妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

2015年03月

『相棒』(じつは観たことない)とか
『○○妻』とか、最終回で暴落してるのを
ネットで目にすると
『ゴーストライター』『ウロボロス』
いつのまにか主要キャストの役名で
語るほど観ていたドラマはすべて
最終回、納得で良かった!


で、この流星ワゴン
途中、西島秀俊さん演じるカズに
イライラしっぱなしだったけど

(奥さんや子どもに流されるままで
なにかが起きると、他人事。
典型的な日本男性のムカつきっぷり)
そう、過去は変えられないけど
人生生きてる限り
本気で向き合えば、未来は変えていける。

そんなシンプルな熱さを
体現してくれたのが香川照之さん!!


木村拓哉以降、
自然体で、ナチュラル
(大事なコトなんで英語にして2回書きました!)
演技が花盛り
ページを開けば、若手俳優たちが
演技論を語っているたびに
カーッ(゚Д゚≡゚д゚)、ペッ
「百年早いわいっ!」

雑誌を投げつけてたんですよ(エアで)

でもさ、やっぱり僕が心を揺さぶられるのは
慟哭、涙も鼻水垂れ流し、唾飛ばしまくりでもさ
金八っあんの頃から、『白夜行』の武田鉄矢だったり
池中玄太からクドカンドラマへ続く
西田敏行さんの熱演なんですよ。
そこの正当な後継者(歌舞伎なんかより全然こっち!)
香川照之さんキタ(・∀・)コレ!!

まぁ、並んで放尿したいのは
西島さん
なんですけどね。

でも、あんな寒空の下じゃ
小さくなってるか、チッ(・д・)


広樹じゃないけど
(あの子役のシンナーやってそうな
歯並びが苦手だったんだけど)
僕も中学お受験失敗したんですよ。
そのとき、落ちたことより
真剣に取り組んでなかったのことがショックで
(俺はまだ本気だしてないだけ
そんなオレはヽ(○`Д´)ノ┌┛)゚д゚)ノブホッ )
もうね、自分のポテンシャルっていうか
頑張ってもこの程度っていうのが
分かっても、これからは、
いつでもやるだけのことやるぞ!
って心に誓ったのだ!
(まぁ、それでたいした人生じゃないんだけど、トホホ)
フィクションの世界では
高学歴の人とかお金を持ってる人を悪者にしたり
「それって本当の幸せ?」って提示するものが
多いけど、僕はそれも大切な指針になると思うんだ。

学業、受験、就職、仕事
人生の選択肢に、本気になってきた人だから
現在のポジションやステータスを
手にしてるかもしれないじゃん。


いまの僕はカズと忠さんと同じ43歳。
この年齢で、父親は中学生の僕という
息子がいたんだよなぁ。

思春期に入り、性的指向を自覚して
家族に笑顔をつくり、バレないよう
心をシャットダウンし始めた僕。
もうね、「あのとき、ああしてれば…」てのが
追いつかないくらい、
父親とは接することもなく、死んでしまった。

まぁ、いま、43歳の父親が現れたら
ダッシュで逃げるや(あぁ、情けないのぉっ!)

お父さん、ごめんなさいっ!
あなたが与えてくれた愛情は垂れ流しで
次の世代に渡していけないけど
お父さんのように、50代で死んでも
悔いのないよう
(いや、残るね!)
毎日、一生懸命でいよう、笑顔でいよう。
(ムスっとしたまま帰って急死しちゃって
みんなのなかの最後の記憶がそれじゃイヤ!)
このドラマを観て、さらに気を強く持ったよ。

っていうか、早く寝ろ!ですね。

季節の変わり目か
ちょっと具合が悪く。
そんな状態で観たせいか、
申し訳ない、あまりノレなかった映画

『イントゥ・ザ・ウッズ』

おとぎ話の主人公たちのその後…てな
話かと思ったら…全然違うやないけっ!

