じつは「理系」専門分野なんじゃなかろうか、と。


正直ね、あたし向井くんって今まで「好き」じゃなかったんだ。
ソツのない感じや「誰にでも優しいのは、本当の優しさじゃない!」
もし恋人だったら、そんなことを叫んでしまいそうで

(一応、つき合ってる妄想はしたんだけど)
でも、その“器用貧乏”なとこが、この映画では魅力的で
思わず、か、かっこぇーっーヾ(*>∀<*)ノ゙、ほぇ~~。
って
「話すの怖いな」「聞くの、怖くないよ」
あたし、そんなこと言われたら、どんなエグい過去も
洗いざらい喋っちゃうってば!

美男美女がパリの街角で出会うなんて「ありえない!」
言う人もいるのかもしんないけど
少なくともあたしは駅や電車の片隅で
「この人たちお地蔵様?」ってくらい
ぴったりくっついて離れない不細工カップルよりや
どこにでもいる「ありふれた」そこらの生活臭カップルよりも

美しい景色のなか紡がれる、美しいふたりの恋を見たいよ。
(向井くんは、この撮影で美穂ちゃんに惚れたね!)

綾野剛くんと桐谷美玲ちゃん若者ふたりの恋は
こそばゆいけど、若いふたりだからこその結末。
「10代、20代のころってこんなんばっかりだったなぁ」
(遠い目)


それに、さっきも書いたけど
これは(北川さんの作品は)
偶然出会ったふたりが、簡単に恋に落ちたんじゃない。
相手の言葉に、行動に、お互いのリアクションに
ふたりの心に火がついて、灯っていく話。

(恋愛やラブストーリーをバカにしてる人が、
同じシチュエーションに遭遇したって、その後はすれ違うだけ)
その火力が、新しい一歩を踏み出させてくれるんだもん。

そしてこの映画もまた、あたしの心に火を灯す。

アオイとセンがセーヌ河遊覧船で「ポン・マリ」を
くぐるとき、あたしも一緒になって願い事しちゃった。
「いつかふたりでパリに行けますように」と。

パリに行きたいっ!パリに!!

雨が降ってる中、寝坊できる幸せ~。

ここ最近マンガの新作が立て続けに出ていて
ベッドに寝転んで読む幸せ~。

いや、久しぶりに「会社辞めたいなぁ」て
悶々としてて、でもそんな勇気も転職スキルもなくて
映画やマンガへと現実逃避してるんだけど

あたしね、会社でたとえば仕事で全然接してない人でも
昔「カッコいいなぁ、仲良くなりたいなぁ」と
願ってた人とは、今では食事や飲みに行ったり
それこそ「辞めたい」ことを愚痴れる関係になってるのだ!

そう思うと、そうだよなぁ、辞めることないか、って
なによりも、あたしの「辞めたい」気を翻してくれてるのだ。


女の同僚には「マリリンの恋愛にかけるパワーを
もう少し違うことに有効活用できないのかなぁ」
って…。てへ。

でもね、東村アキコさんの美大受験の実録回想マンガ
『かくかくしかじか』
読んでいたら、いや、あたしの恋愛パワー
充分、役に立ってるわ、
と。

東村さんと同じように、
あたしも【なんとなく】頭が良く思われてる人間だったの。
でもね、実際のところ、問題の意味さえ分からないバカ。

「もし、芸能人になっても、クイズ番組には絶対出られない」
抜き打ちで『めちゃ×2イケ』の期末テストに参加させられたら
事務所の圧力で絶対に出ないもの!アイドルはイメージが大切よ♪

計ったことはないけどIQとかね、絶対低いんだよ

そんなあたしが、受験を経て来たのは
ひとえに、「好きな人と同じ学校に行きたい!」
マヂで勉強したもの。

♪悪いけど、賢くはないさ
頭より、心で考えるタイプ
ギリギリでいつも生きていたいから♪


KATーTUNの『Real Face』ですよ。
「やだやだ、全然勉強してこなかった!
ついつい『ガラスの仮面』読み出したら止まらなくてさ」と
言って、陰で必死こいて勉強してたもの。
朝5時に起きて、死ぬ気でやってた。
予備校だけでなく、英語塾にも行って
ひたすら駿台の英文法を暗記してた。
当時使っていた英語の辞書見るとね、
単語がほとんど塗りつぶされているの!!

