妄想特急999

ブレーキ壊れた妄想特急ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ止まるときは何かにぶつかる時。MOVIE!BOOK!COMIC!TRAVEL!「欲望」という名の列車に乗って日々加速中!まずは https://mousouexpress.blog.jp/archives/6265440.html を読んでもらえれば。

2020年10月

高校から公立の高校に行き始めた子が
入学式や卒業式の式典で
男子の五十音順から始まって
女子が後ろになって並んでることに
ビックリした
と聞いたとき、
それが当たり前かと思ってた。
(今はミックスで並んでる学校も多いと聞く)

うちの高校は結構進学校だったのに
僕なんかより頭のいい女子が
青短、赤短(山脇)短大に進学して
商社や一流企業に一般職で就職し
25歳までに結婚する世界があったこと

今の若い子に「クリスマスケーキ」なんて言ったら
都市伝説と思われるだろうなぁ。

確かに、就職活動中、バブル(末期)で次々とくる
企業からのセミナー案内、
同級生の女子にはきてなかったし
某超有名企業で、社長が
「うちは、金の玉を持ってる人を採用します!」
なんて、今で言うセクハラ発言に
女子大生たちが「それは女子は採用しないって
ことですか?」って憤ってたのに

「そんな質問しちゃ、採られないよー」て他人事。

実際、今も、夫が会社から戻ってきた後に
子供の面倒をタッチしてもらい
夜中に職場に戻ってくる女性同僚に
「なにもそこまで…」って驚愕したり。

そう、僕はこの女性の気持ちなんて
ちっとも分かってないし
明らかに加害者だった!!


それなのに、涙が止まらなくて。
母や妹、義理の妹、女友達や、
職場の同僚たちを思い浮かべたり。
現在の活躍や夫婦仲からは想像できないけど
第一子誕生日にはワンオペで
疲弊してたカータンが、今や、blogを書いて
いろんな人に元気与えてる姿を思い、また涙。

それでも、僕の就職活動から
25年(四半世紀)以上!
経っても、変わらない社会に、
悔しくて、悲しくて。

そして、この先も、日本の映画では
こういう作品は難しいだろうな、って
絶望感にも泣いた。

『82年生まれ、キム・ジヨン』



確かに、確かに、原作本よりも
生温いかもしれない。
でも、せめて映画の中だけでも
希望を見せて!
ってなるの。
わずかだけど、フィクションだけど
微かな光の先に、次の世代の女の子たちが
生きやすくなればいいなぁ
って。

日本で、フェミを語ると、男性
いや、同じ女性にも煙たがれるけど

男子学生にストーカーされて
迎えにきてもらった父親に
「服装に気を付けろ!笑顔を見せるな!
危険な目に遭うのは本人の不注意のせいだ」

言われたり

難しい再就職
夫が育休をとると言ってることに
周囲からとやかく言われたり

お正月に、夫の実家で、義父母に気を遣い
寛ぐ夫、家族団欒の横で
ひとり台所に立ったり
(義理の姉のご飯まで!)

泣き止まない子供、家事に追われる日々。

そう、これは特別な女性の話じゃなくて
あらゆる女性のストーリー!!!

でもね、ファンクラブにも入っているコン・ユ。
彼を初めて殴りたくなったよ!

優しく、理解ある夫の顔をするから余計タチ悪い!
この人でこんな無神経なら、もう世の男絶望レベル。
まぁ、それ以上に、パジャマのボタンを二つまで
開けておいて、なぜ脱がない!!!!
そこに何より憤った僕はサイテー('д` ;)

あっ!でも、ジヨン、長女姉二人に
実家で働かないと蹴りを入れられる弟!!!
うちの弟みたい!!!
やっぱり、姉がいる「弟」って、結婚するには
いい気がするーー。

そうだ!チコちゃんの再放送がちょうどやってて
結婚した女性の呼び方は、日本では
「妻」ってのだけが正しいらしいよ。
「女房」って使用人に使う言葉だと。
「うちの女房が」って言う夫がいたら
速攻でパンチを入れましょう!


ぜひとも、夫や彼氏、パートナーを連れて
観にいくべき映画!!

男にとっても「地獄の観賞」だけど
人生は、もっともっと地獄。

一緒に歩いていく人と共有すべき!!
決して、開けてはいけない蓋が開いても
最後には、希望が残る世の中になりますように。
そして、僕も、自分の範囲で
気をつけていこう!と。

まずは、この映画を観て!観て!!
宣伝大使!!になりますよ。


映画を観た後に、本を読む方がいいかも


82年生まれ、キム・ジヨン (単行本)
チョ・ナムジュ
筑摩書房
2018-12-07

そもそも政治的なポリシーがないので
(そんな風に「逃げ」を作って書いてるとこ
いい年した大人としてどうなの?)
いつも「あちゃー」って感じなんだけど

僕は、法律を守る守らないより
「あんた、それお天道様の下で
よくやれるんね?

