妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

2013年02月

ふぅーーーん、光生は灯里を選ぶのね…。

「奥さん可哀想パターンでしょ」
「紺野さん、笑ってた…」


元嫁が変わったことも、笑ってないことも
気づかないのに、そこは気づくんだ。
嬉しいんだ。

「がんばってください、負けないでください!」なんて
声かけられるんだ……。


諒、あなたは灯里とヨリを戻したいと跪けるのね。

「灯里と別れるのイヤだよ」
「ごめんね、そういうの気持ち悪い」

一緒にいて、空気を薄くする女なのに
やっぱり女は「面倒くさい」ほうがいいんだよね。

分かってはいるんだけど、
男にとって「面倒くさくないよう」
「足手まといにならないよう」
必死になっちゃうあたしがいるんだよね。


そしてどんなに気が合っても
まっすぐに恋心を伝えられても、そこにはいけない。
灯里みたいに「死んでしまえばいいのに」って
言ってた男と、飲みに行けない。
もう、ふたりで仲良くやってなさいよ。

で、不幸になっちまえっ!!!!

でも、光生なんて、すんげーームカつくのに
結夏の気持ちに気づけっ!!
ヨリ戻せよっ!
って思ってしまう自分もいんだよね。

「あなたをこっそり見てるのが好きなんです。
盗み見たり、まじまじ見たり
かけがえのない幸せでした」


部屋を出るとき、書いていた結夏の手紙にしんみり。

あたしも、自分の目がカメラだったら
まばたきするたびに、シャッターが下りて

彼の顔を、姿を永遠に封じ込めたら…って
しょっちゅう思うから。


これはドラマ、ドラマ、これはフィクション
光生にムカつく必要はない。

瑛太が演じてるからまだマシなだけであって
世の中に光生みたいな男いても
絶対、幸せになれない!孤独のまま死んでしまえ!!

って、息を整えてるあたしがいるの。
ゼーゼー、ハァー。


光生には誰より不幸になってほしいのに
(「よその家のこと噂話みたいなのするのよくないよ」
なんて発する男、ぜってーー関わりたくないもん)
結夏のために、幸せになってほしい。すごい矛盾。

この先登場人物のハッピーエンドなんて観たくないのに
やめられない、観るのやめられない。すごい矛盾。

アメリカでいっつも不思議なのが
全米ライフル協会の存在の大きさ。

銃を乱射した無差別殺人事件が起きたあとも
「だから、子どもたちを守るために
全ての学校に銃で武装した警官を置くべきだ」

訴える根性が敵ながら(敵なのか?)
アッパレというか、すごい逆転の発想だよなぁ、と。

日本でいま「銃がOKになったら」
犯罪が増えるとしか、考えられないもん。

同性愛や環境問題にはギャーギャーうるさいくせに
この件には黙認していたハリウッド・セレブたちも
さすがに「銃規制」を訴えだしてきて…

……うーーむ、(((oノД´;q)))ウ─ン???
ビヨンセ、キャメ子やJ・アニストンら
「女優」や「女性ミュージシャン」ばっかじゃん!!
男のA級スターの名前が見当たらない…
正義のヒーローのあの人も
チャリティ大好きなあの人も(ここは奥さんもか)
ハリウッドのアニキも……
やっぱり、自分たちが映画の中で銃をぶっ放してるから
偉そうなこと言えんのかなぁ。


男の人って、こういう武装がなかったら
アイデンティティどうするんだろ?

いや、「銃」って、男性性をアピールしてるようで。
ふとね、自分のガン(銃。と、おやじギャグっすね)
勃たなくなったときの男の人の喪失感って
いかほどのものなんだろ?
想像以上なのかな?
あぁー、ネコで良かった!!

