ユーミンの帝劇とのコラボ
『朝陽の中で微笑んで』
またもや観てきました!
今回はネタバレありですので。

ユーミンのこの曲は大好きで
2517年の未来の話って聞いた時
♪Once upon a time 遥かな過去から
今日まであなたを求めて
REINCARNATION♪

と、小学生の時、ユーミン
明菜の『ジプシー・クイーン』
「オヤジ、涅槃で待つ」の
沖雅也さんと日景忠男さんに
教えてもらった

この世を旅立っても
ふたりはまためぐり合える
輪廻転生
のドラマか?と
期待してたんですよ。

幕が開くと、元AKBの宮澤佐江ちゃん演じる
18歳の女子高生が
「ここ最近、ストーカーされてる。
でも、なぜか怖い気がしないの」
と。
ストーキングしていた初老の男性(寺脇康文さん)に
「絵のモデルになってくれ」と声をかけられ
彼の部屋に行くと
「なに?この懐かしい感じは?!
あの花瓶もカーテンも私が選んだみたい
初めてなのに、初めてじゃないこの感じは何?」

そうヒロインは、20年近く前に
男性が愛してた女性
不治の病で死んだ後、その遺伝子で
作られたクローン
だったの。

クローン創生禁止の未来の世界では
最後、ふたりは記憶を消されてしまうんだけど

金八先生で放送室を占拠した加藤たちが
警察に連行されるシーンのように
警官たちに力づくで引き離されるふたり
「愛してる!!!
2度もあなたに愛された!!


もうね、近くの席の女性が堰を切ったかのように
泣き出したり、会場では鼻をすする音が。

そこに巨大なハスの花に乗ったユーミン登場
♪朝陽の中で微笑んで〜
宇宙の片隅で めぐり逢えた喜びは
うたかたでも身をやつすの♪


もうね、神様ですよ。後光が射してましたよ。
今こそ信心を確かめる踏み絵ですよ。

でもね、でもね、涙なんて出やしない。

ウヘーーーー気持ち悪りぃ!!!!
たとえクローンとして生まれても
自分が10代なのに、60歳前のジジィなんて
好きにならねえぇよっ!!!

なんだ、このいつでも「現役」男の浪漫??!!
特に、週刊新潮の浮気報道のせいで
60過ぎた正隆の若い秘書とのドリームに思えて
ウヘーーーー('д` ;)
気持ち悪りぃ!!!!


もう、ユーミン大丈夫?
車は助手席しか座らない
結構コンサバだからな。
太川陽介&藤吉久美子さんとこみたいに
モラハラDVに遭ってないか心配になってきちゃった。


だってさ、女性(ゲイ)が、
愛する人が亡くなって
そのDNAで作った少年が
成人するのを待って
「愛してる!!!」って
抱きついてる60歳のおば(じ)さん、どうよっ?!

帝国劇場で、いや、今はなき新宿コマ劇でも
誰も上演しないし、観てくれないよ!!

♪いつか生まれ変わり、別の人になっても
あなたを探してる私をさがして♪

〜『Autumn Park』

♪あなたをもっと憎みたかった
残る孤独を忘れるほどに♪

〜『水の影』

♪あなたと手を取り合い
時の川を越えてゆこう
誰も知らない虹を渡り♪

〜『PARTNERSHIP』

あぁ、大好きだった歌たちが
オヤジの純愛に汚されていくーーー。


あっ、ラストの『卒業写真』
もはや『監獄のお姫さま』に
心が侵食されてる!

♪あなたは遠くで叱って♪

やっぱりユーミンの歌は
500年後の世界で、「読み人知らず」になっても
残っている歌!!!


しかもユーミンのステージでのカリスマ性を
今回はA列というスペシャルシートで
堪能できて、ファン冥利に尽きた!!!

いつか生まれ変わり、別の人になっても
ユーミンの歌には、懐かしさで
涙が出てくるんだろうな。