妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

2015年06月

次の『相棒』は誰か?って
会社に置いてある週刊誌をめくると
載っているけど、興味(ヾノ´∀`)ナイナイ
水谷豊が誰に手錠をはめようが
誰のマグナムをつかもうが
欲情(ヾノ´∀`)ナイナイ
←それはBL
僕のなかで「刑事」の“相棒”といったら
「おとこおんなのトミコ!」の
噂の刑事トミーとマツ』!!

当時、国広富之が好きだった!
あの人、脱ぐとスゴかったんですよ。
ほかにも、CMでジャンプする名高達男さん
(いつのまに改名してた!)
草刈正雄さん、真田広之さん
(僕の男の好みって、
怖いくらい一貫してる!頑固一徹!)
子どもがどうやってできるのかも
この熱くたぎる思いの持って行き場も
分からなかったのに

チャンネルをガチャガチャ回しながら
僕は、無意識に呟いてたの…

「抱いて…」
と。
どんな小学生やねんっ!

その後、思春期に入り
『BANANA FISH』を読んで
恋かな?!yes!!
恋じゃない?!yes!!
夏色のナンシーばりに、恋というには強すぎて
愛というには儚すぎるふたりのカ・ン・ケ・イ

そしていまそんな男同士の熱い絆は
ゲイソサエティのメッカ英国でも
(パブリック・スクールの寮生活は憧れ!)
『SHERLOCK』!

ハリウッド映画でも大流行り。

『無ケーカクの命中男/ノックトアップ 』
『スーパーバッド 童貞ウォーズ』
『スモーキング・ハイ 』
『50/50 フィフティ・フィフティ』

大好き、大好きブロマンス映画
男ふたりが、彼女ができても
それぞれの道を歩こうとしても

「やっぱり、オレのことを
一番理解してるのはお前だ!!
「オレの人生を面白くしてくれるのは
お前だぜっ!!」いぇぃーー!!ハイタッチ!


ジェームズ・フランコと公私ともに
濃密な関係を築いてるセス・ローゲンって
僕の中で、ハリウッドのケンコバなんだよね~。

下品なことや、問題発言しても
(金正恩暗殺コメディの『ザ・インタビュー』
映画館で観たかったなぁ)
その知性と優しさでギリギリのところで
誰も傷つけず、誰をも笑わせる芸風

そして、僕が「もう、つかれた」と
その肩におでこをちょこんとのせたなら
そのままそっと抱いてくれそうな
ホモソーシャルな感じがね。

(完全なる希望的妄想①)



そして、大好きなもうひと組

チャニング・テイタムとジョナ・ヒルの
22ジャンプストリート

なぜ劇場公開しない?!責任者出て来いっ!

あのね、チャニング・テイタムの
無邪気な「男の子ぽさ」「ノンケぽさ」が

ゲイ心をくすぐるんですよ。

「僕とばかりいて、恥ずかしくないの?」
「なんで?」
「だって、僕といたら変な噂立っちゃうよ」
「俺はおまえがゲイとかカンケイねぇよっ!
おまえといたいから、いるだけだよ!」


そんなセリフ返してくれそうじゃん!
(もう完全なる都合のいい妄想②)

人種とか同性愛とか差別問題を
茶化しても、不真面目な笑いに!
僕は、悪口や陰口、下ネタ、人の生死を
笑いに昇華できる人ほど
絶大な信頼を抱ける!

日本だと、クドカン!!脚本がそうだけど
俳優さんでそれをモノにできる人て
なかなかいないじゃん。
多少バカっぽさ必要だし、あっ、長瀬か。

この映画は、刑事としての“相棒”なのに
取り残されてゆく不安や嫉妬
ぶつかり合ってばかりだったけど
「摩擦がないところに火は起きない」と憎まれ口

もう、言葉のひとつひとつが
ゲイのカップルみたいなんだもん。

もちろんそれを狙ったお笑いなんだけどさ。
「放さない!」と繋ぐ手と手
「お前はお荷物じゃない、
お前が俺を引き上げてくれる!」
「ふたりでやっていこう、愛してる!」

男女もののラブストーリーと同じように
胸を焦がしていくのだ。


あぁ、僕もその強い腕につかまれていたい

僕が刑事だったなら
土砂降りの雨の中(日本は梅雨)
追っ手(暗黒社会)から逃れるように
その手につかまれ、雑踏を走り抜けていきたい。
息も絶え絶えに、隠れた横道の軒下で
「もう痛い!放してよっ!
もうなんなのっ!一緒にいるとトラブルにばかり
巻き込まれる!!」

「ごめん…」
「謝らないでよ!別に怒ってる訳じゃ…」
「俺が、守るから!
なにがあっても、俺がお前のこと
絶対に守るから!!!」

軒を叩く強い雨…
そんな“相棒”ものやりたい!!
どんな刑事ドラマだっ!?