と書きつつ、あたしもね
時々、銃ダダダダダダダーーーンの
映画を欲するときがあるんだ。

もうすべて壊れてしまえっ!撃ちまくれ!!て
(やっぱ、最近疲れてるのかなぁ?)
そういうとこは男なのかしらん?
いや、それに射撃に、射精を重ねてる訳ではないわよっ!
(って、ひとり考えすぎ…(〃≧∀≦)ゞ)

『ジャッジ・ドレッド』

じつはスタローンの前作は観てないのだ。
すべてがスローになるというドラッグを精製してる
ギャングとの戦いのせいか
銃撃(弾が体を貫通する)シーンや
高所から落ちた人間が床に叩きつけられるまでを
スロー映像で見せるシーンが何ヵ所かあり
悪趣味だな~
と目を背けたけど
それ以外は、楽しんで観ちゃう自分がいるんだよね~。
あーーぁ、ダメダメ、穏健派ハリウッド・セレブとして
銃反対アピールしなきゃ!


でも、それは「銃」がない日本に住んでいるから
まったく「別の世界」「フィクション」として
観られるからなんだよね。

やっぱり、あたしは殺傷能力のあるホンモノの銃より
男のマグナムで、コロシテほしいわっ!
(って、最後まで下ネタ

今日も1日ガンバっていきましょー!
エイエイヾ(´д゚(´д゚*)ノ゙ォォォ→☆★


出勤前に、毎朝、ひとりで拳を上げてます。
あたし病んでるわけではないよ、ね?
だって寒いんだもん。心まで閉ざしがち。
アメリカで、じいさん、ばあさんがマイアミに
犯罪者が「南」に逃げるのも、分からなくもないわ~。

彼の口癖は「早くリタイアして、タイに行こう!」
何年か前まで「俺はタイに行くから
お前は日本からお金を送ってくれ」
と言ってた彼が
「タイに一緒に行こう!」まで
進歩したんですよ、奥さん!!!

すげぇレベルの低いダメ恋愛書いてますが
初めて「一緒に」がついた時は、涙チョチョ切れたもん。
たとえ「生活費はお前が出せっ」て
意味だとしてもヽ(*゚∀゚)ノアヒャヒャ

将来のある若い子はマネしちゃいけませんよ。

いつか年を取って、ふたりでタイに移住することを
夢見て
、それを励みにエイエイヾ(´д゚(´д゚*)ノ゙ォォォ→☆★

保守的なイギリスから、遠く離れたインドへ
余生を過ごすため、
それぞれの事情で移り住んできた男女7人

(男女7人って書くと、いまだに
『CHA-CHA-CHA』の前奏の
車の急ブレーキの音が鳴り響くんだけど)
ウェブの広告では豪華な高級リゾートホテル
実際に着いてみれば……改装工事中。

彼らを待っていたのは、インドの喧騒と熱気!!!

『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』

やっぱり、インドに行きたいっ!!
15年前に行った時には、もうそのいい加減さに辟易し
社会人になってからは、すべてを消耗して
社会復帰できないかもしれない…と
躊躇してた国
、でもそのパワーに巻き込まれたい!

それ以上にビックリしたのが、
満員御礼の映画館
元気ハツラツなシルバー世代に埋めつくされてたよ
遠き思い出、親子(孫)の情愛、死と別れ
+吉永小百合or高倉健って映画もいいけど
いまの高齢者は、エネルギーに満ちてるもん。
いくつになっても迷ったり、恋したり
そしてチャレンジしたり、こういう作品が
待ち望まれてるんじゃないかな。


いや、あたしみたいに中年も
ニコニコ幸せなな気分になれる映画。
誰かにとって「1番」じゃないかもしんないけど
誰もが好きになる映画だよ。
イギリスのシニカルな笑いもあるし。

よっしゃー!!ガンバっていきまっしょい!!

