この3連休のうち2日は
急遽会社に行かねばならなくなり
(その合間に髪の毛切ったり
ヨガ、洋服のセールに行ったけど(´∀`))

でも、管理職なので
休みの日に働いても
お金出ないしぃ(*`Д')
代休取れるわけでなし。


このままじゃ、僕の貴重な休日は!
(って、抜け出して
関西から来た友だちと会って
マンダリンオリエンタル東京ホテルの
アフタヌーンティーに行ってきたけど!)

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このままじゃ、僕の平成最後の夏は!
(そんな大したもんじゃない)

「なんかしなきゃ!!
この日を仕事のせいにして
台無しなんて思っちゃいけない!

実家に帰る道すがら
途中下車。
僕は自分が心打たれた映画や小説、漫画を
友だちのお姉ちゃんに、
無理やり、薦めたり
無理やり、友だちに
「渡しといて!」と
リアル「妄想特急」ブログしてるんだけど。
いつもは一方通行に押し付けてる
友だちのお姉ちゃんから、
逆に薦められてた映画
『万引き家族』

是枝監督の作品は、映画館だったり
テレビで、結構観ているんだけど
相性がそんなに良くなくて…
しかもカンヌ映画祭パルム・ドールを受賞するほどの
映画だし、と
これも避けてたんだよね~。


だって、だって、出てくる世界が
いつも「貧乏くさい」んだもーん。
『そして父になる』のお金持ち一家でさえ
夫婦を演じている俳優のせい?
(あっ、炎上しないで!)

そしたら、「貧乏くさい」じゃなくて
本当に「貧乏」の話だから
全然大丈夫だった!


いや、話自体は、日本の連続ドラマ
刑事もの、福祉行政ものの1エピソードに
あるような、どこかでよく観る話だけど

(褒めてます!褒めてます)
それを、役者さんの素晴らしい演技と
美しい映像で
名画にしちゃうんだもん
、すごいこった!


もう、いつもの樹木希林をはじめ
「あっ、僕って演技がうまい俳優さんを
好きな訳ではないんだ!むしろ苦手」
って
(演技は、すごい!褒めてます)
安藤さんや池松くんを観て
再確認したんだけど

なによりすごいのは、柳楽優弥くんに続いて
是枝さん!子役と言っていいのか?!
子供役を演じてる俳優さんの魅力を
引き出すのがすごい!

なに、あの子ら!!恐ろしい子!
城桧吏くんと佐々木みゆちゃん
もうね、スクリーンの向こう側に行って
抱きしめたかったよ。

(そういう性癖があるわけではなく)

最近はマンガの実写版
大手事務所の若手俳優ばかりの恋愛ものと
海外マーケットに出せる邦画って
全然ないじゃん!

国民数の少ない韓国は世界に目を向けてるのが
すげえなぁ、と羨ましかったんだけど
是枝さんのおかげで、
こんなに美しい日本映画もあること、
世界に知ってもらえて良かった。

まぁ、ランチでも夜ご飯でもなく
コストパフォーマンスの悪い
アフタヌーンティーに
インスタ映えのために
お金を出す僕に、
いまの日本の貧困問題
語る資格はまったくないけど('д` ;)

この映画を観たおかげで
「台無しなんかじゃない!」と
思える一日になって良かったよ。