すごい不謹慎ですが
今日日本のあちこちで
黒柳徹子さんの名前が挙がったのでは？
そう考えると、「昭和のスター」って
あとは徹子さん、北島三郎さん、長嶋さん？
てな話をしてたら、女友だちから
「大村崑は？」って…
いや、レベル違うだろっ！！！
別の友だちからは「天●●●」
いや、これ以上は、このブログの存亡に関わるので。

それにしても森繁久彌さん、森光子さん
そして高倉健さんと同じ11月10日に亡くなる偶然。
来年は…だから…不謹慎なのでやめます。

ここは昭和かっ！！てな
タイムスリップ気分になったのが
「大森駅」
あたし、４３年にして、初めて降りた駅だよ。
「おっ、アトレもあるんだ…」って
思ったのも束の間。
えっ？！ここ東京だよね？？！！
大田区だよね？どっかの地方都市？！
第一京浜を駆け抜けてゆく車の音が、
さらに淋しさを…。
嫌いじゃないですよ、むしろ好き。
こういう町の空気を残していって欲しいなぁ。

向かったのは、テアトル大森
これまた昭和の空気が漂う映画館で。
映画館が入っている西友も、またモノ哀しく。

『トム・アット・ザ・ファーム』って
映画を観たかったのだ。
荒涼としたカナダの片田舎の閉塞感が
11月の秋の終わりと大森のこの映画館に
また合っていて、
あぁ、映画館で映画を観る幸せよ～
日曜の夕方にひとりで知らない町に降り立つ
孤独も幸せ～ってな気分に浸れたのだ。

恋人の葬儀に参加するために
その“彼氏”の実家に向かう主人公。
しかしその“彼氏”はゲイの恋人である
自分の存在を秘密にしており、
その“兄”にも、母親を悲しませないよう
隠し通すことを強いられるの。

母と田舎でふたりきりで暮らしていた“兄”の
「母を捨てたい。そして自由になりたい。
でも捨てられない」って鬱々とした気持ちが
自分に突き刺さる。
そして、そんな彼に嫌悪を抱きながらも
彼にとって「自分は必要なのでは？」と
服従していく主人公がさらに突き刺さる。

もうね、刺されまくりですよ。
「必要とされている。依存されている」って
環境に「依存している」のはあたしだ！
本当は分かってたんだ。
ノンケである彼を無理矢理落として
「ＮＯ」が言えないよう、迷う瞬間を与えないよう
次から次へと約束を交わし、
「彼に必要とされてる」と
困った顔して、本当は安心してた。
でも、彼に好きな彼女ができて気づいてしまった。
中島みゆき作詞作曲、桜田淳子の名曲ですよ。
みなさんネットの動画で聴いてよ！
『しあわせ芝居』

♪私みんな気づいてしまった
しあわせ芝居の舞台裏
逢いたがるのは私ひとり
あの人から来ることはない♪

この農場（ファーム）から出なきゃいけないのは
あたしのほうだ。
閉じ込められてるふりして、出たくなかったのだ。

やべぇ、もうすっかり存在忘れてた。
『ニンフォマニアック　Ｖｏｌ１』
お得ってことで、１と２セットのチケット
買ってたんだよね～。
ハッ(ﾟДﾟ;)　「２やってんじゃね？」と
急いで観に行ったら、隣の隣に輝く人が！！
女優さんだった！
あんたも「性」に興味あるのね～。
って、何股やらスピード離婚やら
バラエティであけすけに語ってる人なので
イメージ通りか。でもめちゃくちゃキレイだったよ。

１から何がビックリしたかったって
ヒロインの若い時を演じた女優さんから
一転　シャルロット・ゲンズブールの
つかれっぷり。彼女って同じ年なんだよね。
マドンナ先生がドンマイ先生になったかのような。
（＠「ごめんね青春！」坂井真紀さんも同学年）
途中から鈴木保奈美を想起させたけど。
ほら、鈴木さん、最初の結婚のとき
「氷を抱いているようだった」とかなんとか
Ｆ１の解説者だかの旦那に暴露されてたじゃん。

この映画『ニンフォマニアック　Ｖｏｌ２』は
不感症なんだけど、色情で
セックスがしたくてしたくてたまらない！って奥さんに
旦那さんはとうとう「ほかでヤッてきていいよ」って。

で、黒人との３Ｐやら
（モザイクかかってたけど、海外ではこれ無修正？）
いろんなことにチャレンジするんだけどさ
ＳＭがさ、笑えるの。
電話帳みたいなので、お尻の位置調整して
ガムテープで固定しておいて
「低すぎる、今日はダメだ！」って。放置かよっ！
次までに、このように縛ってこい！って
ロープ渡したり、中古の馬のムチ買わせたり。
性の嗜好が細かいのは
あたし、面倒くさがりだからムリムリ！
（っていうか、頬を殴られたり、お尻の痣
演技じゃなくて、本当にやったのかなぁ？）

