妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

2015年07月

(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア 
終わった直後の興奮状態で
ブログも書いておけば良かったよ。

もう気持ちが先走って
なに書いていいか、分からない。


って、読書ですよ、読書感想文。

又吉さんが芥川賞を取ってすごい!
v(´∀`*v)ピース
受賞作は、まだ読んでいない……

でも、読書家の又吉さんの
オススメの本
(テレビで紹介した後
多くの書店で売り切れになったそうな…)
読みましたよ。

教団X

いやーーー、もうすごいすごい!!
圧倒的な情報量Σ(; ゚Д゚)ウハッ


ネットは、どこまでも広がっていく世界だけど
じつは、僕は全然有効活用していなくて

スマホやPCの履歴は、芸能人のWikipediaと
整形や噂のまとめサイトのみなんすよ。
もう偏り過ぎの、世界狭すぎっ!!

それをこの小説は、
世界中の宗教、精神世界、脳
宇宙の涯て、
そして今まで興味もなかった
量子力学の話まで
堰き止められてた知識の水が
とてつもない水圧と水量で
僕の固定観念を決壊させて
なだれこんで来た感じですよ。


最初は、素粒子だとか原子だとか
チンプンカンプン。
サリン事件以来、想起させる
新興宗教の不穏な描写にも
自分の中の(じつはあってないような)
偏見や倫理観が、この小説の世界に
ハマっていくことを拒んでいたというか
恐れていたというか…。

全然ページが進まなかったのだ。

でも、この小説の持つ力の強さが
僕のしょぼい価値観なんて
簡単に打ち砕いていったよ。


とにかく小難しい話が
次から次へと出てくるんだけど

(もうセリフじゃないよ!講義だよ!!)
それ以上に、この作者、中村文則さんの
(初めて知って、初めて読んだ!)
「書かずにいられない!!」てな一貫した思いが
文章からあふれだしてて、
読んでいるこっちも、その熱に浮かされてた。


某作家も、権力者におもねるのではなく
自分の言いたいことは、自分の作品で
文学で勝負すればいいのに!
(あっ、作家引退宣言したんだっけ?)
それに、日本や世界の平和や
戦争とテロについても、
登場人物の口から熱く語られるんだけど

安全保障関連法案衆院可決で
日本がザワザワしてた時に読んでたんで
まさにドンピシャだったしね。


いまが「戦後70年」か
「戦前になるのか」分からない。
それが右でも左でも
賛成でも反対でも、両極に二分化していく
日本への不安も
この本を読んでいて、
なんだか光が見えた!
ていうか
やだ!!!僕ったら、もしかして
この本そのもの、「教団X」に入信?!

乱交しまくりだしねん!←それはイヤ。

そんなとき、会社で仲良くしてる女性が
ガンになって、1年の闘病生活を経て
職場に復帰したんですよ。

さっそくのランチで質問タイム!!
「なにが一番したかった?食べたかった?」
「なにに救われた?」
それこそ抗がん剤治療で
爪が全部はがれたり、目が見えなくなったり
何かに祈る気力もなく

集中治療室を出ても、家に戻っても
辛いことや痛いことのほうが多く
テレビのバラエティ番組も
なにひとつ面白くなく……。

そんなある日、体をはって笑いを取ってる男を
テレビ画面の中の男を観てたら
急におかしくなって、
つい笑みがこぼれたんだって。

そう、哲っちゃんこと、出川哲朗
その話を聞いた時に
あぁ、実際に体を張って、
自分の人生(職業)に
向き合ってる人は、心を動かすなぁ
、って。

そういうことを信じたいなぁ、って。

まぁ、出川が教祖の宗教団体には
絶対入らないけどさぁ。

恋愛と一緒で、そこは見た目を妄信。

視聴を断念しようとしていた
『エイジハラスメント』

いやーー笑った!!
僕はもう下品な人間なんで
土下座もできるし
このドラマも喜んで観ちゃいますよ。


っていうか、もうさ
これ“ドラマ”として観ちゃうから
マジメな人は「いまの世の中
こんなんじゃない!」て
イライラしちゃうんであって、


「内館牧子の主張」じゃん!!
牧子「青春の主張」ですよ。


「いろんな人に
いろんないいところがある」
「成果だけを求めてるのは間違ってる」

主張する女子社員たちに
「ここは会社なんだから!!!」

牧子の心の叫び。
あぁ、武井咲に、自分を重ねるなんて
図々しい!


