妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

2013年03月

ぉお!!(゚ロ゚屮)屮

「ジャンゴ」のテーマソングって
北島サブちゃんも歌ってるのね!
さっきyoutube検索してたら出て来た!

『ジャンゴ 繋がれざる者』

っていうか、この映画、もう出だしから
ザ・70年代!!!日本の歌謡曲にピッタシなんですけど。
西部劇なのに!!黒人奴隷の話なのに!!
そしてジャンゴ演じるジェイミー・フォックスは
フルヌードになってまで頑張ってるのに

(モザイクかかってたけど、アメリカは見えるのかな?)
最初から最後まで、待ち時間ないほど
出ずっぱりなのに、主役の存在感薄っ!!


彼の話だけになった途端、
そのマンガぽさに一気に白けてしまったのだ。
タランティーノの強烈な話やセリフは
(この映画が、アカデミー賞脚本賞・笑)
それに負けないキャラクターが
パワーを発しないと、

陳腐なB級映画になっちゃうんだよね。

よくさ、日本のワイドショーが
「ディカプリオ、またもや候補落ち、受賞を逃す!」
って騒ぐけど、30代で3回も候補に挙がってるんだもん
むしろディカプリオ認められてるじゃん!て思ってたんだよ。

でもさ、やっぱり今回は候補になっても良かったんじゃ?
マーティン・スコセッジやイーストウッド監督作のときの
ただでさえ真ん中に集中している目・鼻・口・眉・皺が
さらにギューーーと集中するシリアス演技よりも

この映画の、ほーーんとうに凶暴で頭おかしいんだけど
憎めないカリスマ性とスターパワーは、
観ててワクワクしちゃったよ。

正直、受賞したクリストフ・ヴァルツよりも
(ラストの表情とセリフは良かったけど)
笑えたもん。あっ、“お笑い”の戦いじゃないか。
それにしても、スピルバーグ、リドリー・スコット
サム・メンデス、クリストファー・ノーランと
ディカプリオのフィルモグラフィーってすげぇなぁ。

目つぶしや、犬に食いちぎられたり
きゃっ!って手で顔を覆うシーンもあるんだけど

(もちろん指の間から、ガッツリ観てるけど)
血まみれ、肉片飛び散るのが、
こんなに楽しいなんて!!

(あたし、部屋に怪しい猟奇的なDVDや雑誌置いてません。
ゲイのものはたくさんあるけど…)
タランティーノって、やっぱり最高!!!

なんでも前田敦子
この映画をツィッターで褒めていたことで

『桐島、部活やめるってよ』のマドンナ橋本愛のごとく
「あっちゃん、映画を分かってるなぁ」と
サブカル男子たちからの好感度急上昇らしいんですよ。

カーーペッ!(゜Д゜)≡゜д゜)、、(`Д´)凸
前田敦子じゃなく、キンタロー。でもなく
あたしが何度でも言ってやるよ!
「タランティーノ最高!!」
「ジャンゴ かっこいい!!」
って。
あたしをオナペットにしやがれ!くされサブカル男子ども!

「散歩しよう」って言ってたのに、
あまりの暑さに断念。タクシーに乗って
(普段、そんなぜいたく絶対しない!)
麻布十番に。スタバとかが混んでたので
オサレなカフェで金髪碧眼に囲まれてお茶して
TSUTAYA六本木で、本を見たり
六本木ヒルズで映画を観て

(某有名芸能人夫婦が子どもを連れて
ドラえもん観に来てたΣヾ(・Д・´●)ノわぉ!!)
目の先には、ライトアップされた東京タワー。

なんか、絵に描いたような東京のデートみたいじゃない??
もうここまで“ベタ”なら、焼き肉食おう!って。
あたしたちの貧相な“金持ち像”

まぁ、そんなこんなで「恋愛」テンションになってたのか?
長年連れ添った夫婦が、誰かの告別式の帰りに
久々に東京イマドキスポットを目のあたりにした感じかな?
六本木や麻布十番がイマドキかどうかは別として。
あれ、「たとえ」で、余計分かりづらくなった。

アカデミー賞で脚本賞受賞したタランティーノが
「今年の候補はどれもレベルが高いぜぇっ!
興奮してまくしたててたけど
(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。)ウンウン
何度でも、首を縦に振っちゃう。
『アルゴ』が、作品賞は大納得だけど
あたしがアカデミーの会員なら、
この作品に投票しちゃうかもなぁ。