なにより、小児性愛者の人って大変だな～って。
「子どもに欲情するなんて！！」と
この手のニュースには憤慨するあたしですが
小児性愛者の95％は、行動に移せないそうな。
そりゃ、そうだ。
でも行き場のない性欲はかわいそう。
そんな彼に同情して、いきなりフェラし出すヒロイン！
でも、その強制的な行動が相手には苦痛で、
ますます力づくで自由にできる小児に
走らせてしまうのでは？？

確かに、フツーの男女より出会う確率は少ないけど
ゲイって、妊娠する恐れもないし
根っこは男だから、性に開放的じゃないですか。
玄関開けたら２分でご飯ならぬ＠山口美江
視線を交わしたら、２分でセックスみたいな。
そういうのは、同性愛者ってことで
逮捕もされない国に生まれて良かったなぁ、と。

でも、あたしも不感症かも。
してるときって、とにかく近づきたくて
隙間がなくなるくらい、抱きつくじゃん。
そうすると相手の顔は見えなくて
筋肉があるとかデブとか（汗はイヤだけど）
それこそ好きな人じゃなくてもいいんじゃね？
あたしは、してる最中、しょっちゅう思うんだよね。

「ＳＥＸ」をテーマにしてるのに
結局、人と人が繋がり合えない
コミュニケーション取れない話が滑稽。
どんだけの人とやっても
どんなことしても、全然分からない。
あたしはＳＥＸ不適合者かもしんない。
楽しみも悦びも知ってる人が心底羨ましい。
ラース・フォン・トリアー監督から
いつもとは違う「絶望」いただきました！
でも、映画は本当笑えるのだ！

『ＭＯＺＵ　Season2 幻の翼』
おつかれ～！って感じ。
トラックドーンからの
新谷の池沢殺害のアクション！
ドドドーーと除雪車？で現れて
「おまえを見たかったからだ！」
バラバラバラバラと
ヘリコプターで再登場で
「クラキっーーー、あがってこいよ～っ！」と
どんだけ倉木を好きなんだよっ！東！！
このキ●ガイ演じた長谷川さんと
芦田愛菜の10年後のような演技の蒼井優は
好感度上がったよ。あまりに変で（笑）

厳寒の北海道ロケ撮影も、
原子力潜水艦の映像もスゴイのに
なんでこんな退屈なんだ？！
そして映画化。西島くんが
オールヌードになるっていうなら
観に行ってもいいよ！（←上から目線）

でも、『ＭＯＺＵ』と『ごめんね青春！』を
製作するＴＢＳの心意気は大好きっ！
なんたって、あたしがハマッてるのが
『Ｎのために』

この後の鶴瓶の『Ａスタジオ』で
家族愛を惜しみなく語る福士蒼汰くんが
眩しくて。えっ？！
あたしも、親には愛情を注がれて
すくすく育ったはずなのに…
もう、気分は、ほかの島に囲まれて
「水平線が見たい」と閉塞的な気分で
育った希美が憑依ですよ。

「平気で嘘ついたり、人を傷つけたり
あたしもそういう人間なのかな」

いや、バルブを閉めるのは
考えもつかなかったけど
「彼がいないと、私は
なんにもできないのよね～」という
奈央子を蔑むような、
憧れと悔しさが交じったかのような
榮倉奈々ちゃんの目が良かった！
そして奈央子を演じる小西真奈美ちゃんの
黒目の大きさが、怖い…
ああいう女性って「彼じゃなきゃ」と言いながら
自分を愛して守ってくれる男だったら
誰でもいいんだよね～（『殉愛』）

そんな中、愛する女性を見守り
不器用に接する
（ほかのことには器用なのに←これポイント）
安藤が切なくて。
希美も安藤に身を任せれば
穏やかな幸せは手に入れられたのに。
安藤演じる賀来賢人くん！！
あたし、彼の顔苦手だったんだよ。
ジャニでいえば、関ジャニの村上くんとか
ＥＸＩＬＥでいえばＴＡＫＡＨＩＲＯ
お笑いでいえば（そんなに例えなくても）
ライセンスの藤原とか。
でも、このドラマで一気に好きになった。

それなのに、挿入歌の『Ｓｉｌｌｙ』が流れて
島の映像が流れたら
途端に「成瀬くーーーん！！！」
母親が来ても無視を貫くくらい
戻りたくない過去なのに
その中心にいるのは成瀬くんで。
「誰にも頼らんで生きていきたい」と
誓う希美の心の支えは今は遠く。
「元気で幸せに生きてたらいい」
あたしも、その心の中心を失うときがきたら
恨みつらみでいっぱいになると思ってたんだよ。
失ってあたしの大切さに気づけ！
後悔しろ！！って。
でも、偽善者ぶる訳でなく
「元気で幸せに生きてたらいい」
シャーペンをカチカチ鳴らしながら思いますよ。