それに、今回、繊維一課に
新しく赴任してきた小田課長
全然間違ってること言ってないじゃん!

(言い方や性格が悪いだけで)
演じる森口瑤子さんが、また
『問題のあるレストラン』の脚本家の
坂元さんの奥さんだから笑える~。

それに『汚れた舌』で弾けとんでた
(キチガイだった)森口さん
牧子のほうでキャスティングの「指定」が
あるんだろうか?!

あたしの(キチガイ)世界を
演じきれる女優さんは
稲森さん、麻生さんにお願い!とか。
彼女のなかでの永遠の第一希望は
松下由樹さんでいてほしいけど。


「50過ぎて先を見切った男たち
あいつら本当に働かないね!
高い給料ぼったくって!」

「ハラじゃなくて、ハラにすえかねて
当然のご注意よ」


森口さんに憑依した牧子節。

そして

「若い人間には越えちゃいけない
範囲があるんですね…
今日、それをしてしまって…」


反省する英美里に

「今日が初めてじゃねぇだろ!!」

って、思わず、テレビに向かって
ツッコんでしまったよ。


その後のタクシー乗車もだけどさ。
こいつはさ、ランチをケチってる割に
男性社員との飲み会に参加はするし
(若い女だから奢ってもらおうと思ってるのが
エイジハラスメントに逆行してるし!)
ふたりきりでよく飲みに行く同僚に
告白されて
「えぇーーー、飲み友だちだったのに!
そんな目で見てたの~?!心外!」
と騒ぎ立てるメンドクサイ女子予備軍

それでも、

「あなた、誰に口きいてるの?」



ド━(゚Д゚)━ン!!
なんて破壊力のある一言。

「あなた、誰に口きいてるの?」

「豚」

笑った!笑った!!!
((o・д・)bグッジョブ♪ 武井咲!

言ってみたい!!!

僕が就職活動してるころ
結婚相手を探すために
「商社」を狙う女子っていたよなぁ。

それこそ、そういう就職に有利になると
僕なんかより全然頭が良かったのに
「●妻」「東●英●」とか「青●」の短大に
あえて進学する女子いたもんなぁ

彼女たち、夢を叶えて
いまは幸せに暮らしてるんだろうか。

まぁ、そういうところを含めて
牧子は古くさいんだけど
女の人って、生き方にいろんな選択があるから
大変!(だからこそ面白そう)

っていうか、なになに?
エイジハラスメント夏祭り浴衣でトークライブ!て?
と告知見たら、
なんだよ!若手のキャストばっかじゃん!
そういうのがエイハラって言うんじゃない?!
テレビ局のコンプライアンスどうなってるの?!
行かねえよ!!


あぁ、稲森いずみ×麻生祐未×森口瑤子さんの
トークライブとかだったら

応募ハガキ、当たるように
ハガキを蛍光ペンでふちどったり
似顔絵描いたりして(昭和)
100枚くらい送るのに!!
ていうか、そこに応募して
観覧に来るほどの牧子ファンたちを
見てみたいよ!
(遠くから!!)

誰か僕の頭をのぞいてきて。

「ヨロコビ」「カナシミ」
「ムカムカ」「イカリ」
「ビビり」


この映画のヒロインは
「ヨロコビ」がセンターだけど
僕の場合はイカリ」が大きな顔して
主導権を握ってるだろうな。

「イカリ」のパワーが
ブワッて巨大な炎になって、
ガソリンのようにに、心に火をつけて、
走り出すんだと思う。

チキチキマシン猛レース。

時々それが暴走しちゃうんだけど。
いやーーー、映画の前に流れた、
ドリカムの歌 (# ゚Д゚) ムッカー
アレ、なんなんすか?!
募集したのかな?(# ゚Д゚) ムッカー
そのイメージソングに合わせて
次から次へと、赤ちゃん、子供
結婚式、家族団らんの
「笑顔(ヨロコビ)」の写真が


まぁ、可愛くない!!(# ゚Д゚) ムッカー
貧乏たらしい!!(# ゚Д゚) ムッカー


僕も孤独に蝕まれた鬼では(まだ)ない。
カメラ撮影の上手い人や
フォトジェニックな子供の写真には
₍₍ ( ๑॔˃̶◡ ˂̶๑॓)◞♡かわいいのぉ、と
つい微笑んじゃうよ。

でも、大概の子はフツーじゃん。
年賀状もfacebookも。
そんだったら、友人知人が
毎年毎年どんな変貌を見せているか
本人たちも写った年賀状が見たいよ。


まぁ、なんだかんだと知り合いの子供なら
「あっ、ソックリ!」とか楽しめるけど
まーーーったく知らない人たちの
子供や家族の写真(# ゚Д゚) ムッカー
延々となんで観なきゃあかんねん!!


