妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

2013年09月

今日はアメリカから来た友だちに会ったの。
帰国の目的が、好きなアイドルの舞台鑑賞。
要はおっかけですよ。恋は盲目。
そんで弾丸のように彼女は戻って行くんだけど
あたしたちは、いつこの道を下りるんだろ……。

彼と出会ったのは、父が死ぬ少し前
「何もかも終わり」と人生に諦めてたとき…


と、ちょっと出だしを真似てみました。
1957年に発表されるや「ヒッピーの聖典」と
若者たちの心を揺さぶった青春小説の金字塔
ジャック・ケルアックの『路上』を
映画化した
『オン・ザ・ロード』

大好きな『モーターサイクル・ダイアリーズ』の
ウォルター・サレスが監督するって聞いて
あたしは、もういてもたってもいられなく
この映画が日本上陸するのを心待ちしてたのだ。
そして、思い入れが強すぎて
今日のあたしの文章は意味不明だよ。
読まなくていいよ(笑)


山田詠美さんの『放課後の音符』からはじまった
あたしの青春は、まだ終わってないや…

いや、「あたしってまだ若いんです!」とか
「俺っていまだ人生諦めてないんだよ」とか
前向きな“青春”じゃなくてね、
むしろマイナス的な“青春”
行き当たりばったりで、無責任で、矛盾だらけで
なにも持ってないのに、すべてを欲しがり
寂しくて、気が狂いそうになるほど求めて。

もう終わらせたいのに、下りれない。

燃えて、燃えて、燃え尽きる。
夜を彩る花火のように。


内省的な若き作家サルは
セックス(3P、乱交、同性愛)
ドラッグを奔放に楽しむ青年
ディーンに出会い、心奪われ
一緒に旅に出るお話。

いまは、母親という唯一の存在(重石)が
ここに、仕事に、引き留めてくれてるけど

旅に出ると、このままどこへでも行ってしまえばいい。
すべて捨ててしまえばいい、

彼といるとあたしは、保守的で、
安定という殻にこもろうとする自分を
解き放してしまいたくなるんだよね。
小さい頃から「やーい、おとこおんな、おかまぁ!」と
言われたあたしは異分子になるのが、
人からはぐれるのが怖くて
まっとうな道へ、マジョリティ(多数派)へ行こう行こうと
思ってた。
他者に「案外つまんないよね」と
「外交的じゃないよね」って言われようが。

でも、いい加減で、不誠実な彼と会って
一緒にいると、「将来」とか「家族」とか
どうでもよくなるの。
あたしにとって彼は
恋人とか友だちとかより、そういう人。
常識とか、年金とか(笑)確かなものがなくても
未来は開けていくんじゃないかなぁ、って。

それさえも、現実逃避なこととは感じてるんだけど
彼といたって確かなものなんてないの
薄々とは気づいているんだけど


燃えて、燃えて、燃え尽きる。
夜を彩る花火のように。


いま、彼にサヨナラしたら
あたしはメールやLINEがしたくて
電話で声が聴きたくて、会いたくて
気が狂いそうになって
、で、電話しても
彼はあたしを失うことをちっとも傷ついてなくて
いつものように笑って応えて
それが、何日も逡巡していたあたしを
さらに傷つけるんだろうな
、とも想像できる。

でも、この映画を観てね
本当に失うものが大きいのは、
彼のほうなんじゃないかって。

そう思えるように、客観的に冷静に見られるよう
早く“青春”を終わらせたいのだ。

「さよなら、そして、ありがとう」

ドラマを観て、感想が「ありがとう」ってお礼言うのも
変だし、芸がないけど(あたしはゲイだけど)
スポーツに興味のないあたしは
ワールドカップやオリンピックで
「感動よ、ありがとう」っていうのをね
鼻白んでたんですよ。

でもね、ごめん!誰にか、わかんないけど
みんなに謝る、ごめん!ごめん!!

やっと、分かった。
もうね「ありがとう」しか出てこないの。

鈴鹿さんのリサイタルで感情が
ぐわぁーーんと上がって、
合同結婚式(って言ったら淳子!!テッシー!!)の
ここ2日、冷静に観てたんですよ。
会社でどのフロアに行っても
「マリリン、最終回だね!来週ちゃんと出社しなよ!」
まるで、あたしの人生の楽しみが
「あまちゃん」だけみたいじゃない!

失礼しちゃう!!(当たってるだけに…ヾ(´ε`;)ゝ)
このまんまキレイにまとまっていくのを
見送るのね…
なんて最終日の朝を迎えたわけですけど。

そしたら、北鉄の車両がでただけで、もうね…もう……
誰かが別れたり、命を失くしたり
はい!泣きましょう!!ってスイッチ入る瞬間
(そう、ユイちゃんの女のスイッチ入るように)
ドラマや映画でもあるじゃない?
でもね、今回は、いつのまにか涙がダーダーと。
「泣くのが、感動」とかは思わないけど
もうね、感情や言葉が追いつかないときって
人は涙で、吐露するのかもしれない。


朝ドラって、ひとりの女性が苦難を乗り越えて
誰かと結婚して、子どもを産んで、夢を叶えて
女の一代記だと思ってた。
でも、『あまちゃん』は女の子アキが、
北三陸の海女さんたちに
祖母夏ばっぱに、
母ではなく「春子」というひとりの女性に、
そしてユイちゃんに。


そして、その春子も、母に向き合い、
声を奪われた自分に、
そしてもうひとりの声を奪われた“マーメイド(人魚姫)”
鈴鹿ひろ美に、出会う物語

ガール・ミーツ・ガール
たった4年間の話だったんだよね~。
なに?この濃厚さ!