ネタバレになるかもしれないので
これから観る人は読まないでください。


赤ずきん……そもそも演じる女の子が…
マツコ・デラックスのようで可愛くない!

いっつもなんか食ってるし。
(太ってる人って、やっぱり
普段何かしら食ってるよね~)

それ以上に、ジョニー・デップ
『パイレーツ・オブ・カリビアン』以降の
『チャリチョコ』『スウィニー・トッド』
『アリス』『ダーク・シャドウ』
『ローン・レンジャー』
『チャーリー・モルデカイ』

そして、今回のオオカミ
この方向性、どうにかならないのかしらん。
『沙粧妙子』『未成年』で名演技を見せていた
香取慎吾が
『慎吾ママ』『ハットリくん』
『西遊記』『こち亀』と
同じくキャラものを演じることで
年を取っていくことを拒絶している姿に
カブるんですけど!!


そう、赤ずきんは、まんま小児性愛指向だし

『ラプンツェル』女性の監禁
『シンデレラ』は、女は見た目で決まる!
(ルミネの広告だったら、炎上っすよ)

えっ?!ひねくれた目線で観るから
そう思うんだろ?!
って?

いや、極めつけは
『ジャックと豆の木』のジャック!!!

巨人の国に侵入して
盗みに、殺人!!そして怒り狂った
巨人に対して「復讐だ!!」
って
これってさ、中東はじめ数々の国に
自分から手を出しておいて、
惨事が起きると逆ギレするアメリカそのもんじゃん。
しかも、このジャックをはじめ
出てくる登場人物が、みんなそろってバカなのに
ビックリしたよ~。

なんかさ、シネコンでやるハリウッド映画は
代わり映えしないうえに、つまんないんだもん。
ますます洋画を観る人が減ってしまうよ。

あっ、これはミュージカルだから
日本ではヒットするかなぁ?
『レ・ミゼラブル』も、こそ泥の話を
仰々しく歌い上げてる前半にノレず。
自分にはミュージカルって鬼門だなぁと
再認識。
『シカゴ』とかは好きだったけど。

そんななか、クリス・パインが弟の王子と2人で
「オレはチャーミングでイケテてるんだ!」て
歌い上げるナンバーが笑ったよ。
「人間は顔じゃない」ってのが
映画のメッセージなのかな?


僕は、反対に、あぁ、カッコイイ人は
マヌケであっても、カッコイイ。

シンデレラの気持ちが分からない。

あっ、個人的に一番好きな童話は
『人魚姫』です。
ディズニーの『リトル・マーメイド』じゃなく。
思春期の頃さ、好きな人(王子様)に
ゲイってことを隠してたので(バレバレ~)
気持ちを伝えられなかった。
どんなに「好き」って言いたくても
声に出しちゃいけない、
「言葉」を失なってたんですよ。

それに、もし気づかれて
「気持ち悪りぃんだよ!!」と拒絶されたり、
王子様が別の女の子と恋に落ちたら、
自分は、もうこの場所にいられない…
海の泡となって消えなきゃいけない…
そんな自分と人魚姫を重ね合わせてたんだよね。


まぁ、人魚姫もおかまと自分を
一緒にされたくないだろうけど、


たとえ、童話のおとなバージョンであっても
もう少し夢を見られる改変が良かったなぁ。

世の中はめまぐるしく変わっていき…
「今まで旅行したなかで、どこの国が一番良かった?」
って、質問に(その時の気分によって違ったけど)
大概「チュニジア!!!」と答えてたんですよ。
今回のテロは、本当に悲しく、痛ましく。

海外旅行を方面によって躊躇する人増えるだろうなぁ。
最近の日本を見ていると
「いつか(精神的)鎖国になるんじゃ?」って
危惧してるんだけど
いまの子どもたちが、大人になる頃には
「昔は海外に旅行する人がいてなぁ」とか
「おじさんが若い時分は、世界中の映画を
映画館で観ることができたんだよ」てな
時代になってそうで怖い…。