覚えていくたびに、蛍光ペンでガガガガっーーて。

「理解力」がないあたしは、もう力づくで
受験の傾向と対策を練っていたのだ。

大学受験の時は5科目も間に合わない!覚えられない!
理科や数学のように、解析力や「正しい答え」があるものは
たどりつけない…と。

(まぁ、好きな人も私立文系コースだったんだけど)

進学したら、うちの大学は
「本当は国立や早稲田に行きたかったーー」て
挫折感にさいなまれてる人が多くてビックリしたのだ。
そんな敗北感にまみれた彼らは
野球やラグビーの対早大戦で
勝手に盛り上がってた…んだけど
あたしはその悔しさが分からず。
だって、あたしは死ぬ気で、そのときの自分の脳を
しぼりきって、MAX状態で入学したから。

いっぱい、いっぱい、ギリギリセーフ

あたしすべてにおいて
「【伸びしろ】がない」人間なんだよね。
これ以上知識もないし、面白いこともないし、
「じつは●●なんです」ってことがないの。浅いんだ。
就職活動も、「厳しかった、氷河期だった」って人に
「何社受けて落ちたの?」って聞くと「10社」って。
えっ?!えっーーーーー!!!ですよ。
あたしなんて100社受けたわいっ!!

そこまで受けて、落とされて、社会に否定されてきて
やっと、やっとつかんだんだもん。

(だから転職なんて、行き場所ない)

勉強だって、それこそ恋愛だって「おかま」のくせに
「ノンケ男(女性が恋愛対象の男)」を
射落とさなきゃいけないから、もうそれこそ
地獄の受験時代リピート!!

傾向と対策を練って、日々是精進ですよ。
(だから、「価値観が合う人がいい~」て
なんの努力もしない独身女性にはイラつくんだよね)
いい点なんて取らなくていい(無理!)
その人の合格圏内に入るために
日々、近づいて、媚びて、ズルして裏口でもいいから
(あっ、あたしの場合お尻の裏口か!)
恋愛学習してましたよん。

お父さんに会社で不要になった紙を持って帰ってきてもらって
ただただ、ただただ世界史の年号と事件を
英単語を、書いて書いて書き続けた日々。

東村さんは美大受験だったから
デッサンを描き続けたわけだけど。
このマンガを読んで、高校や大学受験のころ
自分の頭の悪さに気づいて、ほかになす術もなく
何枚も何十枚も書き続けたことを思い出したよ。
(その頃観た『魔女の宅急便』でキキが会った
森の画家の女の子も「描けなくなったら、とりあえず描く!」て
言うてたし)

そんな「受験勉強」しかしてこなかったから、
あたしは歴史の本当の意味も繋がりも
まったく分かってないし
(『ベルばら』のフランス革命のみ)
漢字も読めないし(いまだに注意される)
古典も『あさきゆめみし』と照らし合わせながら
源氏物語の原文を紙に書き続けたのみ。
英語にいたっては、彼に「本当にひでぇなぁ」と
呆れられるくらいしゃべれないのだ。


職場でも、頭良くてイヤな人より
頭悪い人のに、全然気にしてない人に、
近親憎悪で敵意をむき出しにしてしまう。
あたし、大丈夫だよね?みんなに「頭悪りぃなぁ」って
迷惑かけてないよね?
て。
このブログでは、へ、平気だよね?

あっ、東村さんのマンガは
美大受験にあたって、絵の指導をしてくれた
絵画教室のスパルタ先生との交流を描いたマンガ
です。

ちなみにあたしの一番の受験対策は
会場に入った途端、自分よりバカそうな人間を
見つけて数えること。
「あっ、こいつ記念受験だ」と。
あくまでもイメージね。
で、「この何十人のなかでは受かる確率
あたしは高い!」って自分に自信を持って
答案用紙に向かってたんだよなぁ。


あたしって20年も前から性格悪しっ!!

架空(って言われると、ちょっと悔しいけど)の
人生を「妄想」するのとは
またちょっと意味合いが違うんだけど

あたしは、映画を観るとき
いまの自分は「アメリカのティーンエイジャー」
北島マヤが泥まんじゅう食べた時のように
(し、しつこい?いや、ガラカメ異様な速度で
またもや新刊出ているからさ)
なりきるときがあるのだ。
もうケータイで「LoL」とか「PDA」とか
打っちゃうyo。
↑使い方間違ってる??

