妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

2015年12月

やべぇ、やべぇ
寝ちゃったよ、

だって長いんだもん

すみません、今回はネタバレあるんで
これから観る人は読まないでください。


スペクター

っていうか、お父さんの横で
観ていた昔の「007」は
(マドンナが出てた頃さえも)
どっかお間抜けな感じだったのに
ダニエル・クレイグ版になってから
スタイリッシュでマジなんだもん。


ついこの前まで
コロコロコミックの
『プラモ狂四郎』に騒いでた友だちが
中学になった途端
マガジンハウスの『POPEYE』
読み始めて、古着屋とかについて
語りだした違和感だよ。

アレ?おめえは『ホットドック・プレス』で
「初めてのSEX」特集や
北方謙三先生の青春相談
熟読してる童貞野郎だろ!


まぁ、40半ばにもなって
昔の女をずっと引きずってたり
お母さん替わり(ジュディ・デンチ扮するM)への
思慕で生きてたり
いつも孤独だったのね…」と
若い女に声かけられて
「俺のことを本当に分かってくれてる!
真実の恋だ」って仕事を辞めちゃう

いつまで経っても厨二病な
ジェームズ・ボンドなんだけどさ

(僕はさ、トム・クルーズでも
ジョニー・デップでも
若い女と♪振り返るといつも
君が笑ってくれた♪と
TRUE LOVEな
40、50歳男の話がキライなんだよっ!


オープニングのメキシコシティの死者祭りに
エキストラのギャラおいくら?
って
その規模のデカさに圧倒されたし

夜の闇を疾走する
アストンマーティン
トム フォードのスーツが
とにかくカッコ良くて

(イギリスの経団連は
感謝状送るべきだね)
ボンドがポーズをとるたびに
本当だったら、痺れるべきなんだけど

プロデューサーにもなった
ダニエル・クレイグの
「俺ってかっこいいだろ」の自意識と
「このシーンの切り取り方
俺ってセンスあるだろ!
さすがアカデミー賞監督が
ボンド映画を撮るだけのことあるだろ!」てな
サム・メンデスの美意識ダダ漏れ~に
ちょっと、ついてけなかったよ。

(中目黒のバーとかで
007の魅力について
映画好きが語り合ってそうでさ!)
このふたりSEXしてるとき
ラブホのガラス張りの天井に映る
自分の姿でイケちゃうタイプだよ~。

だってさ、だってさ
一連のテロ事件や悪行の数々は
小さいころ、孤児になったボンドが
引き取られた家で
ボンドを気に入る父親を
自らの手で殺しちゃった息子が
ずーーーっとボンドに嫉妬して
嫌がらせしてた
って
そのために悪の組織を結成して
陰謀を企んでたって

なーーーんじゃ、そりゃ?!
なに、そのとってつけた感?
無理やり時を超えたサーガにしようとして
ただの痴話ケンカじゃんかよ~。

その家の名前が前回の
「SKYFALL」だったことなんて
スッカリ忘れてたし。

アレ?ADELEの歌しか…
今回も、サム・スミスの
ドラマチックな主題歌にのって

うごめくタコ!!!
タコ!タコ!!活きダコ!!
『北斎漫画』の樋口可南子!!
ってときが
ヌケてて(自慰行為じゃないよ!)
一番笑えて、目に焼き付いたよ。

ダシに使いやがって!!

このドラマの感想で
「同性愛者の権利の主張がウザい!」とか
書いている人がいたけど
今となっては「“ゲイ”の設定」も
「個性的」ってのを表現するために
使われただけじゃん!


最後、ホンモノ?かどうか
同性愛者のカップルが出てきて
語ってて、その中に
シレっーーーと顔して
主役のヒロと超治も紛れ込んでたけどさ!
あんたら、全然違うじゃんかよっ!

偽装の夫婦

とうとう最終回。

こんなに最後の2話でキュィーーーンと
株が急落したドラマもないよ!

幸せになってもらいたい!と
久々に思える主人公だったのにさ
ええ、心が狭いですよ。
たかだかドラマにムキになってますよ。
最後は「別れちまえっ、別れちまえっ!」
呪詛の時間ですよ。

いや、僕だって「人間は、それぞれが違う。
同じ人生なんてない、いろんな人を許容し合って
真のダイバーシティ!!多様化社会!」
って
作者のメッセージ(全然違ったり)は
キャッチしましたよ。でもすぐにリリースですよ。
キャッチ&リリース!!