まぁ、国内外問わず、
いま絶滅の危機に瀕しているのが
「ラブストーリー」のテレビドラマ。

それこそ、昔は恋愛ドラマがたくさんあって
「『ビューティフルライフ』ってドラマなんぞ
視聴率40%取ってたんだよ」って言われる時代。

そんななか久々に、すごいハマってるのが
デート
副題にあった「恋とはどんなものかしら」

「楽しいから困ってるんだ!!」
「この私が仕事でミスを連発。
生活サイクルは乱れ
機能的ではない服を着て、靴を履き
一日中髪型を気にしてるバカOLです!
次はいつ会えるんだろ?
鷲尾さんのことばかり考えてる。
鷲尾さんのせいですよ!!」

「朝起きると、本棚にEXILEやJSoul Brothersの
DVDが並んでるんだっ!
どうしたらATSUSHIのファルセットが
出せるんだろうか?
そんなの僕じゃない!
誇り高き高等遊民の生活を送ってたのに
このままでは教養のかけらもない
庶民に成り下がってしまう!
どうしてくれるんだよっ!」


そう、本来の自分じゃない気がして
現状に満足できなくて
ひとりの人間に、気持ちが揺さぶられる


それも恋だよね~

あの階段落ちには絶対
「大丈夫、入れ替わってなかった」って
『転校生』ネタ、ぶっこんでくると思ったし

「なんてことだ!!
ついつい電話してる相手が実は一番好きな相手。
幼稚な恋愛ドラマがよく使うパターンなんだよっ。
これだから次元の低い連中はイヤなんだ!」


なにより古沢良太さんにしか書けない
オリジナリティはんぱない設定とセリフが

最近のありがちドラマに飽き飽きしてたんで
すごく楽しかったよ。

依子(杏)と巧(長谷川博己)のふたりが
幸せになること祈ってたけど


今回の
鷲尾「自分と依子さんは等号になりました!」
かおり「ざまぁみろ!3次元に惚れさせてやった!」

を観ていたら、このカップルでいいじゃん!と。
それこそ主人公同士がくっつかないのも
既存の恋愛ドラマじゃなくていいんじゃね?

もう、ますます最終回が楽しみ!!

まぁ、僕はサッカー観戦はイヤだけど
顔で鷲尾くん(中島裕翔)を選ぶけどね!

先週末の大阪カータンオフ会
途中から、食事タイムにもなり
みなさんのテーブルを回ると言う
キャバクラ?ホスト?状態。

って、外見でみなさんを満足させられない僕は
結局下ネタで、場を誤魔化してたような…。
「タチとは?ネコとは?」って初級編から
「日本、ドイツ、イタリアと戦争で負けた国ほど
ネコが多い!!カラダが毛むくじゃらでも
レザーのハードな衣装を着てて
見た目がどんなに筋肉隆々でも
こっちがお尻を向けたら、あっちもお尻を向ける
お尻合い」
てな実地体験ルポまで。

まっ昼間から、そんな話をまくしたてる僕を
「ハイ、ハイ、今度はあちらのテーブルに…」と
みなさんが手持ち無沙汰にならないよう
いざなってくれたのが
今回の幹事も務めてくださった
カータンのCA時代の同期のK美さん。


カータンのことを時には煽り、
時には戒める姿を見てると
あぁ、カータンって「次女」なんだなぁ、と思ったり。
K美さんはもちろん長女!
(僕も長男?アレ?どうして誰も頼ってくれないんだ?)

そんなK美さんが、オフ会の後も
仕切る!仕切る!!もう完璧なスケジュール管理。

手伝ってくださったカータンの同期の人たちと
しゃべっていても
「ハイ、お話中すみません、電車の時間が!」と。
そしてすでに電車のチケットを手に!!
翌日はK美さんの旦那さままでが出動して
クルマで伊賀忍者村に、伊勢神宮まで。



食事も伊勢牛





洋食モリワキ さん

翌日は豆腐田楽



田楽座 わかや さん

伊勢神宮の赤福



おかげ横丁の おはらい町五十鈴茶屋 さん

ここは赤福本店で並んでいる人たちを尻目に
すぐに入れるし、伊勢の商家を復元した
静謐な和室でのお茶を楽しめるよ~。

そして伊勢うどん



もう僕とカータンはただ喋って、ただ笑って
クルマのドアを開けて、お店に入って
席につけば、目の前に美味しい伊勢の料理ですよ。


三重サイコー!!中尾ミエ サイコー!!