車の免許を取って、早25年以上。
運転するって車で出かけようものなら
「事故に遭わないか、誰かを轢いてないか」
ずっと緊張して待っている親の姿を見て
そのプレッシャーが苦しくて
僕は、運転ができなくなった…。


「自分でやるからいいってば!」
何度、口に出してしまったことか。

あぁ、重い、母親の干渉が重い…。
僕のこと、まだ何もできない十代かなんかだと
思っている…もう40半ばのおじさんなのに。
逆に、実際十代だったときは
「親にバレないようバレないよう」
距離を取ってたし、妹弟がいたから
関心が分散されていたけど

いまや、父も亡くなって、母とふたり……
「僕は、もうおじさんなの!
しかも、お母さんの期待には応えられず
結婚も、孫の顔を見せることもできない
おかまなのっ!!」
何度叫ぼうかと思ったことか。


逢坂みえこさんのマンガ
おかあさんとごいっしょ

母が好き。だけど、ときどき息苦しい
娘は、母のものですか?

時々ね、母の前では息子でいたい。
弟とか見ているとね
たまーーに顔を見せても
母の言葉に生返事で、それこそ
「ああ」とか「うん」とかだけでも
母は、弟が可愛くて仕方ないんだよね。
楽でいいなぁ~、と

僕なんて、すぐに口げんかになってしまう!
「その話、この前も聞いた!!」
って言うようなもんなら
「あたしは、あなたが小さいとき、
何度もしてくる同じ話を
ずっと聞いていた!」

言い返してくる母親だけど……

あとね、先日、妹の生きていく信条が
「Life is too short to live」
~生きていくには、人生は短すぎる~

やりたいことは、すぐになんでもやる!
迷っているヒマなんてない!って言うのを聞いて
あっ!兄妹だ!血が繋がってる!と思ったのだ。
いや、親子のDNAか。
うちの母親(父親もだったけど)は
先月トニー賞候補になった渡辺謙の
ブロードウェイミュージカルを観に
ニューヨークに行ってたんだけど
いまはドイツへ。
そして、来月はフィンランドに行くらしい。
「行こうと思ったときに、行かなきゃ!」
国内外問わず、いつも旅の空の下。

その生き方は、なぞるように
とてつもなく影響を受けたけど

それに他人だったら、もしかしたら
どこかの国で出会って
「その年で元気ですね~」と
リスペクトしてたかもしれない。

お母さんが好き。
僕がいることで、それだけのことで
喜んでくれる世界で唯一の人かもしれない。

でも、「好き」の一言では終われない。
「重い」「しんどい」
そんな相反する気持ちを抱えたまま
いつか別れの時が来て

(僕が先かもしれないけど)
ぽっかりと大きな穴が開くんだろうな。

テレビさえ観られてない日々が続き
嗚呼、僕の人生って

定時に上がれて、私生活を謳歌して
会社の人とも一定の距離を保って
いつも、笑顔で過ごしたい!
(そのたびに会社にたどりつけなかったり
大学受験の前日で、「記憶できない!
もう大学も行けない!就職もできない!」て
夢にうなされて、起きたときに
行く会社があることに、ホッとするんだ)

もっとスマートに働きたいけど
先日、マツコ・デラックスの
『夜の巷を徘徊する』
1000℃の熱さのなか
日中夜「ものづくり」に
実直に励んでいる川崎製鉄所の人たちの姿を
見ていたら、泣けて泣けて。

今は縮小されていってるけど
こういう第二次産業が
戦後の日本を支えてきたんだなぁ、
って。

この前、若くして有名な経営者の方が
インタビューで

「よく本屋に行ったら知らない本に
出会えて楽しいとか言うけど、
あれは数学的には
完全に終わっている言葉です。
というのもネットは超多次元で、
つまり道順は無限にあるわけで、
どれだけ頑張っても本棚は二次元なんですよ。
本屋さんという空間を含めてもせいぜい三次元。
その二次元、三次元の世界が、
超高次元のインターネットに比べて
出会える確率が高いはずがない。
次元の違いを理解している人なら、
低い次元のほうが出会いが多いなんて、
絶対にありえないことがわかるはずです。」


