途中からだけど、『音楽の日』
久々に、ひっさびさに
音楽番組を観たよ。
たとえ口パクでも、声が加工されても
若い女の子たちが
一生懸命に踊っている姿に
心打たれ(年取った証拠)
フミヤ、カールスモーキー石井さん
石川さゆりさん、ポルノとかって
歌うまいんだなぁ、て(当たり前)
プロってすごい!!!

元々、バラエティというか
Mー1など漫才とかネタ出し番組って
ほとんど観ないので
芸人さんたちの実力やネタ作りの
苦悩って測り知れないんだけど

好きな芸人さんは、出川と松村邦洋
男として好きなのは
オードリーの若林とケンコバと
東野幸治

そして、お笑いのプロとしてすごいなぁ、と
思ってるのは
南海キャンディーズの山ちゃん。

そんな彼が、「天才ではない自分」が
自ら退路を絶って
ただひたすらストイックに
笑いを追求した半自叙伝?
『天才はあきらめた』
もう、発売と同時に
書店に駆けていきましたよ。

僕は、やっぱり「笑い」のことは
分からないけど

自分が「何者」でもなく
「面白くない」ことは
イヤッてほど、自覚してて
身につまされた~。

ただ、僕はリアクションはいいんですよ。
(って、他人の自慢話や関心がないと
すぐに、つまらない顔するのも含めて)
誰かが悪口、愚痴、噂話をすると
すんごい嬉しくて、笑い転げるので
みんながネガティブなことを
喜んで喋ってくるんだと思う。
でも、自分から「面白い」こと
みんなを楽しませたりすること
実は、あまり、
いや
全然発してない!


カータンとか歌ちゃんツレちゃんとか
一緒にいると幸せになるくらい
面白い天才といるときは

もうね、自分の空っぽさを直視したくなくて
「僕は、いまバラエティ番組に
番宣のために出ている女優!女優!!」

なにも喋らなくていい、いるだけでいい!
にこやかに笑ってるだけでいい!
て現実逃避。


それと、売れなかったり、
吉本の社員やテレビ局の人、芸能人に
見下され、相手にされなかったり
その恨み節をノートに書き留め

いつか見返してやる!って
劣等感をガソリンにして、
エンジンフルスロットルで
走り続けた山ちゃんが、
尊くて

もう、最後、読みながら泣けて泣けて。

ネガティブ界の星(スター)だよ!!

僕も12歳から35年間
毎日毎日、日記を書き続けてるんですよ。
もうね、ほとんどが、人の悪口や恨み節。
沸点が低いのか、すぐにイライラするんだけど
そういうのはすぐに忘れる。
でも、何度もイヤなことしてくる人には
もう、一切、心も開きませんし
許しませんからね。

それこそ、昔の日記を読み返して
仕打ちを思い出して、再確認するもん。

執念深いと思われて結構!上等!
(もちろん、仕事をしてるときは
笑顔で接しているよ。私情は挟まない。
でも、一生、信じない)
けど、そんな人たちをいつかひれ伏せさせてやる!
誰にも、なにも言わせない!!
そんな存在感になってやる!

働け!相手が羨むほど笑え!
いつもポジティブに生きてやれ!

って、もうね、冥王星くらいの
ネガティブさが、
僕を前に押し出すパワーに
なってるのだ。


僕とは、次元が全然違うけど
クズのようなエピソードを書いてる山ちゃんが
全然クズに見えなくて。
人との出会いの運がいい、と話す山ちゃんに
ある人が、「運もあるかもしれない。
ただ、自分の道を一生懸命に走っていると
人はそこに引き寄せられていくものだ」
と。

。・゚(゚`Д)゙。・゚(゚`Д)゙

一読者に、お笑いもわからない素人に
言われたくないだろうけど

山ちゃん、天才!!!

大切なことなので、二度書くけど

ネガティブ界の星!!


天才はあきらめた (朝日文庫)
山里亮太
朝日新聞出版
2018-07-06