『世界にひとつのプレイブック』

もうやだ!2013年まだ2カ月ちょっとしか経ってないのに
(いや、もう2カ月か!)
またまた今年ナンバーワン候補の登場だよ~。
これも思っていた内容と全然違った!
『レミゼ』や『ライフ・オブ・パイ』はヒットしてるし
アルゴは時間が経ちすぎてるし(映画会社の公開ミス!!)
でも、この映画、そんなにヒットしてないんだよ、ね?
なので、(なんの力にもならないけど)とにかく早く書かなきゃ!!
『レミゼ』を2回映画館に観に行ってる母でさえ
「この映画が、いちばん現代を斬り取ってるし
アカデミー賞でいいんでは?」と言ってたもん。


キチガイ(あえて差別用語で。愛を込めて、ね)
眉をひそめる「迷惑なキチガイ」として登場するのに

(しかも主要登場人物全員が!!)
いつのまにか、すべての人を愛おしく感じて
応援したくなっちゃうんだよね。

監督、脚本をはじめスタッフ、演じる俳優さんたちの
愛がいーーっぱい詰まってるのだ。
ほら、躁鬱病や統合失調症の人を日本の映像作品は
「心が繊細すぎて、いまの殺伐とした社会に傷ついてしまう」人や

時には犯罪者にしたり、逆に気を遣いすぎて
彼らの痛みを理解してあげましょう!って
涙の闘病モノにするじゃない?

でもね、この映画はそーーーんなこと一切しないの。
デヴィッド・O・ラッセル自身が?お子さんがそういう病で
苦しんでたせいかもしれないけど
“病気の話”じゃなく、登場人物が“病気”なだけ。
最初はね、あのイケてるブラッドリー・クーパーが
「あっ、このイッっちゃってる。Σ(●>Д<ノ)ノャベ
母親役のジャッキー・ヴィーバーの甘ったるい声にΣ(゚Д゚。)ノノ
そして、ロバート・デ・ニーロにΣ(o゚д゚oノ)ノ
それだけじゃなかったジェニファー・ローレンスに
ゥソ……Σ(。Д。lll)ノノ……ン

キチガイの国士無双(あっ、褒めてます)
(全員がアカデミー賞演技カテゴリーにノミネート!)

だってね、もうこの突拍子もないヒロイン
彼女がスクリーンに出て来るたびに
目を離さずにいられなくなるんだよ

ブサイクなのに(アンパンマン)仏頂面なのに!
もうめちゃくちゃなのに!

アカデミー賞主演女優賞も納得!!
歴史上の人物や難病役じゃなくて
こういう“問題もあるけど観客が愛してやまない”ヒロインに
賞が渡ったのがうれしい(J・ロバーツやS・ブロックパターン)
そして、彼女の姉を演じるのがジュリア・スタイルズという
名キャスティング!!!

長女は遺伝をそのまんま引き継いじゃって
次女はそれが薄まりました…てな血の恐ろしさを
演技力とか越えて感じるもん。

(と、思ったら両親はフツーの顔の役者さん)

映画で「恋愛もの」好きなのってバカにされがちだけど
あたしは『タイタニック』『恋人たちの予感』
『ノッティングヒルの恋人』て王道も好きだし
生涯ベストワンは『追憶』
最近だと『エターナル・サンシャイン』
『ナイロビの蜂』『つぐない』のロマンスに
涙を流したスイーツです。

バカにするならしやがれ!

そんなあたしの心の引き出しにもう一本!!
大好きな映画
(後半何度も「よっしゃーー!」て
握りこぶしつくったもん)

そして、こういうロマンスに興味を示さない
(ニコラス・ケイジのC?D級アクションDVDばかり
借りてる)彼も「面白かった」てうなずいてた。

出てくる人はみんな完璧じゃない
むしろ、欠陥だらけなんだけど

その壊れた部分こそ愛しいし
欠けた部分を埋めるために誰かを求めるんだなぁ、

そう、彼らだけじゃなく
あたしも、世の中の人もみーーんなネジもゆるんで
頭も心もズレてんだもん。


キスって記憶にないのかなぁ?
よく言うじゃん。
酔っぱらってキスしたの覚えてない!とか
ヤッたの覚えてない!とか
あたしはちゃんと覚えてるよ。
っていうか、ちゃんと選んでるもん。

「あたしがまだ…」って結夏が言っても
「んっふふふ」て余裕の笑顔の灯里
この人ってこういうこと、したいんだろうな。

別れたからといって
元の奥さんにね、わざわざ光生と気持ちが
寄り添ってること、報告しなくても、いいのにねぇ。

ていうか、ていうか、諒がウザいキャラになってる。
人が話してるときにLINEしたり。

ていうか、ていうか、元奥さんが
どーーして、新しいふたりの世界から
はじき出されなきゃいけないのーー。
……邪魔者扱い。


「ふたりのことが気になってるから来たんだよ」
そこまで言わせなきゃいけないの!!!