と、語っていて
20~30代や若い人たちが「いいね!」と
絶賛支持してたんだけど

やっぱり数字的には、そうでも
どっかで割り切れなくて
僕がネットやデジタルに弱く
時代から取り残されてしまった
アナログ人間だからなんだけど…


アマゾンで「あなたにおススメ」って
届く情報って、80年代アイドルの
30周年ベスト盤アルバムだったり
facebookは「独身」て設定だからか
結婚相談や出会い系のサイト案内ばかりだし
「意外な出会い」って早々ないんだよね。
(それで、結婚したい若い女性を探したら
「意外な出会い」だけどさ)
ネットなんて、芸能人の整形画像や
恋愛とか噂のイニシャルを
突き止めようとするときしか
有効活用してないし。


「なんで毎週末、映画館に行くんですか?
今なら、ネットでダウンロードできて
パソコンでいつでも好きなときに
観られるじゃないですか!」


「高いお金出して、
休みのときに、わざわざ遠い海外に?
今ならネットで観られるじゃないですか!」


と、よく言われるし、
そういう利便性があっても
僕なんて使いこなせてないから
損も失敗もいっぱいしてる
んだけど

そもそも、人生、使いこなせてないし!

面倒くさがりで、甘やかされて育てられ
ひとりじゃまともに生きていけない…

だからこそ、「行きたい!生きたい!
(感情の)絶頂にイキタイ!」て
欲望が果てるまで、地の果てまで
自分で考えて、選んで
動いていかなきゃダメなんだと思う。


てなことを考えさせられた
以前カータンが台湾本を出した
地球の歩き方コミックエッセイ第2弾

旅したからって、
何が変わるわけでもないけどね…。


まぁ、僕は、いくつの国を
何回旅行しても、相変わらずダメダメだし
悟りを開いた訳でもないけど
行ってなかったら、もっとダメ人間でした。


そして、いまでも十分キレイなのに
美を実地体験で追及してきた
友人のぞこが、またまた本を出しました。

『恋する旅女、美容大国
タイ・バンコクに行く!』

僕もこれから読むのですが、よろしくです!!
きれいにならなきゃ!


普通になりたい……

おめぇ、自分だけは特別だと思ってんのかよっ!

(((((;`Д´)≡⊃)`Д)、;'.・グハッ!!

てな自意識過剰な話ではなく。
(「フツーってなに?」なんて
つまらん質問もしないでね)
でもね、思春期の頃から
普通の女の子になりたかった!

後楽園球場で
「普通の女の子になります!」って
叫びたかった。


放課後、彼の自転車の後ろに座って
帰ったり

修学旅行の夜、クラスの男女で
ひとつの部屋に集まってる時、
「先公の見回りだ!」
誰かに腕をつかまれて、布団の中に
身を隠したら、好きな彼でドキドキしたり。
「あ、あの…」って気持ちを告げようとした瞬間
「みんな、いつまで、隠れてるんだよっ!」て
声と、明るくなった部屋の電気に、我に返ったり

そういうことしたかったんだよ!

まぁ、「お前は誰より、女子高生だな」
「お前は誰より、女子大生だな」
「お前は、OLかっ!」
「お前はキャバクラ嬢かっ!」と
いつの時代も言われてたけど…。


フツーの女子高生に憧れるのが
すごく分かる!!


暗殺教育学校に育てられた孤児の女の子が
『ミーン・ガールズ』『チアーズ』
『恋のからさわぎ』(もう大好きな映画ばっかり!)
ガーリー映画に感化され
暗殺任務の最中に逃亡→フツーの高校へ向かう映画

ベアリー・リーサル

もちろんアカデミー賞にノミネートされるような
力のこもった作品も好きだけど
批評家からこっぴどく叩かれて
日本で公開されないようなコメディや
青春映画大、大、大好物なんですよ!!

(あっ、ジャンルは違うけど
いま、アメリカで大ヒットしてる
『カルフォルニア・ダウン(原題:SAN ANDREAS)』
地震に配慮して無期延期って、許せないんだけど!
世間の目気にし過ぎ!映画会社の意気地なし!)

理科室や特別教室の移動や
ロッカー室で出会うように、すれ違うように
僕は、好きな人のクラスの時間割も持参してた。

「偶然が必然」になるよう
「よく会うね」って笑いかけてた。


大学時代は、飲み屋のフライドポテトを
口移しで運ぶゲーム
好きな人の隣に座って
「押すなよ!押すなよ!」って
ダチョウ倶楽部の竜ちゃん状態。

フツーの女の子になりたかった。
フツーに恋がしたかった。
それは暗殺者もゲイも変わらない。

僕のなかでハリウッドの多部未華子ちゃん。
要は、ブサイク?かわいい?
ヘンリー・スタインフェルドちゃん
やっぱり、かわいい!!


