妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

2015年01月

自分の人生間違えてたのかなぁ?
『流星ワゴン』みたいなこと
一瞬考えたけど、
直感と激情のままに来たから
「あのとき、別の道を行ってたら…」てな
運命の岐路が思い当たらない!

むしろ、今?これから??
「あのとき…」って何年後かに
いや、死ぬまでずっと後悔しそうな
選択をしてしまいそう。

「窮鼠猫を噛む」状態で
追いつめられて、キッーーーーって。

中国映画
二重生活を観て
もう心の袋小路に入ってしまったのだ。

まずは純粋に映画の感想というか

最近は、観終わった後に
“感動”や涙したり
心地よく温かいものが
残るのが好まれるけど
(あたしも好き!)
そうだよ!
2時間でも3時間でもその上映中
暗闇のなか、光るスクリーンの中に入って
「えっ?!どうなっちゃうの??
どうなるの?
そんな展開やめてよね~っ!」

ハラハラドキドキするのも
映画の醍醐味だよね!!

松本清張の小説のように
破滅に近づいていくイヤな感じ。

それでも『太陽がいっぱい』
アラン・ドロンの犯した殺人が
バレないようずっと祈ってたように

この映画のヒロインたちの
行く末を案じてたよ。


雨が激しく降る中
道路に突然フラ~と飛び出して
車にはねられてしまった若い女性。
運転手(こいつもサイテー)の
わき見運転で処理されそうな中
この女性を忘れられない元カレが
事件を調べ出すと
(余計なことするんじゃねえ!)
その女性が逢瀬をしていた男は
妻と愛人の間を行ったり来たり
二重生活をしてて…


うぎゃーーー!!!うぎゃーー!!
なんか小出しにしてましたが
(もったいぶってた訳じゃない
文字にしたら、
もう何かが決定的になる気がして)
もう1年半前に、彼に彼女ができました。
(ノンケだから当たり前か)
そこですぐに諦めたり別れられたりできたら
良かったんだけど、

その彼女は、海外からの留学生で
(一瞬やましいイメージだけど
彼女は、本国で大学も卒業してきて
少しお金持ちのお嬢さん?)
半年で帰国することが決まってたし
どうなるか分からない。
彼は変わらず、僕とも会ってたんだけど
彼女とも毎日LINEやSkypeしたり
そして、日本にもしょっちゅうやってくる。
彼の二重生活のはじまり。
「それはそれ、これはこれ」の言葉に
言いくるめられた訳でなく
自分のほうが、サヨナラできなかったんだよね。
実際、なんら変わらなかったし。

でも、距離的に遠い分
それを埋めるように、繋ぎ止めようと
彼女に「努力する」彼の姿を

見ているのが、我慢できなくて。
自分との来週との約束より
何か月後の長い休みに
その国へ向かうエアチケットを取る
彼と彼女のほうに“未来”がある気がして。


どんなに友だちがいても
どんなに働いても
それこそ彼と会っていても

(ましてやふたりでどんだけ
長い年月過ごしていても)
負けてる気がして
(ええ、何度もそういう競い合いじゃないって
彼にも、友人にも言われてますよ)
何度も「別れる!会わない!」って
叫んでも、それは本気じゃなくて

彼が止めてくれることで
気持ちを確認してた
ような。

でも、彼女の問題じゃなかった。
もう、彼には、いや、最初から
必要とされてなかったのかな。
そんなことを言われた。


結婚とか妊娠とか(国際間ってこともあり
彼はそのことまったく考えてないらしい)
決定的なことがあればいいのに。
誰かにここから連れ去ってもらいたいのに
そんな新しい恋愛なんてできないし

それともこの映画みたいに
壊れてしまえばいいのかな。


あぁ、明菜の新しいアルバムを
聴きすぎてるのがいけないのか?