♪悲しみも、怒りも、たくさん知って
楽しいも辛いも、どんどん食べて大きくなれ♪

悲しみや怒り、辛さで、
頭もお腹もいっぱいにしたくないわいっ!
ドリカムの陳腐な歌!(心が狭い)


せめて劇場数の少ない「字幕版」を
わざわざ観に来た人には、
流さなくていいんじゃない?

ムカムカ(# ゚Д゚) ムッカー その後の
ディズニーのショートムービーさえ
荒んだ心で観たもんだから
おっさんが稚児さんを手篭めにする話かよ!
気持ち悪い!!って さらに(# ゚Д゚) ムッカー

まぁ、そもそもが山と山(山本山の山本陽子じゃなく)
火山のラブストーリーなんだけどね。


そんなムカムカベースの上に
どんなに素晴しいファンデーションを
塗ってみても、化粧がノラナイように
(女装の趣味はありません!キッパリ!)

本当に、本当に、素晴しくて
イマジネーションの、
アニメーションの力を信じられる

インサイド・ヘッドなのに
(このスバラシさは、いろんなところで
たくさんの人が語っていると思いまーーす)
それなのに、最初は
どこかノレなかったのだよ。(# ゚Д゚) ムッカー 

大人になると
「ヨロコビ」「カナシミ」
「ムカムカ」「イカリ」
「ビビり」だけでなく

思春期のときより、
もっと単純で、もっと複雑な
さまざまな感情に、
アウト・オブ・コントロールだもん。

スキ、スキ、ダイキライ!
キライ!キライ!デモ、スキ!!

(いや、それは思春期だろ!)

ほら、更年期に向けてまっしぐら。
「ムカムカ」さんの
双子の妹「ムラムラ」さんも
登場して、僕の頭の司令室大変だよ。


それに、ヒロイン、ライリーの「理想の彼氏」
映画の後半、ある事情から大量生産されるんだけど

僕の頭の中、たぶん、軍隊ができてると思う。
いや、“イケメン国家”かもしれん。


そして「悪夢」の部屋には、
『犬神家』の助清と
目の前に飛びかかってくる虫
きゃーー、襲ってくる!!
でも足がもつれて走れない!

イヤな夢にうなされても、
現実で、ムカつくことがあっても
脳内で、いろんな感情たちが
動いてると想像したら、楽しくなるかもね。


そしてフランス版のポスターがかわいい。


あーーあ、ちゃんと書きたいのに
時間がない!文章力がない!


ずっと前に、読み始めたときから
終わりは予想できて
読みたくなかった最終巻

東村アキコさんの
『かくかくしかじか』

芸大合格のために通った美術教室の
スパルタ先生との交流を
思い返して描いた自叙伝。


もう最後は涙、涙。
僕が一番心打たれたのは
何百回も、何千回も聞いた
先生の言葉描け

しんどくても、辛い時も
悲しい時も、ムカつくことがあっても
地震があっても、
頭の声で聞こえる先生の声に

描き続ける東村さんの
マンガ家としての「強さ」。


まぁ、その辺は、読んでくださいな。

私事ですが、って毎年書いてるけど
高校時代から、めちゃくちゃ仲良かった
女友だちが死んで
もう6回目の夏が来ちゃったよ。


友だちといつお墓参りに行くか
今年もまた日にちを決めて。

あの日、電話が鳴ったとき
それが「出たくない電話」ってことは
すぐに分かった。


映画やテレビみたいに、
別れの挨拶もできなかったし
最後に会った日がいつだったか
どんな会話だったか、思い出せない。

病院から届いてたメールも
全部記念に取っておこうとしてたのに
スマホ機種変しちゃった。
彼女が残した娘たちのこと
見届けていかなきゃ、なんて思ってたのに
もう全然会ってない。

もう、薄情でダメな友だちだよね~。

でも、いまも彼女の声は、やっぱり聴こえるの
(宗教に入った訳じゃないよ)

子供も、子孫も残さず
人のためにも、世界のためにも
なんも遺さず終えていく人生だけど


自分より長く生きていく友だちや
誰かの頭の中で
あぁ、こういうとき、
あいつならこう言うだろうな、

声が聴こえる人間になりたいなぁ。

会社の同僚(ひとまわり年下男性)に
ブログがバレちゃった!てへへへ。


って、そもそも存在自体が
会社でバレバレなんですけどねん。


そんなわが実家に
オレオレ詐欺をしてくる
チャレンジャーが!

