一気読み!!!

もうね、これは申し訳ないけど
本の内容を書けない!
(あっ、読んだ人がいても
コメント欄にネタバレとかしないでね)
でも、読んだ人と語りたい!

デビュー作にして、前代未聞の3冠!
(このミス、週刊文春、本ミス)という
キャッチコピーにつられて(いい客だ。
でも、マニアに語られるのと同じくらい
あらゆる人に支持されるメジャーの力って
すごいじゃん!)

『屍人荘の殺人』

本格推理+奇想天外
この若い作家さんすごい!
若い人が、才能ある人が
世の中にどんどん出てくるのが
うれしくなるのって、年取った証拠?!

(そのくせ、若手男優に
「事務所のゴリ推し!調子に乗んな!」って
手厳しいイヤな老害ですよ)

大学のホームズと呼ばれてる明智くん
その相棒・葉村くんが
若くして数々の事件を解決している
同じ大学の美少女と共に参加した
映画研究会の湖畔の別荘での夏合宿。
去年、自殺者まで出したいわくつきのその合宿は
ある理由で、クローズドサークル
(閉ざされた場)になり
一夜明けて発見された部員の惨殺死体…


キタキタキタ━━(☆∀☆)━━!!! 
こういう「陸の孤島」の中で
幕が上がる連続殺人!!!

もう大好物ですよ!!
でも、どうせ、去年自殺した人の関係者や
恋人とかによる復讐でしょ!?
(こういうとき、犯人役を演じたい!)
それに、スマホやネットを駆使する
今の若者たちの間で
そんな閉ざされた状況を作れるのか?!


(||゚Д゚)ヒィィィ(゚Д゚||)
そうきたか!!!!
もう。ビックリ!!


どんなに自分の頭が「型」にハマってたか
常識に囚われてか?!

「この人が犯人かな…」と
読み進めている自分を「殺された」爽快感

単行本で重くて、高かったけど
どっかでネタバレに気づく前に
読んでいて良かった!

ただ、記憶力低下のせいで
巻頭のホテルの見取り図と
登場人物の名前を何度も何度も
見返すのが大変!年取るのって大変!

屍人荘の殺人
今村 昌弘
東京創元社
2017-10-12