クドカンはじめ、出演者、スタッフのみなさんの
「おらたち、熱いよね!」
視聴者の心まで熱くさせたんだよ。

ミサンガが切れなかったように、
東北の復興も、地方の過疎化も
問題はまだまだ山積みだけど


トンネルの先の光に向かって走る少女ふたりの姿に
“希望”を見て、
あたしも走り続けなきゃ!
走って、走って、走って
人生というレールの先へ!
と思ったよ。

「ほっこりしないでよね勝手に。なにこの空気。最終回?
冗談じゃないわよ。人生はまだまだ続くのよ!」


「逆回転できないもんね、人生は」

「だせぇくらいなんだよ、我慢しろよ!」

「生きてる限り、大事な時期じゃねえときはねぇし!」


「アイドルになりたぁーーい!!」

♪来てよ、その火を飛び越えて 
砂に書いたアイ ミス ユー♪


ドラマそのものだけじゃなく、毎日会社で、
友だちとメールやLINEで
ここのブログで、いろんな人と「あまちゃん」について
語れたから、楽しさも倍増でした。

みなさん、ありがとうございました!!!

マスクやマントをして、世界平和に奔走したり
良識あるおとなが、その力の恐ろしさを説いたり
そんなアメコミの世界じゃなく
そこらの普通の男子高校生が
「超能力」を持ってしまったら…


『クロニクル』

まぁ、最初は女子のスカートめくりだろうなぁ。

そして、マイナス思考の人間が
そんな力を持ってしまったら、悲劇ははじまり。


あたし、ユーミンの歌じゃないけど
恋をしたら、誰でも「ESPER」になると
思ってるの。

満月や星空に「想いよ、届け!」
「メールよ来い!」ってケータイをかざしたり
そんなこと40過ぎてもやってるキモいおっさんです。

まぁ、恋じゃなくても、パソコンやネットって
あたしが子どもの頃には考えられないほどの
「特殊能力」な訳で。

会った事もない遠く離れた人に
自分の気持ちを届けたり、知ったりできる力。

でも、やっぱり、それもプラスになるか
マイナスになるか、その力を使う人次第


篠原千絵さんのマンガ『海の闇、月の影』を
思い出しちゃったよ。

いや、ネットでさ、誰かや、何かを攻撃したり
批判したり、
その人は「正しい、なにがいけないの?」て
思うかもしれないけど、悪意や性根は
パソコンやタブレット、ケータイを通しても
充分伝わってくるし、

そんな人には「他人を非難する前に、あんたは?」
どうせルックスも、性格も悪くて
周りに親しい友や大切な人いないんだろうなぁ
、なんて
性格の悪いあたしは、悪い念を倍返しで送っちゃう訳ですよ。
自分がいちばん反省だし
あたしが、ブログ読んでくださる人に
送られてるかもしんないけど。えへへへ。

時々、ネットの世界を過信する人がいるけど
あたしは、その力を使いこなせるほどの
人間にはなってないなぁ。
あっ、恋愛もか。

マツコ、小泉今日子、YOUが
トークする『今夜あの場所で』で
「子どもがいるかどうかは違う!」
「こんな風にしか生きれなかった自分が、
両親に申し訳ないっていう思いがずっとある。
だからどんなにお金を稼げるようになったとしても
結婚して、孫の顔も見せてあげられなかったら
親に幸福なんて与えてないじゃん

って、マツコの後ろめたい思いは
すんごく分かる!!!


どんなに仕事を頑張っても、
その欠落感は補えず

恋愛も、キョンキョンが言うように
この年まで、何度も、何人とも
つき合って別れたら
「彼は運命の人じゃない」とかじゃなく
あっ!!相手じゃなく、自分のせいだっ!てのが
分かってくるよね。

人生も恋愛も自信がない。

でも「女」で、トップスターの小泉今日子さえ
そんな感じなのかなぁ。

(彼女やマツコの「いまのアイドルは
大人の手がっかってる感じがし過ぎる。
大人が作るから、幼く子どもぽく見せたがる」て
アイドル評は、まさに的を射ている!)