いつものように、中谷美紀の
女優人生に思いを馳せながら
このドラマ観ようと思ってたんだけど

「私は15年かけてここまできたのよっ!
いい?遠野リサの代わりは誰にもいない!」


ってセリフに、ふわっーーーと幽体離脱。
魂は、テレビ画面のなかの遠野リサへ。


よくさ、映画やテレビの感想で
カメラワークとか
話の辻褄とか細かい設定を
語っている人がいるけど
僕は、そんなのどうでもよくて
自分が感情移入できるかどうか。
たとえば、月9『デート』とか
すんごく面白く観てるんだけど

主人公2人の思考回路がまったく分からないから
自分のなかの「ハマり度」は低い

そう、そしていつのまに
遠野リサにハマってた。
まぁ、仕事内容は全く逆で
原稿を「待つ」方なんだけど。

僕は20代後半どうしても
南米を旅したくて、会社を辞めて
戻って来たら就職氷河期。
いまの会社、最初は派遣で入ったんですよ。
「派遣ってなに?」って
雇用形態も分かっていず。

ただただ与えられた仕事は
全部、受けてきた。

空いている時間があれば
仕事を探してた。
でも、やればやるほど
期待されるようになる。

やるのが当たり前だと思われる。
1年後には正社員にならないかと言われて
その話を快諾したけど、

今度は、「裏口入社?カラダ使った?」なんて
陰口叩かれないよう

(そんなこと言う人いなかったけど)
とにかく仕事はきちんとやろう。
遅刻や休んで、人に迷惑をかけるのはやめよう。

(明日雪が降ると言われてて、
交通網が乱れるの、分かってて
いつもと同じ時間に家を出て遅れる人とか
その感覚がもう分からない)
誰に嫌われようが、疎まれようが
(なるべくそうならないように
部内や関係部署の人全員に
しゃべりかけよう!)
時には、怒りで握った拳を笑顔で隠しながら
毎週毎週、雑誌が問題なく刷り上がって
書店や駅の売店に納品されるためなら
なんだってしてきた。

「今さら、この座は降りられない!
降りたくない!!」


遠野リサの叫びが胸にヒリヒリと。

権力への執着とか
「必要とされてるんだ!」って
自己満足とかじゃない。

それは、「どれだけ賞賛を浴びても
認められてもずっと不安だった。
どれも本当に欲しいものじゃないから」


そう、どんなに働いても
人のために何かをしても
本当に認めてほしい
「必要なんだよ!」って言って欲しい人には
言われないから。


それなのに、ただただ働いてただけなのに
いつのまにか、降りられなくなってた。

「ほかの人に引き継ぎなよ」
「休めばいいじゃん」と
言う人もいるけど、
だったら、誰が代わりにやってくれるの?!

「私は15年かけてここまできたのよっ!」

本当はその道のりを彼にも
分かってほしかったんだよね~。

ほかに代わりがいない!」って
思われたかったんだよね~。

ラブ イズ ザ ミステリー
わたしを呼ーーぶのっ♪


去年の7月 愛する人を追いかけ
飛びだった北ウイング
(羽田にあるのか?)

友人カータンとのぞこがいる台北の空に。

そのときのふたりの旅が
コミックエッセイになりました!

女ふたり 台湾、行ってきた。

今週の金曜1月30日発売です。



そのときの旅のことは
少しだけこちらへ。

羽田から2時間で
こんなに楽しい旅ができるなんて!
いや、たとえ実際に行けなくても
カータンとのぞこと旅してる気分になり
妄想HAPPY旅行、満喫できます!!
ステマじゃないけど、本当おススメ!!

じつは僕も少しだけ顔を出してるらしいです。
えへへへ。


で、今回、東京の某書店で
この本を購入してくださった人に
2月11日にサイン会とミニトークショーが
行われるそうです!!

(詳しいことは未定なので
カータンやのぞこのブログやtwitterを
随時チェックお願いします!)

カータンBLOG http://ka-tan.blog.jp/
のぞこ「旅に恋する」 http://nozomikobayashi.com/

カータンのおもしろさ、のぞこの聡明な美しさを
みなさんにも生で見てもらいたいっ!


で、そのサイン会、僕も見に行きたいと思ってます。
会場に、背が高くクネクネしたおじさんがいたら
ぜひ、声をかけてくださると嬉しいデス。


今年のアメリカの映画賞レースは
『6才のボクが、大人になるまで。』が
独走状態で、イマイチ興味なかったのだ。

だって、だって、主人公の男が
好みじゃないんだもーーん!!