年を取るとね、気をつけてないと
頭がどんどん固くなっていって
新しいことを受け容れがたくなったり
勇気がなくなる
(あたしだけ?)
この映画でも、そこにがんじがらめになっちゃう人もいるの。
反省、反省。

だって、アノ、アノ、『007』の
ボンドガールもとい「M」こと

ジュディ・デンチ先生が
(『マカロニほうれん荘』のきんどーさんが)
はにかみながら、恋のヒロインやっちゃうんですよ。
確かに、イギリス王室から「デイム」の称号を
そしてわが国からは高松宮殿下記念世界文化賞を
受賞しているデンチだもん!
どんな役だって演じ切れちゃうわよっ…
って、「演じる自由」と「観る自由」(・∀・;)
正直『ローマの休日』での
オードリー・ヘップバーンばりに、
バイクの後ろに座って、きゃっきゃきゃっきゃと
頬を染めるデンチ先生なんて観たくない!

むしろ、スパイの暗殺命令出しててほしいヾ(゚д´*)ノ゙
(でも、共演のマギー・スミスと同年齢の78歳なことに
ビックリ!っていうかマギー・スミスって
森光子さんとかと同世代かと…)
日本だと、市原悦子さん?
浅丘ルリ子だと、インドで干からびちゃう。
三田佳子や十朱幸代さんだと生々しいか。
男性陣は平幹二郎さんや山崎努さんかしら?

インドという舞台もさることながら
ザ・名優たちの老いても尽きぬパワーに
本当に、元気をもらえる
映画だよっ!


自分もだけど、鑑賞券を親にプレゼントするのにおススメ。
これからの時代、親にも適応能力や
人生何が起こるか分からない楽しみを
持っててもらいたいしね!

「男は黙ってサッポロビール」

もうそんなCMがまかり通る時代じゃないけど
ここ最近のドラマ
「おとなだって、ツラいのよ」
ギャーギャー喚くの多くないすか?


そりゃ、親の年齢になって、それでもふがいないけどさ
このドラマに出てくるおとなも「みーーんなダメ」だよね。

父親が殺されたのに、助けを求めに来た妹と
「殺人関係者?」と自分の未来予想図を勝手に描いて
勝手に壊されたと騒いでるバカ女を放置して
大学の研究室に戻ってしまった良幸、
でも、彼だって役の上では(安田くんは見た目アラサーですが)
大学生、20歳にもならない男の子だもん。
いくら長男だからって、心の整理つかないわなぁ。

今回の騒ぎで、彼が女嫌いにならないことを祈る…
ていうか、素の安田くん、どうなの?
テレビのバラエティ観るたびにハラハラしちゃうんだけど。
このドラマとは別の神経回路で。

そして、高橋克典演じる結城刑事
「中村さん(鈴木京香演じる真弓の旧姓)は
変わらないなぁ。優しいね~。
(大学時代の)学園祭準備ひとりでやってただろ」
って。
そんな懐古話、テレビの女性視聴者はいっせいに
「それは、真弓が嫌われてたから!!!
彼女がいい子ぶってやってたから、ほかの女子がスト起こして
やんなかったんだってば!!」
と思ったことでしょう。

そんな彼女は、働いているスーパーで
娘・彩花の万引き事件。
「やってないよね?万引きなんてしてないよね?」
「私立の願書取り下げたの、どうして?」

と、怒ってるようで、自分の望む答えを
娘から聞き出してホッとしたいだけじゃ?

「なにに怒ってるの?」って
まだわかんないの?
おめえの見栄っ張りな根性が娘や旦那を苦しめてるんだよっ!
こういう人って、駅の改札口や切符売り場の前で
立ち往生して、みんなの邪魔になって突き飛ばされても
気づかないで「ひどい…」って気づかないタイプだよね。

って、あたし、なに、真弓のプロファイリングばっかしてるんだ?

「人に家族の問題を話せないのはなんで?」

って、おめえーーーに友だちがいないからだよ!

