妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

2015年04月

大学時代のゼミが、
「犯罪学」専攻で、

「いまアメリカでは
“ストーカー”って
言葉が流行ってるみたいだぜ!」

「えっ?なに?ストーカーって何?!

えぇ、自分がその“ストーカー”
そのものと気づくのに
時間はかかりませんでした。


なので、『心がポキッとね』
水原希子ちゃんが演じる
みやこが他人事でないんで
そんなに「心が壊れた、壊れた」
言うなぁーーっ!
しかも「心」みたいに、顔は良くて
中身空っぽな男に惹かれる……。
分かる…。

そして、山口智子演じる静のイタさに
「へぇーーんだ、『ロンバケ』とか
トレンディドラマに憧れてた女の
末路
は、それ見たことか!!」
って
男たちの嘲笑が聴こえてきそうで…
(女性キャラ、全員イヤな奴ってすごい)
すぐにチャンネル替えたくなる。
(録画のときは早送り)
そして、夢の中でDVを繰り返す
春太(阿部サダヲ)は、
「覚えてなくてすみません!」って
酔うたびに、暴言吐いたり暴れたりする人と一緒。
心の根っこに、「暴力」があるんだもん
心が折れようが挫けようが、変わらんよ~。


映画『世界にひとつのプレイブック』も
かなーーり、心が折れた男女の話だったけど
「ダンス大会優勝!」ってな目的があったから
応援できたけど、
岡田恵和さんの脚本は
「日常を切り取ってるだけ」だから
それがリアルと言われちゃリアルなんだろうけど
何かを目標とした方向性も見えず
ただの面倒くさい人たちが
わちゃわちゃやってるのには
同情できんのだ。

でも、こういうドラマを
視聴率低くても“名作だ!”と
褒め称える“ドラマ通”の人多そう。


同じく“映画通”が「面白いんだ!」って唸る映画に
寝ちゃうことしばしば
の僕なんですけど…
その最たるのが、
ポール・トーマス・アンダーソン監督作品。
(同じ年で、世界三大映画祭制覇したり
すんげぇなぁ、と思うし
奥さんがブサイクなコメディエンヌなのが
ポイント高し)
ごめんなさい…センスなくて。
(『ブギーナイツ』は大好きっ!)

今回の
インヒアレント・ヴァイス
ホアキン・フェニックス演じる
いっつもマリファナでラリッてる探偵が
金田一耕助にしか見えず…
だからといって、
舞台は恩讐渦巻く瀬戸内海でもなく
陽光きらめくロサンゼルス。
頭がスコーーーンって感じの犯罪。
無性にロサンゼルスというか
舞台の70年代にタイムトラベルしたくなったけどね。


ホアキンのヒゲ
リース・ウィザスプーンのアゴ
オーウェン・ウィルソンの曲がった鼻
新進女優の子のおっぱい
ベニチオ・デル・トロのしわしわ
ジョシュ・ブローリンの顔の大きさだけ
すんごいなぁ、って。

あっ、劇場では大笑いしてる人
たくさんいたので
ツボの人はツボだと思う。


こういう、ちょっと「抜けた」感じが
オサレ~
だと思えるには
まだまだセンスがない僕なのだ。

映画館の中から
きゃーーーーーー!!!
って、心の声が聞こえたよ。

っていうか、この映画を5回観た人に
メイキングDVDプレゼント
ってさ
もう悪徳商法(笑)
この映画、5回観たら鬱になるでしょーよ。

海にかかる雪

映画の後半は、ホラー!!
バトルロワイヤルのような
殺し合い血まみれ展開になるからさ
この映画の基になった
韓国で起きた実在の事件を調べたら
「なんだ、25人窒息死しただけじゃん」
もう、感覚がおかしくなってる……。
ヾ(・д・` )ネェネェ ペンのみなさん5回観るの?

それにしても、韓国の俳優さんって
How Many いい顔!

お金に困った猟師さんの役に真実味。

そんななか、アレ?誰?
この太ったキモい若い男は?