それがここ数日発表された重要な賞
全米製作者組合賞の作品賞と
全米俳優組合賞のアンサンブル賞で
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
主演男優をエディ・レッドメインが取る
大番狂わせで、一気に面白くなってきた~。



ていうか、授賞式の華である
主演女優が、今年はジュリアン・ムーアで

この人、トンデモ映画にも
いっぱい出るから大好き!
きっと性格もすごくいいんだと思うんだけど

「ザ☆スター」って存在じゃないからさ。
この前観た『マップ・トゥ・ザ・スターズ』なんか
ハリウッドの大女優の役を演じてるんだけど
「ちょっと、便秘で出て来ないのよ!!」て
トイレで女優節…気張って
プーーーーッ。っておなら一発。

「やだ!臭う?」プーーーっ!!
「また出ちゃった!」って
どんな大女優設定なんやねんっ!!!
こんな役も断らないんだもん。きっといい人。
ただ、その分パンチに欠けるのよね~。

そんななか、本日の全米俳優組合賞
やっぱりスター!!!は必要と実感。
✲゚。.(✿╹◡╹)ノ☆.。₀:*゚✲゚*:₀。

オードリー・ヘップバーンや
カリオストロのクラリスが愛される
この国では(『デート』の高等遊民・巧の
「ヘプバーン、原節子、峰不二子
メーテルが好み」に納得した人多いんでは?)
その大味な造形、がさつな言動
自己主張の激しさから
映画好き(の男)にあまり人気ないけど

あたしは大好きなのだ。

ジュリア・ロバーツ



その女(優)パワーを
ぶるんぶるん振るって

ハリウッドの第一線で20年以上
戦い抜いて来たその雄姿


この日の授賞式でも
橋田壽賀子先生の横に控える泉ピン子のように
メリル・ストリープ先生の隣の席を
ガッチリ押さえる、ジュリア。




「メリル先生に挨拶すんなら
まずは、あたしを通してからにしな!」


「メリル先生~ジュリア姉さん~」
擦り寄るジェニファー・アニストン



「えっ?最近の女優は、メリル先生に
挨拶来てないんですか?
あたしたちが新人の頃は
なにがあっても大女優の先輩のところに
まずは行ってましたよね~」


「まぁ、そういう時代じゃないって
言われればそうなんだけどね。
どっかで枕営業してんじゃね!?」




「あっ、でも昔から、
男優にばかり近寄って
女性を無視してた女はいましたけどね!
そのくせ、今じゃ世界中の女性の味方みたいな顔して。」


「あぁ、アンジェリーナ・ジョリーね」

「あっ、いや別に、ブラッドとの離婚のことを
まだ根に持ってるとかじゃなくて
美しい映画を監督したと思ってますよ。
ただ、彼女の言動で、ブラッドの存在感が
どんどん薄くなってるのがね~」


「今度、ブラピに会うから
ちょっと釘さしておくわ」




「いや、それはまずいかも。
ほら、あたしがまたなんか言ったってなると
テレビやゴシップ誌が騒ぐから…
もう、10年経ってるのにこの話題ばっかり!
いい加減にしてほしいんですよ。
見てるんじゃねーよっ!マスゴミがっ!!」




「分かってるわよ!あなたの名前は出さないわ。
あたしもね、結婚のお祝いを贈ったのに
なんの返事もないのよ!
別にお祝いはお返しを期待して
あげた訳じゃないし
こういうこと言うのもなんだけどね~
ジョージ(・クルーニー)の
奥さんのアマルさんは
すぐにお礼の電話をくれたのよ。
そういうところに育ちが出ちゃうっていうか、
あの女はね~、気配りがないっていうか……」


「もう本当に、頼りになります、ジュリア姉さん
このティファニーのブレスレットも高いんでしょ~」




「やめてよ~、褒めたってなんにもでないわよ!
まぁ、任せておきなさいなっ!
来週から撮影が始まる『瞳の中の秘密』って映画でも
グゥイネス・パルトローを役から降ろしてやったわよ。
それに、今度、ジョディ・フォスター姐さんの
監督作に出るのよ!
姐さんにしばいてもらうよう言っとくわ!
あんな唇お化け!あたしもデカ口お化けか!
ガハハハハハハハ



いま流行の
「ゴーストライター」
「夫婦間のモラハラ」もんでした。

ビッグ・アイズ

「ロード」の作詞作曲が
じつは三船美佳だった!!

