10代の頃からだから、 
それこそ平成の30年やり続けたことは 
毎晩寝る前に、その日会ったり
見かけたり、それこそテレビを観てて 
「今日一番良かった男」
『今日イチ』を決めて眠りにつくの。 

それを365日、何十年もやってると
自分が一番求めてるものが 
ハッキリするというか、
だから、自分の理想の相手が 
現れた時に「この人だ!」てのはわかる。

で、自分が一番求めてたものって? 

 「顔」

もう、それを言っちゃ身もふたもないけど。
自分の好みじゃない顔の人に 
どんなに優しくされたって 好かれたって、
心は動かん!

逆に、そんな人を追いかけて
地獄も見るわけで。

就職活動をしてるとき
当時は金融系が大人気だったけど
ダメダメ、そっちにいったら
「男性行員、男に貢ぐために
1億円横領」て、週刊新潮の
黒い履歴書に書かれちゃう!


でもね、もうね安野モヨコさんの
鼻下長紳士回顧録

近年は庵野秀明監督との結婚生活や
おふたりの住む鎌倉生活に基づく
『監督不行届』や『オチビサン』
『働きマン』などのお仕事モノなどで
活躍されてた安野さん
久々の恋愛マンガを
身も心もよじりながら、読んだよー。


彼女が描く、こんな男の冷たい視線に
見据えられるなら、

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美しい悪魔に魅入られて愛して
いたぶられるままに
振りむくだけであなた、罪なオトコ
命燃やして、踊ればTango Tango♪

deathよ!

なんでだろ?愛なのか?
愛でも体でも、お金でもいくらでも注げる。
むしろ、壺を買え!とか宗教の勧誘でもされなきゃ
この人はなんで僕を抱いてるんだろ?て
不安になる。ただより怖いものはない。

いつだって彼の顔色をうかがって
自分の喜びはすべて、彼にかかっていて

彼とのことをどんなに悪く想像して
衝撃に備えていても
いつだって圧倒的な現実に
打ちのめされてきた


それでも渇ききった砂漠より
地獄の業火に焼かれる方がいい。


安野さんは今年デビュー30周年だそうで。
1971年3月26日生まれ 牡羊座のO型の安野さん
1971年3月27日生まれ 牡羊座のO型の僕は
1日違いの誕生日に、勝手に親近感を抱き
平成30年間、まさに安野さんの作品を
読みながら、恋愛という「沼」にドップリ
のけぞる胸元 口づけられ
タンゴのぁあーーーーる♪

何を書いてるアラフィフのおじさん('д` ;)
でも、安野さんもこの作品で描いてた!
「妄想」と「現実」をひっくり返せ!と。
もうこの年になってくると
すごい数の人に会い、もう二度と会わない人もいる。
たとえ、自分に酔ってるだけでも
「ひとり芝居」でも、

目の前に好きな人がいて、
一緒に時間を過ごせるだけでいいのか?!
マッチの燃えさしのような光でも
すがっていたい!


うーーむ、やっぱりそしたら
「好きな顔」の人といたい。
これ、平成30年間で僕が出した真理