きゃーーーーー!!!
いまの一言で、僕が殺されたね。
それも骨の髄まで叩き割られんほどの
憎しみをぶつけられて。


そう、この映画には
JYJのユチョンが出てるのですよ。
ふくよかなのは、垢抜けないのは
髪の毛サッパリしてるのは(言葉選んでます)
渾身の役作りらしく…。

しかも相手役の女性が
これまたHow Many いい顔!
大久保佳代子さんソックリの女優さん

ええーーーーっ!!
あんなんに惚れちゃうの?ユチョン!!

って、ユチョンじゃないけど…
素人童貞って、だからイヤなんだよ!
一度寝た女に、惚れ込んじゃって!

だからユチョンじゃないけど…。

そんなブスより、あたしが抱かれる!
いいえ、抱いてあげる!!

もうさ、劇場の席を埋めつくしてた
女性たちが、半勃ちで…じゃなく
シートから半立ちで、臨戦態勢

スクリーンに飛び込んで行くんじゃないかて勢い。
もうね、瀬戸内寂聴先生もビックリの
女の欲望で、映画館がミシミシ揺れてたんだから。

でも日本も信じられないくらい
残酷な事件が増えてきたよね。

中学生を斬りつけたり
人に頼まれて、生き埋めとか……。
こんなきゃしゃなおかまは
生きていくのが不安~。

(どの顔がいう?)
ユチョンに守ってもらいたい!
どんな狂気の渦に巻き込まれても
ユチョンに救い出されたいyo!

教習所で、20時間オーバーするわ
(マニュアルだったし!!言い訳)
車で出かけると、不安がる両親が
寝ないで、ずーーっと待ってるわ、
車線変更はできないわ
(そもそもサイドミラーを
横に開いてなかった!)
このままアメリカみたいに
1本道が永遠に続けばいいのに!
人を傷つけてしまったらどうしよ?
さまざまなプレッシャーから
自分の運転に車酔いするという…

なので、 ( ゚д゚)ハッ! 免許を取って
四半世紀、25年も経ってる!のに
通算25回も運転したことない……
そんな僕はゴールド免許証
(なんか間違ってる)

しかも、実家が国道16号線なので
その渋滞や、
夜中の走り屋たちにも辟易としてて、

車なんて大キライ!!

そんな僕でさえ、大好きなのが
このシリーズ

そして、世界中で大大大ヒット
(アバター、タイタニック、
アベンジャーズに
続くほどの世界興収なんだよ)
それも納得、大大大興奮

ワイルド・スピード
SKY MISSION


な、アホな…
そんな爆発に巻き込まれたり
事故を起こしたら、
生きてる訳ないやん!
怒涛の展開

アゼルバイジャン、東京
アラブ首長国連邦
あんたらのパスポート
どうなってるねん!
てな
世界縦横無尽

CMでもちょっと出てるけど
飛行機から車ごと、飛び降りるわ
超高層ビルの窓ガラスを突っ切るわ

まさにSKY・MISSION!!
(もうまさにミッション・インポッシブル!)

でもさ、そのトンデモナイ展開を
ヴィン・ディーゼル、ザ・ロック
ジェイソン・ステイサム
そしてミシェル・ロドリゲスの
鍛え抜かれた体と猛獣のような戦闘本能
「ま、まぁ、しゃーないな」の説得力。

(セリフが少なく、
演技力求められないのもGOOD!)

これ、もう絶対観るべきですよ!
イヤなことも面倒くさい人間関係も
口( ゚Д゚)ポカーンで現実逃避できる!!

前作を観てない人も大丈夫
僕も彼も、どんなんだったか
スッカリ忘れてた……

(っていうか、内容ないし!)
公式ホームページ観たら
過去作品のダイジェスト映像あるし。
彼は午前中歯の簡単な手術をしてて
抗生物質も飲んでたんだけど
一瞬たりとも眠気が襲わなかった!と。

そしてポール・ウォーカー!!!
今作品を半分撮影してた時点で事故死。
後半は弟さんふたりの演技に
ポールの顔を合成したCG技術!!