と叫んでればいいだけだったの。

どれもが本当に美味しかった!!

うん、「自分が芸能人だったら…妄想」のなかに
一度は通る「事務所独立問題」
でもさ、手取り足取り、僕が快適に過ごせるよう
マネージャーの今までの努力や功績見てたら

(あんなにお世話になったK美さんを
マネージャー扱い
…o(ili′Д`)oヤベ)

恩を仇で返すような、独立なんて
絶対できないよね!!


って、アレ?伊勢神宮で、みんながなんか触ってる。
さっきまでの小雨に濡れて、少し黒光りしてるの何?
神宮前の宇治橋の欄干のひとつを
みなさん、一生懸命に触ってこすってるよ!

なんだか分からないけど、僕も…先っちょを



なんでも俗界と聖域を隔てる
宇治橋の守り神のお札が納められてるようで…


僕、そんな聖域を汚してしまってる…。
仇で返すどころか、罰があたる!
すみません、でも三重は平井堅の出身だけに…
平井堅オマージュで。

(オフ会ではこんな話ばかりしてた…)

とにかく、伊勢神宮行って良かった!!!
(七五三以来 40年ぶりに行ったよ!
お宮参りかと思って、親に確認したら七五三だった)

みなさんもぜひとも
三重に行きましょう!!!

「水川さん、あなたは今
誰に向けて演じてるの?」


「観客です」

「顔の見えないたくさんの視聴者?」

「はい」

「だからね」

「えっ?!」

「視聴者に媚びたような演技になってる。
だからそこそこ面白いけど
なにかが物足りないのよ」


「でも、このドラマは
中谷さんに認めてもらいたくて
ほめてもらいたく演じました」


「私はね、今でも一番
感想を言ってもらいたいのは
渡部さんなの。
それはこれからもずっと変わらないわ」


「テレビドラマの女王が似合うのは
やっぱり中谷美紀さんなんです。
むしろ『ケイゾク』から一度どん底に
落ちてからの復活だから
毒を含んで女優の輝きを
増したくらいの勢いでした。」


「やめてよ、そんなおべんちゃら
1冊の脚本の表紙にW主演なんて
2人の女優の名前が並ぶなんて
これほど屈辱的なことはなかったわ」


「すみません……」

「水川さん、あなたヨガでも習って
呼吸法でも習えば?
その鼻にかかった声が耳障りなのよ」


「相変わらず、中谷さん、容赦ないですね」

「そうよ、志村けんのモノマネする
三浦くんとつるんでるくらいなら
発声練習なさいな」


「はい、最後に、女優としての
心構えてってありますか?」


「あたしはね、偽りの人生を悔いてきた。
偽りのない、本当の人生の私の
人生を生きたいと思った。
本当の私でいたいと思った。

でも偽りのない人生なんて
女優にはないの。
偽りの私こそ、本当の私なの。
愚かで愛すべき、女優なの!!

水川さん、今回、あなたとご一緒できて
良かったわ」


「ありがとうございました!!」


この最終回のセリフ
「小説家」「女優」
「遠野リサ」「中谷美紀」
すべて替えても、いいくらい
ひとり勝ちの“中谷美紀劇場”だった。


遠野リサのように、揺るがないものがあれば
いつでも表舞台に復活できる。
名声やお金よりも、
「描きたい!伝えたい!」て執筆欲。
それは、視聴率や好感度よりも
「演じたい!!」ってな女優魂に
通じるんだろうな。
女優!中谷美紀!!

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