『STEP UP』とかそれこそ『トワイライト』とかね
おとなの小難しい批評なんてカンケーなくne?
この劇場のライブ感を大切にしようぜっ!イェー!ヨー!

映画館のシートに身を沈めるのだ。
ノリがイマイチ♪恋かな♪yes!♪恋じゃない♪yes!
英語と言えば早見優@夏色のナンシーの
昭和のアメリカン・ハイスクールなんですけどね。

学校でイケてるアメフト部員が気の弱い男子学生を
ロッカーに叩き付けるような。アル!アル!アル!!

で、そんな気持ちで乗り込んだ
アメリカで驚異の大ヒット
『ハンガー・ゲーム』なんすけど
40過ぎたおっさんが観てもフツーに面白かった。

ライオンズ・ゲートって中規模の映画会社が
社運を懸けた映画らしいんだけど、確かに。
これ、ストーリーはたいしたことないっす。
日本の小説パクってんじゃね?の原本
『バトル・ロワイアル』とも、また趣が違うっていうか
アメリカの貧富の差やリアリティ番組を批判(揶揄)
本当にね、大コケしても、薄っぺらい作品になっても
仕方ないようなギリギリだったのを持ちこたえたんだなぁ。

やっぱり監督の力ってあるんだね~。
カメラが捉えた映像の大半が“ヒロイン目線”
ヒロインが見た景色、人、観衆、幻覚
音もね、たとえば目の前で爆発が起きて
一瞬耳がつんざかれた時キーーーンって耳鳴り音響だったり
臨場感あって、ヒロインと同じ体感ができるんだよね。

まぁ、自分には置き換えられないんだけど。
だって、主人公カットニスを演じたのが
ジェニファー・ローレンスだから。

彼女をキャスティングした時点でこの映画の勝利!
いやーーー、すんごい存在感。

さすが、ボクらのアンパンマン!
澤井健さんが雑誌映画秘宝の連載イラストエッセイで
レニー・ゼルウィガー→ミシェル・ウィリアムズ→
キャリー・マリガンへ連なる「下ぶくれ、潤い目線、
前髪パッチン留め」女優の系譜について書かれていて
膝を叩いたんだけど
(そういう女優がまた男は好きなんだ!
日本だと蒼井優ちゃん)
同じ顔パンパンでも、ジェニファーは違うのだ。
むしろ男が引いちゃうような骨太な強さ。

(小池栄子ちゃんや松下由樹さんとか系ね)
映画が進むに連れて、彼女のふてぶてしい図太さの奥で
核となってる優しさや繊細さ、
そして賢さにどんどん引き込まれていくんだよね。

あたしは宣言します!彼女はいつかアカデミー賞を取る人!
前述の女優たちと違ってスター性があるもの。

(小池さんや松下さんにあるかどうかは別問題として)
昔、『銀河鉄道999』で確か「蛍の星」ってとこで
体から発せられる光で身分が決まる星云々のストーリーが
あったんだけど、悲しいかな、“スター性”だけは
整形しても、体を使ってのし上がっても、演技がうまくても
有名監督がつくった大絶賛の作品に出演しても
手に入らないもの。


本当、映画って監督の手腕と女優のパワーで
どうにでもできちゃうんだなぁ。


だって、火の玉攻撃、万病に味方のお薬
ラストの獣、突っ込みどころ満載。


アメリカのティーンエイジャーになって
コーラを飲みながらヘイ!ヨー!
D・A・Y・O・N・E!な気分で鑑賞しましたよ。



マツコが『怒り新党』
テニスの女子プロ選手になってる
もうひとつの人生を事細かに妄想
していること
熱く語ってて、夏目アナがドン引きしてたけど

えっ?!それってフツーのことじゃないの?
あたしは何個も名前を
パラレルワールドのように
幾多もの人生を

北島(きたじまって入力したら喜多嶋舞って出てきた)
そう、北島マヤのように千の仮面を持って
生きてますよ。


さすがにそこまでは書かないけど
自分が「女優」だったときの名前もあるもの。

まぁ、メインは本名ママの
アイドルからハリウッドデビューまでした
男優人生なんですけどね。

こっからも妄想は、『怒り新党』観てなくて
いや、観てても意味分からん人は放置します。


ハイ、スタート!