まぁ、灯里が言うように、
「なんで、離婚届出したんですか?」だよね。
でもそっからの灯里の正論、ムカつくっ!!
「自分ばっかり正しくて、自分の悪いところは棚に上げてさ
思いやりがないのは、あなたも一緒じゃないかな」

なーーんて理屈言っても「女は聞いてないけどね」って
出た!「女」批判!!

そこで、またLINE

もう、いいんじゃない? 結夏以外の3人は
友だちも出来ず、他人からも好かれずに
「でも不器用な俺たちはがんばってる」って
自己弁護して、生きていけば。

なんだろ?こんなにドラマを毎週観てるのに
主人公たち、不幸になってくんないかなぁ、て。

なんかこのドラマ観てると
(ちょっと、また、もう観なくていいかなぁ)
フィクションの世界みたいに、
ドラマチックなことなんてなくていいから、
ああいう女と関わらない人生でいたい。
面倒くさい人たちに、介入されたくない。







何年か前の騒動のさなか
「マリリンって沢尻エリカ好きでしょ?」
「いいよね、彼女、枠にはまってなくて」

何人もの人に聞かれたんだ。

Σ(´Д`lll)エエ!! あたしの答えは「否」「NO!!」
そう言うと「マリリンって、保守的なんだね」とか
返す人もいたんだけど
彼女の、クスリでパッパラパーなのはどうでもいいの。
問題の発端となった映画試写会でのふて腐れた態度や
その後の事務所批判や、
「本当は、あんな曲歌いたくなかった」とか
大勢の人が、時間やお金をかけてつくったものを、
クリエイトしたものを一刀両断に斬り捨てる態度が
許せないし、その責任感や想像力のなさがイヤだったの。

(あたしも、一応、ひとつのものを作る仕事してるんで…)

彼女みたいな人を「破天荒だよね~」「女優だよね~」と
称えるやつは
「すこーし愛して、ながーく愛して。」
「おおはら、れいこ です」(明石家さんまバージョン)
で、大原麗子モノマネ千本ノックしとけっ!

『女優 麗子 炎のように』

こちらはモノマネ演技でないのに、
内山理名が、時折、大原麗子に見えた!!

理名、恐ろしい子(((( ;゚Д゚)))
ヒガシとの恋愛報道でテレビ干されちゃったけど
内山理名にはニコール・キッドマンみたいにがんばってほしい。
いや、最近(妊娠のせいか)やつれてる木村佳乃が
トム・クルーズと結婚してた頃のケイティ・ホームズとカブって。

ドラマのストーリーは再現ドラマの域を出てなくて
いや、孤独と病気で、かくらんしていく精神状態や
元夫の渡瀬恒彦のところに行こうとしちゃう姿まで
描いちゃって、うーーーん、なんだかなぁ。

結婚してない人や子どものをいない人を
「孤独死」って決めつけるの好きだよね。
まぁ、あたしも、女友だちに深夜遅くに
自分から電話しておいて
相手を罵倒したり…しそう。いや、確実に、やるね。
やだ、あたし、麗子になっちゃう!!

でもさ、やっぱり大原麗子さんってスゴい女優さんだったから
もっと、もっと美しく気高く女優の業を描いて欲しかったなぁ。

そういった意味で、この人が亡くなったら
日本中大騒ぎになるだろう芸能人、
ビートたけしこと世界の北野武。

ただ、もしものときが来ても、彼のことを
後世にきちんと残せる人がいるから、幸せだよなぁ。

そう、たけしには、
「俺のほうがより凶暴で、俺のほうがよりやさしい—。」
すでに評伝のキャッチフレーズまで決めている
水道橋博士がいるもん!!

「自分は英雄ではない」という諦観。
「自分は武将ではない」という分相応を知った博士が
どんなに真っ当に(?)生きようとも普通になれない
芸能界という「あの世」で生きる人々を描いた
ルポエッセイ。


『藝人春秋』

いや、水道橋博士は藝人エッセイストとしては
もう「英雄」でもあり、「武将」でもあり。
かつて彼が“神様”ビートたけしの言葉に心酔したように
博士の文章は、人の心をとらえて離さないんだよっ!!


まさか「三又又三」に惹かれる日が来るなんて!
談志師匠の夫婦愛はまだしも、
「稲川淳二」で泣く日が来るなんて!!
そして、まさかまさか、この本が、
文中に取り上げられた「あの世」の人たちとは真逆の、
常識的で知的なイメージの「あの世」に逝ってしまった
あの方に捧げる本だったとは!!!