逆に、やっぱり俳優は違う!!
ポールか、一般人の弟さんか
腹回りやスタイル、立ち姿で分かる!

スターはなるべくしてなる人がなるんだなぁ。
ラスト…
ヤンキーたちの俺たちは“家族だ!”思想は
万国共通なのだなぁ。

涙腺うるるときたのは、
僕にも16号線ヤンキーDNAがっ!

俳優って、映画のスクリーンの中に
人生が刻まれて幸せな職業だよな。

ヴィン・ディーゼルが
「アカデミー賞を取れるかも!」なんて
言ってたけど、うん、うん、
その言葉もバカにできないほどの
圧倒的な映画のパワーだよ。

もうね、なにも考えたくない!!
ただただ駆け抜けたい!!
私を連れてって!天国に!

(って、ポールは本当に……)
そのスピードで!!てな人は
劇場の大画面で絶対観て!観て!!

今日、会社に来た派遣の営業の人、
カッコ良かったなぁ~。

パソコンとかコピー機とか
商品を販売する営業だったら
買ってたな、何台も。
そして毎週「壊れた!」て
点検しに来てもらえるのに
(クレーマー)

そう、ヒゲにメガネ
先日、最近流行りの
“サードウェーブ系男子”の見た目。
ネットとかで彼らの生態を読むと
「うげっ!」ってなるけど
実際傍にいたらすごい好み!
恋はアンビバレント

いや、職場でもね、
映画や漫画の話をしても
カラオケに一緒に行っても楽しいし

面倒くさいんだけどそれも面白い男子がいて
年も離れてるし、恋愛感情も抱かないし
勝手に友情(と言ったら失礼か)
親近感!そう、親近感を持ってた人がいたのだ。

その人に今日突然
「悪口を言ってるなら
もう、仕事関わらなくていいです!」
って
言われて、へっ?エッ? (;゚⊿゚)ノ
エェ━━━━━( ゚Å゚;)━━━━━!!?

むしろ、ほかの人より
仕事、一生懸命やってたのに!!


まぁ、僕が普段から、彼には
人の悪口を言いまくって
感情垂れ流しにしてたから

そう思われても仕方ない…
自業自得だ…罰が当たったのだ…

たださ、(;゚Д゚)エエー十年以上一緒にいて
僕が、彼のこと悪く言うなんて
思われたことが、心外。

それだけしか信頼関係
築いてこれてなかった
のか
…と。

若いころなら、
「そんなことないよ!誤解だよ!」
必死に言い訳したり、
自己弁明しただろうけど

この年になると
縁がなかったのか…」と。('A`)ヴァー

僕は聖人君子じゃないし
むしろ、ネガキャン発動で
一緒にいて、楽しい友人にはなれんしなぁ。

リア充アピるには
自分の限界知っている。
だからこそ、好きな人は
大切にしようしてたけど

ありゃりゃ、ダメだったか
(いや、女は大丈夫なんだけど
男は、そして誰もいなくなった…)

ちょうどね、中国で大ヒットしたという映画

いつか、また

観に行ったんだ。
お目当てのチェン・ボーリンが
すさまじく斎藤工化してた。
どうして、美形は汚い風貌をしたがるんだ?!
(若かりし頃のオダジョー)

この映画が大ヒットしたことが不思議。
幼馴染が、街を離れ中国を横断する
ロードムービーなんだけど
あれだけ仲良く、バカをした友だちなのに
最後は、ケンカ別れして
あっさり、「いつか、また」って。

でも、それも分かる。
あんなに話してたのに
毎日のように一緒にいたのに
キライになった訳でもないのに

ある日を境に、もう十何年と会わなかったり。

それが分かるからこそ
いまいる人を大切にしたい。
年賀状のやり取りだけでも
その絆をつかんでいたい。


学生時代の友だちに再会しても
やり直しがきくけど
いま別れたら…何十年後かは…
会えないかもしれないし
ううん、そんな人生の余裕はない!
残された時間はないもん!
好きな人と少しでも多く一緒にいたい。
笑ってたい!