だってさ、結局このふたりって
「自分が幸せじゃない人は
周囲を幸せにはできない」って大義名分のもと

自分らが勝手気ままに生きるために
人を幸せどころか、不幸にしてるだけじゃんかよっ!
「そこで立ち直りが早い、O型だからねっ!」って
「ゲイ」だけじゃなく
「O型」ってことまで、巻き込むないっ!

ヒロを許せないゆうちゃん(子ども)に
「わたしたちは家族同然よ!」の大連呼!
おめえらは、笹川良一かっ!
一日一善!人類みな兄弟かっ!

だったら、僕は、カッコイイ人を
囲んだ“兄弟”になりたいよっ!!

っていうか、ヒロが内田有紀演じる
レズビアンの人と家族になろうとするのが
毎日偽善
じゃんかよ。
もう、そこでNG
まったく受け付けなくなっちゃった!
ヒロ→しおり、超治→ヒロ
ない、ナイ!ナイ!
だって、僕が「女」を好きになるってことでしょ。
ナイ!ナイ!ナイ!恋じゃない!!
NAINAINAI!そこが危NAI!

とか言って、僕も元々ノンケの男性を
好きになった訳だし、彼との関係を言葉にして
うまく説明できない、

ヒロの「毎日答えと問いの連続ですよ。
なーんでこの人といるんだろ?
別れちゃおうかなぁ。
一緒にいるといいことあるしなーーーでもなーー」

の気持ちは痛いほど分かる!

ただ、僕は、カラダの関係がないのはムリ!
家族や、キセキや絆よりも
肉欲に溺れるダメなおかまなんですよ。

ドラマの中に「フツーのゲイ」が登場した
(バーのママとかじゃなく、
必要以上にシナをつくったりとかじゃなく)
期待してて、楽しかったドラマだったけど
結局「ゲイはフツーじゃない!
そんなオレたちがいてもいいじゃないか」って
「特異性」をアピールしただけの
ドラマになっちゃったよ。

「ゲイでもある人」を描いたんじゃなく
「ゲイ」ってことが、
ただの道具に使われただけなのが残念~。


そんな特異な「道具」を持ってない
天ちゃん、八重ちゃん兄妹が

一番魅力的に見えたもの。


最近人の名前が出て来ない!
日テレの深夜番組
「今夜くらべてみました」の
街往く人のVTRで
「司会の人、徳井とSHELLYと
あともうひとりが…分からない!」
って
流れて
「えええーー!一番喋ってるのに
かわいそう…」

……

ハテ?

……

ヤバい、ヤバい、目の前の
テレビに映っている彼の名前が出て来ない!!


ええーーーなんだっけ?
コンビ名は「スピードワゴンって分かるのに!」

って、正解は
フットボールアワーの後藤なんだけど。


この先、どんどん年を取って
どうなっていくんだろ?
美魔女とか、「オレってまだまだ若いぜ!」て
一部で炎上していたスバルのCMとか
いつまでも元気で、羨ましいっ!!

若いときは「美人薄命」?
好きな人の腕の中で絶命
想像して生きてきたのに
いまや、もういつ亡くなっても
「普段の不摂生が祟ったのかね?
早かったけど、仕方ないやね~」と
死の「許容範囲」になってるよ。


『結婚式の前日に』

これ、結構丁寧に人間が描かれてて
好きなんだ、このドラマ!

主役の中の人のスキャンダルで
敬遠されたんならもったいない!


ただ、鈴木亮平さんが
好みじゃないってのもあるけど
自分のために、夢とか将来のキャリアとか
捨てられたら、重いんだよっ!

むしろ、風邪で寝込む僕に
「飯どうすんだよっ!
作ってくれねえなら、外で食うから
金よこせっ!」とか言う人がいいなぁ。


とうとう入院した僕の病室の外廊下で
「あんたと出会ってから、あの子
不幸ばっかしょいこんでるじゃないのよっ!」
バカバカバカっ!って僕の女友だちに
胸をドンドン殴られてるような彼がいいなぁ。


僕が亡くなったときに
「ふざけんなよっ!目を開けろよっ!
オレをひとりにすんじゃねえよっ!」とか
初めて涙をこぼしてほしいけど。

(見た目は『遺産争族』の向井理のイメージ!)

現実問題、このドラマのように
やっぱり家族がいると
倒れた時に、すぐに気付いてもらえるよね~。

あぁ、僕は会社で倒れたいなぁ。
会社で倒れたら、すぐに気づかれて
応急処置してもらえるかなぁ。
だから会社に毎朝行くのかなぁ。


そんな会社で最近会う人ごとに
「ぽっくり死んじゃいそうだよね~」と
マジか冗談か、よく言われるんだけど。


さっきも目の前を虫のようなものが
飛び交ってるから
、手で払ってたら

「飛蚊症じゃない?脳の病気?
失明するんじゃ?」
って
みんなに言われて、ビクビクしてたんですよ。
「結婚式の前日に」?って。

手を広げたら、
本当に虫がつぶれて死んでた!