元々博士の本は大好きだったんだけど
(『お笑い 男の星座』はバイブル!)
それこそ大原麗子さんのギラン・バレー症候群じゃないけど
単行本だと、もう「麗子、重くて持てない!」て
買うのを躊躇しちゃってたんだよね。
でも、もうそれは魔力?磁力のように、
書店に行くたびに、目が引きつけられちゃって
……あぁ、買って良かった、
本が好きで読んで良かった!!!


水道橋博士の中学時代の同窓生・甲本ヒロトが
「思春期の頃に本当に好きだった人はずっと追いかけたい!」って
言葉や、博士の“殿”ビートたけしの「愛」に触れて
あたしのなかの心の奥にも火が灯ったのだ。


あとヒロトと同じように、
あたしの“14歳の神様”ユーミンも言ってた
ーー変わり続けるから、変わらないーー。
それは、あたしの仕事をするうえで座右の銘にもなっていて
時代や環境や、一緒に働く人が変わるたびに
あたしもちょっとずつ変わっていかなきゃいけなくて
(ときに、新しいことに踏み込むのは面倒だけど)
その仕事への取り組み方や責任感は、ぶれちゃいけないけど
「変わり続けていくから、変わらない」存在でいたいんだ。

大原麗子さんや、この本に出てくる人たちは
変われなくて、時代に迎合できない哀しみもあるんだけどね
それも、またドラマ。


あーー面白い本だった━━(>∀<人)━━♪♪

真弓みたいな人って幸せなのかな?
不幸なのかな?

学生時代に較べて社会に出て
人間関係が面倒くさくなるのは
「責任」が伴うからだと思う。
人それぞれの責任感って違うし。
だから、学生時代の友だちがどんなに仲良くたって
一緒に働いて、うまくいくかどうかはわかんないもん。

その責任が自分にあること
真弓は、気づかないんだろうなぁ。


「他人の家のことより、自分の家を心配したほうが」
結城刑事にも言われたり
(なんだろ?高橋克典に言われると
「うるせぇなぁ!わかった口きくな!」
って彩花みたいに反抗気分に……)
「2人でいるときに暴れるなら
彩花とお母さんの問題だろっ!!」

旦那に逆ギレされてても
“おっとり”真弓さんは
「へっ、あたし?」て態度だったもんなぁ。


いや、「あんた」でしょ。

相変わらず、彩花をいじめてる友だちに
余計なことするし

「ふざけんなっ!!
あんたが見栄を張ってるから
あたしバカにされてるんだよっ!
あんたのどーでもいい夢にあたしを入れんな!
ひばりガ丘に住んで、娘が私立に通ってれば
いいんだろっ!」


って、多少暴力的ではあるけど(笑)
彩花が「答え」を叫んでるのに

「お隣のガラスを割るほうが最低でしょ!」

えっ?!そこ????

「なにが気に入らないの?
これ以上私が何をしろっていうの??」


だーーから、さっきから彩花が叫んでんじゃん!!

仕舞いには
「なにも悪いことしてないじゃないっ!!」て…
あぁ、この人って、自分の都合の悪いことは
ぜーーんぶ聴こえてないんだ。

意図的にじゃなくて、耳が、脳がシャットダウンしちゃう人。
だから、今回、彩花、旦那の啓介、小島さと子に
立て続けに指摘されて、パンクしちゃったんだよね。

だから「黙って!黙って!黙って!」て
娘の気持ちより、言葉をかき消すほうに懸命で
口に床に落ちた唐揚げ詰め込み攻撃。


自分が演じている役のダメさも
分かってやってるとこが鈴木京香さん、スゴい!!
眼がイッちゃってたもん。白目率高っ!!
ガラスの仮面のマヤや亜弓さんが
イッちゃってるときの白目って
実写化するとあんな感じになるんだろうな。


Σ(*゚д゚*)ハッ!!!
マヤ+亜弓で、真弓???


そして舞台では月影先生を演じてた夏木マリさん。
これってあたしの年齢の問題?
小島さと子の哀れさが、一番同情できるっていうか…
ただのイヤな敵役に思えないんだよね。

それでニューヨーク駐在かっ!!てな
英語力(演技力?)の小泉“マー君”孝太郎。
一番の強者はマー君の奥さんだと思う。

それにしても、あたしが思春期のころ観ていた“おとな”は
「なんで、あんなこと言ったのよっーー!」by大竹しのぶ
好きだ嫌いだで大騒ぎの男女7人だったり、
「うぴゃぁ!」by温子「だしょー」byゆう子
叫んでるW浅野だったり
みんな能天気だった…そして楽しそうだった。
アベノミクスだなんだと、経済復興が騒がれてるけど
バブルと確実に違うのは、この閉塞感。

「おとなになんかなっても、いいことないよ」
ちっとも魅力的じゃないおとなが出てくる
ドラマばっかりで、いいんだろうか……

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