そして、大ヒットに気を良くした
旦那の高橋ジョージが
美佳に「第13章まで書かせてた」てな
内容です。

まぁ、クリストフ・ヴァルツ演じる
旦那がムカつく、ムカつく

その場しのぎの調子イイ嘘や出まかせが
次から次へと飛び出して
都合が悪くなると、
感情的になって他人を罵倒
自分のせいじゃないって
記憶の上書き保存……。

(だから罪悪感一切なし。
反省の色もなし)

書いてて、動悸が激しくなってきた…
(嘘です←僕はそんなに柔じゃない)
でも、こういう人って職場にひとりは…
いや、2、3人はいるよね~っ。

あっ、男、女問わずね。
(って、僕もそういうサイコパスと
思われてる可能性大!!ひゃっ!)


まぁ、この映画は「あたしが描いてたのに!
騙されてた!!」って女性側の主張から
作られた内容なんだけど

この口八丁手八丁な旦那がいたから
彼女は、彼女の絵は世界に出たわけだしなぁ。

それに「この男と一緒にいても傷つくだけ」
と分かってても、離れられないのは
よく分かる!!
友だちの相談だったら
「バカみたい!時間のムダ!」て言えるのに
自分のことだと♪愚かだよと笑われても♪
明菜難破船に、なんでなっちゃうんだろ。


モラハラってなんなんでしょうね~。
facebооkが「おぇっ~」て
なる瞬間にさ、誰かが「いいね!」押したり
シェアした記事が、関係ない僕のタイムラインに
あがることあるじゃないですか。

ここ最近多いのが子育てしてる「女性の主張」
もちろん一部の人だろうし
そりゃ、子どもを産みも育てもできないおかまは
カンケーありませんけど
自分も女に生まれてたら
こう思うのかなぁって、もう興味津々。


「満員電車にベビーカーで乗りこんだら
イヤな顔された!外国だったら
みんな優しい顔で、手伝ってくれるのにっ!」


なんでもかんでも「外国だったら…」て
日本ってすごい安全で住みやすいじゃん!


「旦那が育児を“手伝う”と言った!
育児は“母親”だけのことじゃない!
“手伝う”って意識が根本から間違えてる!」


だったら、お前は旦那の会社の仕事
手伝うのか?!
子どものお迎えしなきゃ
子どもが病気になった、と
旦那が休むのは仕方ないけど、
そいつが有給とるたび
仕事がこっちにまわってくるんだよっ~!


逆に職場の男の後輩は奥さんに
「管理職にはなるな、残業代がつかなくなる。
私を専業主婦にさせれない稼ぎの時点で
ダメ夫だ!」
と言われたらしく。
いや、会社の人事は、奥さん、あんたには
関係ないでしょうに!


「あなたが倒れたとき、会社が何かしてくれるの?
家族をもっと大切にしろっ!」


いやいや、こういう奥さんは旦那が倒れたとき
何もしないでしょうに。


っていうか、っていうか
あなたがそうやって暮らしていけるお金は
その会社が出してるんじゃ?!


果ては、子どもを連れて居酒屋に
なんで連れていっちゃいけないの?論争。
良き母親のプレッシャークソ食らえ!
ありのままに生きていこう!
って!!

いや、あたし、バカにしてる訳でなく
大好きなの。もう大好物!!
こういう主婦の主義主張。
「大変なんだろうな~」って思いながらも
「今日も、BABYちゃん(天使ちゃんでも可)
の笑顔に感謝デス!」

誰かが何かに感謝しだしたら要チェック!!
直接繋がりのない人でも
過去記事たどって、その人の思考や
どんな夫婦生活なんだろ?
妄想するの大好きなんだ。

満ち足りた幸福も
焦燥感も孤独も
自分が絶対歩けなかった
主婦や母という道


そういう王道に
ティム・バートンも惹かれたとは
思えないんだけど、

(むしろ嘘でしか生きられない
旦那のほうに興味あったのかなぁ)
だからかなぁ、なんだか中途半端な映画だった。

最終的に思ったのが
妻の才能を、さらに引き出そうとする
松任谷由実、正隆夫妻は素晴らしい!!
ってこと。

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