こういう映画を単館公開してくれる
新宿シネマカリテさんに大感謝ですよ。

VERYを半笑いしながら読む
ステキな奥さんになりたかった。
自分のコントロールで、定時で上がれて
習い事したり、友だちに会ったり、
自分だけの職務に集中できて
誰にも感情をぶつけられない
そんな仕事がしたい…
(現実的な悩み)
その渇望が、僕の妄想に火をつけたり
逃避で、映画や小説、マンガの世界に
心を走らせてるんだけどね!

ねぇ、ねえ、まずはカータンの
ブログを見て!
じつはこの時、僕もこの場にいたんだけど
(動画で、低いんだか高いんだか
分からない声で「きれぇーーい!」て
叫んでるのが僕です…本当、変な声…)

Panasonicからお金もらってる
広告記事じゃないよ!

本当にサラサラでさ、すごいんだよ。
早速、京都からつげ櫛は取り寄せた。
ドライヤーも買いに行かなきゃ!

40過ぎて、カラダに異変が起きてきて
「自分は若い、若い」って
周りに主張するんじゃなくて
ひとつずつ、対処していかなきゃなぁ。
そのためにはお金も必要(笑)

大好きなマンガ『重版出来!』の

「私たちはみんな羽を持っていて
立派な羽に育てたかったら
本をたくさん読みなさいって。

本の形は鳥の形でしょ!
読めば読むだけ
強くてしなやかな羽になるものですって。

どこまでも飛んでゆけるのよ。
強くて美しい羽で

本当に好きな人たちに
会うために羽を育てるのよ」


ってセリフに感化されて
最近は、いつもだったら書店さんでも
通り過ぎるような本を
なるべく手にするようにもしてるんだ。

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』

男の作家さんが書いたラブストーリーは
基本読まないんですよ。

だって、おめえの周りには
生身の女はいないのかっ!てなくらい
色っぽくて謎めいた“ファム・ファタール”
セーターの袖を、手が隠れるくらい掴んで
うっすらと涙を浮かべて、上目づかいに
「好きだよ」って言うような
若くてかわいい“女の子”しか
出てこないじゃん!


まぁ、正直、この本も後者なんだけどね。
で、タイトルでネタバレしちゃってるじゃん!!
てな内容ですが、面白かったです!
タイトルとカバーイラストで
食わず嫌いしなくて良かった。

ただ、自分も通ってきた道だし
むしろ、その頃の恋が一番燃えてて
「激しかったなぁ」とも
心の中で、いまだに大切にしてるんだけど

20歳の恋、それも、時間も立場も自由で
学費も親が出してくれてて
お金も責任も伴わない大学生の恋は
そりゃさ、いくらでも「好きだ!
本当に大好きだ!
これが最初で最後の本当の恋だ!」って
専念できるさ!きれいな思い出になるさ!


そこがなぁ、ずっと引っかかって読んでた
もう、薄汚れちまった悲しみに、の
40半ばのおっさんですよ。

髪の毛もドライヤーやつばき油を頼りに
生きてますよ(あるだけマシか)

まぁ、20歳を過ぎて、30、40代と
本当の愛に巡り合えたのかは……

聞かないで!!

それに、こんなに多くの人と出会ってきて、
構ってくれたり、優しくしてくれたり
話をいっつも聞いてくれる人もいるのに
その人たちじゃなくて、
どうしてこの人を好きになるんだろ?
よりによって、この人に
どうして惹かれずにいられないんだろ?

40半ばになっても、分からないんですよ。
自分の好みが分からない…あっ、顔か

そんなときは、この人とは
♪生まれる前の星座(くに)で
あんなに愛し合って…♪

と、明菜の『ジプシー・クイーン』や
『ターミネーター』の
「君に会うために時を超えてきたんだ」的な
世界を考えてしまう、いまだ中二病…
(全然、大人になってない)

なので、この小説も
設定は違うけど(ネタバレになるから書かない)
その切なさに、ちょっと胸がキュンとしました。

まぁ、♪人ごみに流されて、変わってゆく私♪
おとなになって、いろんな価値観の人と出会って
責任やトラブルを抱えた自分が

必要としてる人
若かりし頃の激しく燃えた恋と同じくらい
いや、それ以上に
すごく大切な気がするんですけどね。

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