あたしは、『夕やけニャンニャン』を観に行ったとき
(フジテレビの偉い人の親戚で関係者観覧)
そこのプロデューサーに声をかけられ
そのまんま大手のバーニングに所属するんですよ。
で、中学卒業を待って、高校入学と同時に
毎週金曜日、『夕食ニャンニャン』の司会をするの。
で、そのとき秋元康さんの勢いに乗って
後藤次利さん作曲で歌手デビュー
もするんだ。

そこで、とんねるずやチェッカーズに可愛がられ
事務所の先輩であるキョンキョンとも仲良くなったり
(そのときの歌番組の順位やスケジュールを
手帳にマジに書いてたもの!!)


「普通の感覚を持っていたい」と大学は受験して
(そのときのアイドルにしては珍しいんだけどね)
休みのときにドラマには出て、生来の演技の才能を
開花させていくんだけど
(デビューは『月曜ドラマランド』)
いしだ壱成や武田真治さんらと「フェミ男」と
くくられることに戸惑いを持ったり
自分が基礎や実力もないままスター街道を走ってることに
怖さを感じてるんですよ。

そのときのことは『徹子の部屋』で黒柳さんにも
涙ながらに語ってるんだけどね。


で、そんな迷ってるとき、出演した映画『大誘拐』で
北林谷栄さんと緒形拳さんと出会い
厳しく指導されながらも、演技の楽しみに目覚めて
覚悟するんだよね、
俳優として生きること。
で、「このままじゃいけない、僕はヒーロー役や
いつかくる“お父さん”役はできない。
日本でこのままトレンディドラマに出ても未来がない」て
英語を勉強して、マスコミや世の中に内緒で
ハリウッド映画のオーディション受けだすんだよね。
(プライベートでは同じく『大誘拐』で共演した
風間トオルと付き合ってるころだね)

そっからの話は長くなるから(16歳でデビューなので
25年間分あるし)割愛するけど

あたしは、マジでマジマジでスカウトされた15歳の頃の
父や母を説得する
(①勉強は手を抜かない、②高校は休まない、
③大学は行くって3つの約束ね)ことから
今日まで四半世紀、妄想しまくってましたよ。
黒澤明監督(恩師!)の『八月の狂詩曲』に出たことで
ハリウッドのキャスティング・ディレクターの
目に留まるようになり
アカデミー賞で日本人にしては何十年ぶりに受賞した
助演男優賞
(主演じゃないところが奥ゆかしいでしょ)
英語でスピーチ考えてたもん。
もちろん最後は号泣しながら「サンキュー!サンキュー!
A・R・I・G・A・T・О!!」って
日本語でも挨拶するんだけどね。
(凱旋帰国後はニュース番組に出て
久米さんや、筑紫さんとの対談も)

あっ、『オーシャンズ11』シリーズにも出ますよ。

って、この妄想話、あたし止まらなくなるからな。

その監督スティーブン・ソダバーグ監督の最新作
『エージェント・マロリー』

そう、そう、あたしは女殺し屋にもなりたかったんだ。
ただ、今回は女優ではない総合格闘家の人を
ヒロインにしてるから、アクションシーン半端ない。
ただ、やっぱりさ、アカデミー賞授賞式で
素人界隈では美人で通っている誰かの恋人や奥さん
それこそ有名モデルも、レッド・カーペットでは
ハリウッドの女優の“華”や“オーラ”に負けちゃうのと一緒で

スクリーンで映えるのは「女優」だよね。
(もうさ、「美しすぎる」スポーツ選手っていうの
やめようよ!!みんな甘すぎ!)
このお方ジーナ・カラーノさんもこの先
ミシェル・ロドリゲス兄貴のように
戦闘服ばかり着る女優人生なんだろうな~。

だって、マイケル・ファスベンダーのほうが
よっぽど美しかったもの!
彼のバスタオル姿のほうをもっと観たかった!

(っていうか、彼とチャニング・テイタム目当ての鑑賞)

あっ、でも、鑑賞記念に「マロニー」もらった。

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