堂々と歩いていけるの?」
ってことで
感情的に、好き嫌いを決めちゃう。

桜を見る会だとか、モリとかカケとか
マスクだとか、オリンピックだとか
この国が美しいとかどうかの前に
エッ?!国民のお金で、よくそんなこと
できるよね?!平然としてられるよね?!

って、それで「嫌い」

まぁ、それは日本だけじゃなく
トランプなんか、彼に功績があったとしても
彼の人種や、性別で他者を尊重しない姿
もうそれだけで、「うわっ!ゾワっ!」て
体も心も、拒否反応起こしちゃう。


スポーツに政治を持ち込むな、とか
何年も前の民主政権がどうとか
背後にはパヨクが、ある組織が関与して
、とか
データとか、正しい説とかどうでもええ。
戦争や軍拡を賛美したり
人を差別することが、
たまらなくイヤなだけ。
「右」か「左」かなんて、わからん。
僕なんてあらゆることに偏りまくり。

けど、自分は、知識も学もあって
公平な目で世界を見てるんだぞ!って
「上」か「下」でマウントしてくる人とは
現実の世界で関わりたくないだけー。
(ネットは、イヤだイヤだといいながら見ちゃう)
まぁ、その時点で、自分も
自分とは違う意見の人を見下してるのかも。

ネトフリが今年の賞レースに勝負をかけてきた?
『シカゴ7裁判』



まったく知らない事件だった。
映画って、そういうのを教えてくれる!

ベトナム戦争へ反対したデモ
警察との衝突を唆して、扇動したと
起訴された7人の裁判。

これもさ、戦争で若者が
どんどん死んでいくのを止めたい、
黒人の差別はよくない
って、シンプルなこと
なのに
どうして自分の権威や体面を守るために
あんな不正や隠蔽ができるんだろう?
警察は、暴力で圧しようとするんだろ?!
お天道様の下、歩けるのか?!
家族に、胸はって生き方見せれるのかなぁ。


アメリカだけでなく、香港やタイも
民衆が立ち上がってる今
物わかりいい顔して
ネットで偉そうに、うまいこと言ってる人より

声や拳を挙げて闘っている人の方が
僕は、全然好き!!!


ええ、もう好き嫌いの問題です。
そして、こういう自国の闇を暴いて
権力に立ち向かっていく
ハリウッド映画(参加する俳優)が
やっぱり大好き!!


大人になって知ってショックだったのって
ジャッキー・チェンが
中国当局支持の俳優になってしまったこと!


『MIU404』で新しいもの
見せてくれたのに、結局、逆戻りかー。
警察内部の悪事隠蔽
身近にいた偉い人が黒幕

いつものお決まりパターン
『キワドい2人』
最近ドラマが終わるたびに「ロス」
「もっと観たい!と続編希望の多数の声」
ネットニュースで出てくるけど
ごめんなさい、個人的には
「ジャニーズへの忖度、お疲れ様ー」にしか
思えなくて。
何より、これ捜査したら、すぐに解決するんじゃ?
日本の警察なめすぎ案件
だったし
なんでも口出す綾乃って女の子筆頭に
登場人物がバカばっかりなんだもん。
バカ正直=善人でないし。
バカはバカだなぁ、って。

あー、やっぱり田中圭には
ドラマとドラマの間の5分間番組でもいい
春たんと牧のささやかな感情と日常番組
やってもらいたい。
どうせなら「愛すべきバカ」演じてもらいたい。

ただ同僚の家に1泊するだけの第2話
『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』
そう、殺人事件も、大きなイベントがなくても
人が人を好きになり、それに動揺するだけを
描くだけで、十分面白い。

昔は、人の心を読める超能力欲しかったけど
今は、そんなの要らん!

僕も、人の機嫌や感情を読み取って
コントロールするのが
仕事みたいなこともあるけど
もう大人の「察しろ」とか
面倒くさいもん!!!
伝えたいことは、ちゃんと自分の言葉で
伝えてほしい!

「どんな形でもいい、会いたい
声が聴きたい、できれば笑ってほしい
そばにいられるなら」
って、
10代の頃は、よく思ってたなぁ。
そして、僕が、心を読み取れたとしても
一生、そんな声が聞こえることは
ないのだろう…


あのラストのエレベーターの扉が
閉まる瞬間に
ガンッ!とこじ開けて
追いかけてくる彼
、ってパターン
あれ、永遠の夢なんですけど!!!
誰かにやってもらいたい!!!