そんな芸能界を戦い抜いてきて、走り続ける
小泉今日子と薬師丸ひろ子。


はい、今日の『あまちゃん』の
鈴鹿ひろ美の歌唱に泣きました。

歌声や歌唱力以上に
「歌って人の心に届くんだ」って。

先述のトーク番組でマツコが
「人生でのトップ3に入るよ!」て
『Wの悲劇』を熱く語ってたせいか
ステージで歌う鈴鹿さん
舞台袖でうれしくも寂しい複雑な表情を
見せる春子を観てたら

twitterでも言及されてたけど
この『あまちゃん』も
“W、スタンドダブル(替え玉)の「W」の悲劇”
だったのかっ!!!
と。

まぁ、そんな深読みも
♪三代前からマーメイド 親譲りのマーメイド♪の
替え歌詞に涙、涙、涙。

(お遊び回かと思ってた橋幸夫のエピソードも
夏ばっぱの手術「いつでも夢を」に続き、
ここでも伏線回収するのがすごい!)

涙を拭いながら、会社への道中
薬師丸ひろ子のベストを聴いてたんだ。
最初の『セーラー服と機関銃』が流れたとき

初回の東京から北三陸に戻ってきたときから
春子はいっつもスーツケースを引きずってたけど


♪スーツケースいっぱいにつめこんだ
希望という名の重い荷物♪を
春子は、ずっとずーーーっと
引きずって生きてきたんだなぁ
、と思って、また涙。

もちろん、『あまちゃん』は
アキの成長(しない)物語でもあるんだけど

昨日の大吉と安部ちゃんの件もさ
まめぶ大使としてひとり旅立った安部ちゃん
東京でアキに会った安部ちゃん
東日本大震災のときGMTを見守ってた安部ちゃん
いろんな片桐はいりの表情がよぎって
(寝入りばなじゃなくて良かった!)
涙だもん、あたしの涙腺もう壊れちゃった。

4月から半年間観続けた登場人物たち
彼らの1984年からの歴史

あたしがアイドルを追いかけてた80年代の思い出
いろんなもんが重層的になって
もう視聴してるからさ、
現実と虚飾の境目がΣ(●>Д<ノ)ノャベ


『半沢直樹』はスタッフやキャストが
「いいものを!」て熱い思いで作っていけば
まだまだ視聴者は観るんだ!!
これからのテレビドラマに希望を抱かせてくれたけど

『あまちゃん』はあたしの人生に
希望という名の荷物を、
いっぱいつめこんでくれたのだ。


ラスト3回!!!

コメントみなさんにちゃんと返せてます??
「あたしのには返信ない!」って方いたら
教えてくださいm(u_u)m
あと、ケータイのほうだと「いいね!」が
押せるようになってるんですね、知らんかった。
押してくださった方、ありがとうございますっ!

『あまちゃん』や『半沢直樹』を観た後だと
ほかのドラマ(バラエティ)や俳優さんの顔力が
物足りなくなってしまう……

しかも山Pや武井咲ちゃんという
ちょっと力を抜いている(自然体に見せる)のが
「売り」のふたりの演技だとなぁ~~。
『金田一耕助VS明智小五郎』
しかも、原作(もちろん横溝正史先生でも
江戸川乱歩先生でもないよーー)
話(殺害トリック)が変わってるし!
変える意味あったのか?


ジャニーズやオスカーのごり押しがどうのこうのじゃなく
それはハリウッド映画でも……

『ウルヴァリン:SAMURAI』

「COOL JAPAN!」はいいとして
(パチンコ屋、ラブホテル)
最初の長崎原爆投下から不安~。
新幹線の上の戦いは…ニッポンのヤクザ強すぎっ!
X-メンシリーズなのに
いくらミュータントが全然出て来ないからって
車体に伝わる刀って石川五ェ門の斬鉄剣か?!
空飛ぶヤクザってどうよ。新幹線ナメんなよっ!
そしてヤクザ以外の日本人(法務大臣含む)がみんな
EXILEなんだけど
(ヒゲ、日焼け肌の筋肉質)
常々「日本を正しく伝えたい」と言って
ハリウッドに渡った真田広之さんの思いはどんなだったんだろ?

$妄想特急
(冬にやるキアヌ・リーヴスと真田さん+赤西仁くんの
『47RONIN』も不安!)

ヒロインも菊地凛子に続くアジアン・ビューティーだし。
相方は、「研ナオコと松居直美だ!」って怒ってたけど。
モデルってことだけで、演技微妙だったしっ!

そうX-メンシリーズが大好きな彼を誘って
ふたりで初めて観に行った映画が『X-メン』
2000年の秋
そっから13年、シリーズってことだし
この『ウルヴァリン:SAMURAI』を
ふたりで観る最後の映画にしてもいっかなぁ、と
覚悟もしてたんだけど…

「なんじゃ、こりゃぁ」
こんな変てこ映画で、あたしたちの13年
一緒に観た百数十本をムダにしたくないっ!

弱まってたあたしのハートも
ウルヴァリンの治癒能力のように
傷口が閉じていって
「うぉりゃぁーーーー!!」
むしろふつふつと怒り?
こんなんじゃ終われない!!

そう、こんなんじゃ終われない!!

あっ、ヒュー・ジャックマンのように
胸板厚い男性が、あたしを奪いに来てくれたら
長崎でもどこでも行きますけど。

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