あぁ、その彼とも「いつか、また」
笑って喋りたいなぁ。


先週、会社でイヤなことが続々と。
自分が無意識に放っていた言葉が
人を不快にさせてたことを知り

(いや、人を攻撃しようと
意識的に放つことは多々あれど
自覚がなかったことで、凹んだ)
さらに、仕事で大きなミス発覚!!
管理職として、責任取らなきゃいけず…
またその担当がすごーーい面倒くさい人で
こっちが100%悪いんだけどさぁ
今までの自分の失敗は棚に上げて
関係した人間全員の名前を並べて
お詫び文出せ!給料1割カットしろっ!


「めんどくせぇっーーー!!
もう、会社なんて行きたくない!」


そんな鬱積したときに観たせいか
もう興奮!!興奮!!

でもね、上映後、観客席から
拍手が起こったよ!

アカデミー賞で3部門受賞の
『セッション』

いやーーー、いやーーーー
もうね、なに?このこみ上げる熱さは!

音楽は凶器!才能は狂気!!

まだね、体の中をドラムのリズムが
ガンガンと、血流を打ってる!!


正直言うと、音楽的センスないんですよ。
歌も上手くないし
楽器も何一つダメ
それこそソプラノ笛さえ
指が追いつけない。
「ほかのモノ吹きてぇ!!」

(訂正:小学生のころそんなこと
知らなかったよ)
アルト笛なんて
「もっと太いモノ吹き…(以下自粛)」


さらに、さらに、ジャズってなに?
ケニー・Gって人がサックス吹いてたやつ?
もうね、どういうメロディのことを
演奏のことをいうのかさえ、分からない。


マスター、モルトをシングルで!ってイメージ。
いや、ウイスキーがなにかも分からないけどさ!

ええ、ジャズ音楽聴いてるなら
バンドしたがえ「君は1000%」歌ってますよ。
(よく分からない例え)

だからね、まずビックリしたの。
ジャズってこんなに攻撃的な、激しい音楽なんだ!て
手が血まみれになるほどの演奏だって。

まぁ、菊地成孔って有名な方や
日米の音楽評論家やプロの音楽家の人には
大不評みたいなんですが、この映画。

ニューヨークの音楽学校には
あんな教師も生徒もいないし、
あんな教え方をしない!

そして、一番致命的なのは
演奏技術がなってない!
って。


だって、ドキュメンタリー
作ってるんじゃないんだもん。

俳優がさ、音楽を通しての
人間を演じてるんだもん!

もうさ、ここまで演奏できるんだ!てことに
ビックリ感動してたのに…
世界的演奏家やアスリート並に
演じなきゃいけないんなら
俳優って、映画って
フィクションって何のためにあるんだろ?


それに、鬼音楽教師役のJ・K・シモンズ!
助演男優賞も大納得!!

いまは教え子が傷つかないように
理論立てて指導していかないと
潰れちゃうらしいけど、だったら潰れろ!
やっぱりさシンクロの井村コーチにしろ
厳しく厳しく追い込まないと
次の扉を開けないこともあると思う…
(って、こういう“根性論”が
職場の人を不快にさせてたんだけど)


音楽に造詣が深い人は不服みたいだけど
僕は音楽的センスゼロだもん。

ただただ、ラストのあの演奏や音楽が
琴線に触れて、心を打ち鳴らしたのだ!


人に嫌われたって、
(昔の少女マンガみたいな展開!)
感性が違ったって
自分が「好きと思える」ことに出会える幸せ。
偉そうな批評も薀蓄も要らない!
音楽のプロや、ほかの誰が何と言おうと

この映画が「好き!好き!!大好き!!!
映画や音楽って楽しめればいい!!

仕事も、人生も、心が奮えるのは
自分しか分からないもん。

僕は、明日逃げずに会社に行きますよ!
(まぁ、映画観てなくても行くけどさ)

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