5巻で完結。もうそんくらいがいい。
新刊が出るたびに、前の巻から読まないと
もう何が起きてたか忘れちゃってるし。
そして、よくぞまとめた!
『彼方のアストラ』

萩尾望都先生の『11人いる!』に
設定は似ている
んだけど(オマージュ?)
西暦2063年 生徒たちだけで5日間
ほかの惑星でキャンプする予定だった高校生ら9人
突然現れた謎の球体に
飲み込まれた先は宇宙空間の彼方…


なぜ、そのメンバーが集められたのか?
明らかになっていく過去や秘密
そして、その中に全員を殺そうとしている
刺客がひとりいることが分かり、
いったい誰なのか?!その目的は?


僕、こういうの大好きなんですよ。
広大を宇宙を舞台にしてるけど
クローズドサークルでのミステリー

(実は『十二人の死にたい子どもたち』も
観に行くか、悩み中。
ただ、いまの邦画って「死にたい子どもたち」
「大切な人の死の運命が見えるラブストーリー」
「余命1年、最後の恋」
「死」を通して生きる意味を知るのばかりで
ゲンナリ('A`)。でも『雪の華』も観たい…)

後半の
それまで何気なく読んでいた伏線が
どんどん回収されていく怒涛の展開!

少年漫画らしく
「自分から、つかみにいくんだ
真実を!」
といった青臭いメッセージも
夢中になって読みましたよ(アラフィフのおじさん)

僕は、牡羊座なので(カータン、歌ちゃんが
よく「牡羊座の会」と言ってるが)
登場人物のひとり「アリエス」という名前には
すごい思い入れが強かったんだけど

♪アリエス~、運命(さだめ)の星に身を灼いて
私に言わせれば、表面(おもて)の顔なんか
偽りの装いで、魔性の仮面♪




この名前に、そんな謎が込められていたのか?!

なによりも、裏切り者がいると知りつつも
生きるか死ぬかだ!
まずは、全員がそれぞれの力を発揮して
サバイバルしていく姿!!


正直、僕は好きな仕事とか
やりがいがあるとかプライドとか
誰かに必要されてるとか、
まったくわからん。

煩わしいこともたくさんあるけど
(僕がみんなにとってのウザい要因か!?)
みんなが、それぞれの役割をまっとうして
業務をこなしていく、
「会社」という組織が
好きなんですよね。

たとえ社畜と言われようが、
会社員なんて歯車のひとつ!と
揶揄されようが、
会社にいるのって、好きで。
(もちろん、ランチなどで
職場の噂話や悪口言いあうのも大好き!
いや、それこそ、サラリーマンの醍醐味!)

気障で、うへぇ('д` ;)な書き方をすれば
会社が、それこそ、この地球が
いろんな人が乗り込んでる

ユーミンが歌うような青い船」で
どこかに向かっているなら、




泣いたり、落ち込んだり
イヤなことがあっても、

いつも笑ったことを思い出せるような
航行がいい!!

そして、このマンガの主人公の
カナタのように、かっこいい乗組員希望!


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