あーー、良かった

いや、良くない!

会社から帰らないから
くさくて、虫が寄って来たのかなぁ。


なぜか同時期に製作された
『イヴ・サンローラン』
こっちの作品は、ドラマチックで
見応えがあったけど


こちらのサンローラン
ドキュメンタリーぽいというか
彼が最も輝いて(クスリに)堕落した
10年を淡々と描いていて
次から次へと(説明もなく)出てくる
登場人物に「あんた、誰?」て。


それでも観たかったのは
ギャスパー・ウリエル
主役のサンローランを演じたから。


10年ほど前に
『かげろう』という映画で
彼を観たとき、叫んだよ!
「やっと、会えたね。」
と。
シャルル・ドゴール空港。



まさに地上に降りた天使
by水谷麻里(現江口寿史夫人)



それが今や31歳の
立派な大人!
合法的に手が出せる!




僕の映画鑑賞選択肢のなかで
内容関係なく
「ゲイもの」「カッコイイ人が出てるもの」は
マスト
なのだ。
それがふたつも揃ってるんですよ!
しかも、もちろん日本では
ぼかしありですが、ヌードシーン!
いやーー、インターネットって
本当にすごいですね。

モザイクなしが簡単に観られちゃう。
「記憶力が低下して…」なんて
(どうでもいい)人の名前は覚えないのに
「GASPARD ULLIEL」
は、頭に刻み付けて、ハイ、検索!

有名人では
ブラピ以上マイケル・ファスベンダーに
負けるかな?
(トム・ハーディーは
ガッカリ感スゴくて、検索したこと後悔)
っていうか、あの顔にアレがついてるなんて
OH、欧米人!!

ただピンク過ぎるのが、
技術(基礎)点でマイナス1点。

人間は通常脳の30%しか
活用してないと言われてるけど

そっからは、行動範囲の狭い
なけなしの経験値を飛び越えて
残りの70%を妄想に使いますよ。


そう、ここは1970年代の
おフランス(腐乱す)

お針子さんとして
憧れのイヴ・サンローランの
アトリエに働くことが決まった僕。
次々と応えなきゃいけない発注に
ひとり残って夜なべ仕事
「面白いね、そのデザイン」
振り返ると、イヴ・サンローラン!
(ギャスパー・ウリエルが演じてるサンローラン)



仕事の大変さを嘆く前に
手を動かして!!!
ですよ。
いや、いつのまにか、ハサミじゃなく
違うもの手にして、動かしてるんですけど。




針に糸じゃなく
違う穴に、違うもの通してるんですけど!

(最近、下ネタ多いなぁ)
でも、圧倒的なカッコ良さ!!
ギャスパー・ウリエル!


あぁ、今すぐパリに出向きたい!
時を飛び越えて、パリのハッテン場へ!
だからいつまでも平和でフランスで
あってほしいよ。

小栗旬くん主演で映画化になるという
ミュージアム

漫画大国日本を震撼させた!
こんな得体の知れない恐怖は初めて!

って宣伝文句を見聞きしたあとで
読んだせいか

雨の日だけに発生する
猟奇的な殺人事件。
カエルのマスクをして、
レインコートを着た謎の人物と
遺されたメモ
そして演出された死体。


……ありがちじゃね?

ただ、すぐに犯人も動機も分かって
3巻で収束するスピード感は
面白かった!!

残虐な描写もうまく躱されてて
一気に楽しめた。
(同時収録されてる短編も
ぞっとするよ)

僕が狙われたら
やっぱり「口は災いの元の刑」で
画鋲や針を詰め込まされて
殺されるんだろうなぁ。


ただ、刑事という仕事に専念するあまり
家庭を疎かにしてしまう主人公
そんな彼を見限って、家を出て行く妻が
夫に心を戻すのかなぁ?
それまで悩んで、悩んで
「やり直せるのでは」と期待して
また期待した自分がバカを見て…
で、別れる決断して
行動に移したら、
もう、ハイ、消えた!!
なるほど・ザ・ワールドのキンキンじゃないけど
そんな男、最初からいなかったような
過去を上書き保存しちゃわね?

そんな女心のほうがミステリー。

でも、小栗くんに合ってるし
主人公以外のキャストも
誰が演じるのか楽しみ~。


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