もう大好物!と思ってたのです。
60年代のアメリカ南部で
黒人というマイノリティ
しかも同性愛者!
だけど、レニングラードに
音楽留学をして博士号もとり
ピアニストとして成功を収めてる彼は
そのマイノリティの世界でも
さらに「マイノリティ」であって
どこにも属せない孤高の人。
そして、その品格と気位は高く。
片やイタリア系の用心棒
気に入らない奴は
その汚い言葉と、自慢の拳でのしてきて
いつもシャツにパンツの半裸筋肉バカ。
根は愛情深くて(川に流れてる段ボール箱の中の
捨て犬を助けに行くタイプ!)
大家族を支える大黒柱。
そんな水と油のようなふたりが出会い
これよく見る設定だよね?!
僕の実家の本棚の奥底に並ぶ
BLの世界でよくあるやつだよね?!
『グリーンブック』
異端児であることも
人としてのプライドと品性で
ギリギリに保って生きてきた
ドクター・シャーリー
でも、ある日、絡んでくる輩たちに
襲われ、血まみれの顔、破けたシャツ
それでも、「ボクを誰も汚すことなんて
できない!!」
そんななか、助けにくるトニー
「美しいメロディーを奏でる
そいつの指は、
誰にも傷つけやさせない!」
その太い腕の中で
緊張と恐怖から解き放たれた
シャーリーは子供のように泣きじゃくり。
その夜、ふたりはお互いの孤独が溶けて
交じり合って、
「やっと、見つけた、僕の半身。
ずっと探してた、俺の片割れ」
見つめ合う瞳、重なり合う体と魂!!
そういうやつだよね?!
最近アカデミー賞でも席巻してる
『君の名前で僕を呼んで』や
『ムーンライト』のような
壮大なBLだよね?!
世界中の腐女子と僕が
公式(twitter)の燃料投下を追いかけ
pixivにヴィゴ・モーテンセンの
裸やらシャツの上からも分かる乳首やら
どっちがタチで、どっちがネコ?
二次創作投稿しまくり
「グリーンブック」を手に
キャデラックに載って
ピアニストが初めて投獄された留置所や
ふたりが泊まったホテル
アメリカ南部まで聖地巡礼しちゃい
推しを「生まれてきてくれてありがたい」
もうそれだけでいい、と課金しまくる!
何度も映画を観に行き
そのままケンタッキー(タッキーと三宅健じゃなく)
フライドチキンを食べて、
ふたりのすべてを超えた愛に浸る
そういう類の映画ですよね?!
ありゃ?違った。
もう全然違った!!!
キャストや監督、スタッフのみなさん
映画会社さん、配給会社さん
この映画に感動してたみなさん
ごめんなさい!!その涙は尊い!
すごく、すごくいい映画だけど
やっぱり、黒人でもなくゲイでもなく
優しいマジョリティーと戸田なっちが
作った映画だよなぁ。
って、BLを勝手に望んで
妄想してた僕がいけない!
60年代のアメリカ南部で
黒人というマイノリティ
しかも同性愛者!
だけど、レニングラードに
音楽留学をして博士号もとり
ピアニストとして成功を収めてる彼は
そのマイノリティの世界でも
さらに「マイノリティ」であって
どこにも属せない孤高の人。
そして、その品格と気位は高く。
片やイタリア系の用心棒
気に入らない奴は
その汚い言葉と、自慢の拳でのしてきて
いつもシャツにパンツの半裸筋肉バカ。
根は愛情深くて(川に流れてる段ボール箱の中の
捨て犬を助けに行くタイプ!)
大家族を支える大黒柱。
そんな水と油のようなふたりが出会い
これよく見る設定だよね?!
僕の実家の本棚の奥底に並ぶ
BLの世界でよくあるやつだよね?!
『グリーンブック』
異端児であることも
人としてのプライドと品性で
ギリギリに保って生きてきた
ドクター・シャーリー
でも、ある日、絡んでくる輩たちに
襲われ、血まみれの顔、破けたシャツ
それでも、「ボクを誰も汚すことなんて
できない!!」
そんななか、助けにくるトニー
「美しいメロディーを奏でる
そいつの指は、
誰にも傷つけやさせない!」
その太い腕の中で
緊張と恐怖から解き放たれた
シャーリーは子供のように泣きじゃくり。
その夜、ふたりはお互いの孤独が溶けて
交じり合って、
「やっと、見つけた、僕の半身。
ずっと探してた、俺の片割れ」
見つめ合う瞳、重なり合う体と魂!!
そういうやつだよね?!
最近アカデミー賞でも席巻してる
『君の名前で僕を呼んで』や
『ムーンライト』のような
壮大なBLだよね?!
世界中の腐女子と僕が
公式(twitter)の燃料投下を追いかけ
pixivにヴィゴ・モーテンセンの
裸やらシャツの上からも分かる乳首やら
どっちがタチで、どっちがネコ?
二次創作投稿しまくり
「グリーンブック」を手に
キャデラックに載って
ピアニストが初めて投獄された留置所や
ふたりが泊まったホテル
アメリカ南部まで聖地巡礼しちゃい
推しを「生まれてきてくれてありがたい」
もうそれだけでいい、と課金しまくる!
何度も映画を観に行き
そのままケンタッキー(タッキーと三宅健じゃなく)
フライドチキンを食べて、
ふたりのすべてを超えた愛に浸る
そういう類の映画ですよね?!
ありゃ?違った。
もう全然違った!!!
キャストや監督、スタッフのみなさん
映画会社さん、配給会社さん
この映画に感動してたみなさん
ごめんなさい!!その涙は尊い!
すごく、すごくいい映画だけど
やっぱり、黒人でもなくゲイでもなく
優しいマジョリティーと戸田なっちが
作った映画だよなぁ。
って、BLを勝手に望んで
妄想してた僕がいけない!