あーーイライラ。と思ってたら
facebookに会社の男性が「『最高の離婚』の登場人物は
みんな魅力的だ!」
みたいなこと書いてて
それに対して同調のコメントや「いいね!」がついてて
しかも「真木よう子の役は女性の本音が聞けていい!」とか
書いている人(知らない人)にウィルス送ってやろうかと思ったよ。
むーーーー。世の中分からん。
周囲の目に「鈍感」なのは、本当はあたしの方なのか。

いま巷で(どこ?)“ガチ喪女”とか言われてるじゃん。
「ガチでモテない女」
10代で少女マンガに、20代でトレンディドラマに
洗脳されてきた我々アラフォー世代

ある日、角を曲がったら王子様が!
仕事でミスしたら、朝まで一緒にカッコいい同僚が!
そんなこと、なかなか起こらないさ。

そこらの女が、突然「恋したい!」
相手が見つかるはずない(そんなの認めない!!)
だって、あたしなんて、10代の頃から
恋愛のことだけ考えて
「モテる、モテない」ってなに?
それって都市伝説???
あたしは「多くにモテなくていい。ただひとりでいい」と
毎日「その日一番好きだった男=キョウ(今日)イチ」
日記に書き留めて、自分が「本当に男に求めてるものは何か」
30年間自問自答してきたのさ。
その結果が『顔』という、しょーもない答えなんだけど。
そっからはストーカーまがいのことしたり
(学生時代は自分のクラスと好きな人の時間割表
ふたつ持っていた)
大学受験の赤本のように、好きになった人を調査して
予習して、傾向と対策を練ってきた。

ananの恋愛特集読みふけった20代(^▽^;)
北川悦吏子さんのドラマを教材のように観まくったり
時には打ちのめされ、自分が「男」であることを呪ったり
日々努力してきたのよ。
だから普段恋愛のこと考えてない女が
「周りにいい男いない!」とか
「自分と価値観合う人がいいな」とかほざいてても
一朝一夕に、恋愛できねぇよっ!と。

まぁ、『ガチ喪女』の場合は
韓国のスター、特撮出身の俳優、歴史上の人物、宝塚もろもろ
本当に「好きなもの」を分かっていて
それに心もお金も注げてるから、幸せなんだけどね。


昨日ね、前の会社でとってもステキだった人、
美しく、話も面白く、学歴もすごいし、何カ国語も堪能で、
自分のキャリアで海外でずっと働いていた人が帰国してね
久々に会ったのだ。まさに憧れの年上。
彼女は30半ばで10歳下の欧州の人と結婚したんだけど
そんな彼女でもね、
好きな人が行き交う道を偶然装って待ち伏せしてたり
ひとり旅をしてるときには、異国のカフェに入った瞬間
店内のお客さん全員スキャンして、
ステキだなと思う人の横にロックオン
必ず座って、目が合うたび微笑んで、声をかけさせてたとか、

旦那さんと15年経っても仲良くいられるよう
お互いHAPPYでいられるよう日々過ごしてることを
話してくれてね、あー、こんなキレイな人でも
努力したり、あがいたり
いろんなものを乗り越えてきてるんだ、と嬉しかったの。


幸せの基準も、幸せかどうかも人それぞれ。
しょっぱい経験も甘い蜜も、自分を苦しめる毒も
すべて飲み込んで女の人生は続いていくんだなぁ、
改めて思ったのが
西原理恵子さんの
『スナックさいばら おんなのけものみち』


「こんなハズじゃなかった」
「死んでしまいたい」「いや、死んでしまえ、あんな男」

「それでも幸せ」

ネットでの人生相談、暴露話
不倫やら浮気、結婚、出産、旦那、おひとりさま、
さまざまな女の「のど自慢」を
西原さんがぶった斬ったり、心を通わせるのを
まとめた本です。


あたしは友情でも、仕事でも、恋愛でも、結婚でも
続ければ続けるほど、見えてくる景色あると思うんだ。
けれどそこは朝ではなく 白夜の荒野です♪
by 松任谷由実『コンパートメント』だったとしても。

やっぱり、女(おかま)の人生、楽しい!!と思えた本だよ。

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