Σ(゚Д゚;マジデ!?
案の定、母親は「違う!」と
瞬殺したそうな。

僕のこの声の高さと細さ
スィートボイス真似るの、難易度高いべ。

(中学の頃、自分でラジオ番組作ろうと
ラジカセで録音して
再生したときは、
(;゚Д゚)(゚Д゚;(゚Д゚;)こ、こんな声で
喋ってたのか…生きててスミマセン!
自殺しようかと思ったもん。

ダメ。ゼッタイ。)

周りも優しくしてくれて
こんなイキイキゲイライフ
謳歌してると思われがちですが

(n‘∀‘)η <<<そんなこと、ナイよー

今さらながら、先週、先々週と
新宿シネマートと
青山スパイラルホールでやっていた
東京国際ゲイ&レズビアン映画祭へ。
協賛してくれた、ゲイに優しい
ソフトバンクさんには感謝だけど
あのPepperくんのCM
所持者が帰ってくるのや
その赤ちゃんや子供を
目を光らせてジ―――っと見つめてる姿
凄まじく不気味なんだけど。

って、ゲイが男を見る視線もかっ!

ナチスのゲイ迫害も間もない
第二次世界大戦後の
スイス・チューリッヒで
「ザ・サークル」という
ゲイ雑誌を発刊し、送付していた
実在の組織のお話『ザ・サークル』

そして、厳しい競争社会の中
ゲイであることを隠し
高校になっていじめっこになった
(大映ドラマの不良級)
中学の同級生との友情を
取り戻そうとする⒑代の青春
韓国映画の『夜間飛行』

いやーーー、(#)Д`;;)…イタイヨ…
ガラスの十代のころ
砕け散って、割れた破片が
ガガガガガーーーーって
心に、自尊心に突き刺さった時の痛み
その古傷が疼きまくりでしたよ。

ウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!

まぁ、その頃があったから
強くなったのだ。

♪あぁ、泣かないでメモリーズ
あたしはもっと強いはずよ
でも、あふれて止まらぬ
涙はダイアモンドぉー♪


同じ年の宇宙飛行士さんが
「中年の星」とニュースで流れてたけど
そうだよ、僕は「今」より
「戦後」のほうが近くに生まれた子供。

職場で同じ年の同僚が
傷痍軍人さんの話をしてたくらいだもん。
いまやテレビはおネエタレントブームだけど
僕の学生時代は
「男が好きだなんてバレタラコロサレル」
「居場所も帰る場所もなくなる」
って
「オトコ、オトコ、僕は女性を好きになる男」と
北島マヤの千の仮面ばりに
ノンケを演じてたんですよ。

(今も隠してる人はいっぱいいるよね)
その割に、同級生男子にキスされたり
股間を握らされたりしてたけど

(青春ENJOY!)

でも少し離れた駅の古びた書店に
(おばあさんのレジ)
『薔薇族』を買いに行って
♪あぁ、日本のどこかに
私を待ってる人がいるぅーー♪

交際欄に手紙を出して
2、3カ月後に届く返信を心待ちしてたなぁ。

当時は、ケータイなんてない時代。
家に電話をかけられちゃまずいから
ずっと文通してたり。
それこそ最初の頃は
『プリティ・ウーマン』の
売春婦ヴィヴィアン(ジュリア・ロバーツ)
見習って、キスはダメ!なんて。
それが「お尻はダメ!」って素股だったのが
あぁ、汚れちまったなぁ、オレ。

本当に悩んでた。
「この先、生きてたって、
誰からも愛されない!」
て。
まぁ、それは30年経った今でもそうですが。
(・д・)チッ


それでも生きてる。
あの時、バカみたいに悩んで
落ち込んでたから、
狭い世界ながらも
生き抜いてきたから

多少のことでも、いま図太いっていうか
心折れない!
(元からひん曲ってる)
どうせ嫌われる人間関係なら
ずかずかと踏み込んで近づいちゃえっ!
どうせダメダメな人生なら
楽しんじゃえっ!


♪あぁ、揺れないでメモリーズ
時の流れが傷つけても
傷つかない 心は
小さなダイアモンド♪

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