ある意味、たった一日の出来事を
描いているんですよね。

新聞社の輪転印刷機を回すかどうか。
NHKドラマも映画も興奮して観た
『クライマーズ・ハイ』思い出しちゃった。

宣伝に嘘偽りなく
本当に今観るべき映画だよなぁ、
て。

若い時って、意味なく
もう政治のことなんて全然分かってないのに
「権力」やメインストリームに
反発したり毛嫌いしたりしてたんですよ。

僕は大学受験時に、リクルート問題や
首相の秘書が自殺したりして
人生で一番新聞読んだり
ニュースを観ている時代だった。
(ニュース・ステーションの久米さん
大人気だったし)

だから、いま(これって偏見だけど)
ネット民や、若い人が
マスゴミとバカにしたり

むしろ、安倍さんや麻生さん
体制側を支持するのが不思議で。
って、今も昔も政治や国際情勢
ちっとも分かってないダメなおじさん。


でも、今回、スピルバーグ
メリル・ストリープ、トム・ハンクスと
アメリカの良心ぽい3人が組んだ

『ペンタゴン・ペーパーズ』を観てて
胸が熱くなりましたよ。

自分も含めて、今はネットで
好き勝手書いて、誰かを不快にしたり
訴えられたら、ハイ、消して終了。

でも、誰かの都合や忖度によって、
隠されたり、捻じ曲げられた真実を
実際に、その足で取材して
その目で見て、調べて
記者たちが書いて、刷版した
印刷物はその一字一字に
どんだけ覚悟が詰め込まれててんだ!!

プロの仕事を見せてもらいました!と
いつのまに涙がこぼれてしまった。

AIが進化して
これからどんどん仕事が簡略化されるとか
言われてるけど、もうAI止めちゃいなよ!
そんなに楽になって、人間は何のために
生きるの?働くの?て思ったり。

「女だから」「創業者の娘だから」と
ちょっと軽んじられてた
メリル・ストリープ演じる主人公の
行動が、たとえ間違っていたとしても
人間だからこその葛藤、決断だよなぁ。


トランプ政権が
シリアで化学兵器を使用したと断定して
ミサイル攻撃を始めたけど
このことも、いつかハリウッド映画に
なるのかしらん。
っていうか、アメリカって新聞やニュースが
書き立てるのに、事欠かない国だよなぁ。

成田美名子さんの漫画や
それこそE.T.やインディ・ジョーンズ
スピルバーグ印の映画を観て
「スクリーン」や「ロードショー」を読んで
憧れてた「アメリカ」はいづこへ~。


って、47歳になった今
僕にとって「アメリカ」の情報源は
町山智浩さんただひとりなんですけどね。

偏りすぎ~www