でも、僕がエレベーターに乗り込んだ後に
乗ってくるのは、いつも、掃除のおばさんか
警備員のおじさんだけ…(′∀`)


一時的なもので、すぐに冷めると思ってたのに
筒美京平先生の訃報で
ますます少年隊の沼にハマり
もはや水棲生物になってる。


80年代にあんなに踊りながら歌う
完成されたスタイルが永続されてたら

今ごろ日本のエンタメは!!
あぁ、つくづくSMAP︎が恨めしい。
いや、SMAP自体は
日本の芸能界でも大輪の
世界に一つだけの花
だけど
逆に邪道のまま唯一無二でいなきゃいけなかったのだ。
彼ら以降、歌も踊りも、芝居に司会にバラエティ
マルチに活躍するタレント性が求められて、
(それはそれですごいことだけど)
そんな人ばかりが王道になって
アイドルも、歌手も、俳優も全て中途半端感。


演技が拙くても、歌もダンスもイマイチでも
いつまでも、あどけなく幼く
世の中への意見も怒りも表明せず

誰も傷つけない、ファンや視聴者と
仲良く、育っていくのが、愛される条件。


政治的、フェミ発言なんてしたら、
一気に叩かれちゃう。


シーズン3の撮影が始まったみたいで
「よっしゃー!」と叫んでしまったよ。

『セックス・エデュケーション』
シーズン2

性のお悩み、あけすけなセックスライフ
下ネタにアダルトグッズ満載のドラマで
これきっと男性も喜んで観てただろうに。

後半は一気に!

仲違いしてたり、関わりも持ってなかった
あらゆる人種、カーストの女生徒たちが
補習で残されての課題は
「ここにいる女性たちの共通項とは?」
言い争ってるうちに、全員の口から出たのは
男たちからの性的嫌がらせや性差別に
笑ってやり過ごしたり、無視したり
でも、本当は悔しかったり
怖かったり、悲しかったりした経験。

そう、彼女たちの「共通項」
「合意なきペニス!!」って
このドラマ、ちゃんと
「セックス(性)」の
エデュケーション
になってるところがすごい!
視聴してる多くの男の人にも届いただろうな。

シーズン1の感想でも書いたけど
日本のドラマ、何周の周回遅れ?!

そんなだから、現実では、団結は難しい
私は、男の敵にはならない「安全な」存在ですよって
女が現れるもんなぁー。

理不尽なことに、怒ったりするのは
男とか女とか、右とか左とか関係ないのに!


っていうか、少年隊からなぜフェミ問題へ?!
いや、10代のころ、少年隊を、
3人のはだける肌を
性的な目で見ていた僕も
同罪なんですけどねー。



仕事で忙しいけど、睡眠時間を削ってでも
書かねば!!!筒美京平先生!!!
こういうとき、会社勤めで良かったと思うよ。
たくさんいる同世代と
あの時代を共有できた人たちと追悼できる!


東大出身の人はやっぱり頭ズレてるのか
飯島真理の『夢色のスプーン』を
挙げてたけど

僕はやっぱり郷ひろみで
楳図かずお先生作詞の『寒い夜明け』
衝撃でした。グワシっ!
最近、少年隊の動画ばかり観てたから
筒美サウンドを本当、堪能してた。

好きな曲はたくさんあるけど
河合奈保子の『北駅のソリチュード』
芳本美代子の『Auroraの少女』
♪あー諦めきれない、あー愛のかけらを
あー明日はカモメにちぎって投げる♪が好き。
あと斉藤由貴の『情熱』

やだ!『1986年のマリリン』を忘れた。
(先日、若い子たちとカラオケに行ったら
この86年も『十戒ー1984』ももちろん
『1993の夏の日』も、まだ生まれてなかったよ!
それはまた別の話)

この先、「出会う」人の数より
「お別れする」人の数の方が多いんだろうなぁ。

てか、職場で「祖母(祖父)が死んで忌引き」とか
報告受けると、「まだ生きてたんかいっ!」て
ビックリするんだよねー。
僕は祖父母全員と10代でお別れしてるし
そう考えると、うちの両親は
今の僕より若い年で、親と死に別れてるのか?!

そして、僕自身も父が死んで20年経ってるのか?!
すごい親不孝なこと書くと
母親より先に逝きたい。
友だち全員より、先に逝きたい。


もう、どんな顔していいかわからない。
どんくらい、喪失感を覚え
それに耐えられる精神力は
残ってるのか?!


評判がめちゃくちゃいい
『フェアウェル』



アメリカで親とともに過ごすビリー
余命宣告を受けた祖母に会いに
中国に一時帰国するんだけど
まず、親戚がビリーの帰郷を反対するの。
「感情がすぐに顔に出るし、喋ってしまうし
本当の病状を知らない本人にバレてしまう」
いやー、耳が痛い。僕のことか、と。
もうすぐ50になるのに
いまだに「◯◯ちゃん」と僕を呼ぶ
おじやおば、従兄弟たち。

ゲイであることを含め、
プライベートなことなんて、
お互い、あからさまにしないし。

それでも、誰かが死ぬときに
一番会っている人たち、って不思議な関係。


昔は、告知受けて、自分の余命を知って
残りの人生、悔いなく生きたい!って
思ってたけど
最近は、知らないなら知らなくてもいいかなぁ。
今や、いつ何が起きるかわからないもん。
明日死ぬかのように、精一杯生きるのみ!


日本人花嫁を演じた水原碧衣さん
映画の中では、ちょっと足りない感じだったけど
京都大学法学部→早稲田大学院から
中国に留学って!!!すごい人もいるもんだ。


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