「人間の本質が描かれてる」
「わかる人にはわかるドラマ」
「視聴者を選ぶから、視聴率悪いよね」


anoneは確かに田中裕子さんの
存在感とか良かったけど
ネットとかにこういう感想が並ぶのが
「ケッ」って思ってしまう('д` ;)
坂元裕二さんの作風、辛気くさいんだもん。
社会に取り残された弱者の話じゃなきゃダメなのか?

僕は人間の本質」は働いてる時に
現れる
と思うんだけど。

トラブルが起きた時に、立ち向かう人逃げる人
パニクったり、感情的になる人。

そういうこと言うと
「会社では嫌な人でも、
家に帰るといいお父さんかもしんないよ」
って、反論されるんだけど

無償の愛を注げる家族じゃなくて
他人といる時の方が、
1日の半分以上いる職場の方が
絶対その人の人間性出るって!


ただ「悪役」「敵」なだけじゃなく
それにも理由や背景があったり
そんな人たちが、集まるから

摩擦や衝突があったり、喜びを感じたり
影響しあったり、仕事や社会は楽しい
描いてくれる脚本家の野木亜希子さん。

法医解剖医の活躍を描く
『アンナチュラル』

まずは、良かった〜
キャピキャピしてない石原さとみで。
あとお仕事ドラマにありがちな
一人「正義漢」を振りかざして
暴走するキャラじゃなくて。

それを窪田正孝くんが担ってるけど
作業着から伸びる血管の浮き出た太い腕
屈むと、Tシャツから覗く胸元
(オレは、衣替えの女子高生に胸騒ぎの
おっさんか?!)
それで全部許せちゃうしーーー。

でもさ、
婚約者の親に会う日に突然の仕事
遅刻をして、駆けて待ち合わせ場所に着くも
相手の親は既に帰った後。
「俺たち、結婚考え直そうか」


ハイ、ひとつめーーー!!!

そして、
主役には、必ず、その職業を選んだ原因になる
暗い過去 

ハイ、ふたつめーーーー!!!

最近のドラマのありがち展開!!
そこはちょっと萎えちゃうよ。
橋田壽賀子先生は、あんなに登場人物を
多く出してたのに、暗い過去やトラウマとかない人を
「今」のトラブルだけで、長丁場を
描き切ってた!!素晴らしい!

そして、今回の山口紗弥加さん
後、内山理名さんを観るたびに
あぁ、ジャニーズと恋したばかりに…
不遇な女優人生、と
居た堪れなくなっちゃうのだよ。

そう考えると、石原さとみは
やはりスゴい!!

同じようにジャニーズと浮名を流しても。
やはり事務所の力か?もっと大きな力か?

まぁ、ジャニと順風満帆でいって
窪田正孝くんには、手を出さないでお願いします!
水川あさみちゃんの心配顔が
チラチラ思い浮かぶ、初回でした。