車の運転
ボウリング
マッチに火をつけること


なんでこんなにできないんだろ?
不思議に思うことあるけど
やらなきゃいっか!
(お墓参りでは
火のついたお線香を「受付」で
買うと話したら、ビックリされた)

『きのう何食べた?』を観てて
うわっ、ゼッタイムリ!
ハテ?
僕って料理したことあるのだろうか?!
もちろん家庭科の授業や
サークルのキャンプとかで
その場にいたことはあるけれど

自分が包丁を持って
切って、煮て、焼いて
「料理」というもの、したことないんじゃね?

記憶がない。50年も生きてきたのにね。
ひとり暮らしを始めたとき
あまりにも何もしない僕が飢え死にしないよう
親にそうめんを渡されたが
あの線香の長いようなものが
どうしたら、柔らかいそうめんになるのかが
分からなかった。

料理だけじゃなく
テレビもブルーレイもヨドバシの人に
配送してもらい設置してもらい
スマホもパソコンも会社の人に
セッティングしてもらい
(もちろん子供や家庭も)
何かを生み出し、作ったことない。
そっちの想像力?創造力ゼロ

ここまで読んだ人は
「やろうと思えばなんでもできる」と
思うかもしれないけど
レシピや取扱説明書に書いていることが
まったく頭に入って来ず吐きそうになるし

無理してやんないよ!
だったら、お金で解決できるよう働くし
人に甘える術を究めて
誰かにやってもらうし
できたものだけを食べていく

(誰かが握ったおにぎりも全然平気!)

いや、今度黒木華ちゃん主演ドラマ化が
発表され、いま人気があるという
『凪のお暇』って漫画を読んで

いろんな食材や、日常品から
創意工夫して、人生を「豊か」にしようとする
ヒロイン。

でもそういう節約で頭を考えるなら
僕は無駄なものでも、
自分が欲しいものも欲しい時に散財したいなぁ
、て。

他人に合わせたり、あくせく働くのをやめ
「本当の自分を取り戻し」
心地よい生活を送ろうと奮闘
したり
娘をコントロールしようとする母親から
自由になろうともがく姿
マンガとしてはすごい面白いけど
(最近この手のマンガ、小説、ドラマ多いけど)
えええーーーーー、みんなそんなツラいの?!
もちろん虐待とかネグレクトまでいくと
それは違う問題だけど
親が、子供に「こう進んで欲しい」と
夢や理想を抱いたり、
ついつい手を出して過保護になってしまうのって
普通のことじゃないの?
いろんな人が働いて、生きているんだもん
軋轢があって、顔色うかがって
嘘ついたり、逃げたり、計算したり
時には自分をごまかしたり生きていくんじゃないの?

それが社会じゃないの?!
そういうことができなくて
自分を許せなかったり、
傷つく人
も多いんだろうなぁ。


僕、全然平気。
そもそも「ゲイ」の時点で
親の期待にまったく応えてないし
「フツーの息子」であろうと偽ってきたし
時には「なんで生きてきたんだろ」て
死んでしまおうかな?
もうマイナスイオン放出だったり
性格が悪い時点で
周囲の人に「嫌われる」ことが
デフォルトだし(と開き直って逃げてるし)

自分に期待もしないし、
逆に心が折れるほど、ガッカリもしない。

だから、今の周囲にいてくれる同僚や友だち
おつりがくるほどの人生だよなぁ、っては思う。
それに、自分に心地いい人ばかりの
素晴らしい環境だと、
それはそれで、うわーーーって怖くなる。
言われてる時は、心の中では
「うるせなーー!!!シネ!!」だけど
(思ってるんかいっ!?)
指摘したり、注意してくれる人がいないと
自分が悪魔にすべて乗っ取られちゃうし。

なにくそ!って「怒り」が
自分を動かす火力の点火になっていく。

(だから、優しく、自分を「好き」って
言ってくれる人を好きにならないのかも)

僕はこんな感じで生きてきてしまったけど
世の中には、
人と人との距離感に悩んだり
自転車のように
チェーンが噛み合ってないのに
必死に、前に前に前向きに
漕いでたり

こんな愛しき人たちがたくさんいるんだなぁて
思わせてくれるマンガだったよ。

(あっ、マジで、このマンガを読んで
救われる人多いんじゃないかなぁ。
ドラマも、うまく映像化して
多くの人に届けばいいのに!)



凪のお暇(5) (A.L.C.DX)
コナリミサト
秋田書店
2019-02-15

凪のお暇(1)(A.L.C・DX)
コナリ ミサト
秋田書店
2017-06-16