もうお腹いっぱい!
しかも屋上のスピーチは
『未成年』のいしだ壱成彷彿。
ドラマの途中に、続きが気になって
原作のマンガを、
しかも面白くて、最終巻まで
一気に読んじゃったけど、
パイセンの再現率のすごさと、
(今野とピエール瀧、リリーさんは
俳優としての顔面偏差値高し!!)
原作通りの展開にビックリ。
後半になるにつれ、
マルのクズさと伊佐美のエロさは、
マイルドになってきたから、
ふたりの所属事務所調べちゃった。
圧力かけたの?って。
ええー小栗くんのとこなら、間宮くんと葉山くんなら
マンガ通りのキャラでも貫徹したんじゃないかなぁ。
うう、これが民放の9時台ドラマの限界なのかなぁ。
なにがあっても「生きろ!」「生き続けろ!」
若い人にとっては大切なメッセージだけど
10人(+α)殺しといて、
自分は罪を白状してスッキリ、
被害者気取りでいいやね~。
自殺した市橋だって、
あの事故の元凶はあんたじゃん!って。
矢破高校どころか、トビオたちが通う凡下高校の
「そこそこ」の楽しい人生も、
イヤだ。
学歴はそんなに大切なことじゃなくて、
でも、僕みたいな中身が薄い人間は、
やっぱり周りの頭が良かったり、好奇心旺盛な人たちに
すごい影響されてきたから、
学校や環境って大事だなぁ、って思ったり。
「オレの演技見てくれ~」的な主役よりも、
『Nのために』のような、
一歩下がって静かに佇んでも
存在感ある役の窪田くんの方が好きなので、
1月からの石原さとみのドラマに期待。
なんだかんだいって、
この夏楽しみに観てたのって
『やすらぎの郷』とこのドラマ。
暴走する老人と逃走する若者の話だ!
どっちもめちゃくちゃだけど、
若い子たちには、袋小路よりも、
明るい未来を駆け抜けていってほしいなぁ。
「そこそこ」の俳優で、「そこそこ」の内容で、
「そこそこ」の視聴率を取れればいい、
「そこそこ」のドラマばかり作ってる
フジテレビの突破口になるようなドラマだった!