12年ぶりか。

てか、江口のりこさんとか
その辺からもう活躍してるんだね。

「年取ったなぁ」


いや、出演者じゃなくて、僕が。

相変わらず「時効警察」は「時効警察」の
まんまで。
新たに入った吉岡里帆ちゃんが
「浮かないか」「世界を壊さないか」
彼女が出てくるたびにハラハラしちゃった。

それは豊原功補さん演じる十文字の
「おまえはつまらない」のツッコミで
緩和されるから、良しとしよう。

本筋の合間に入ってくる
意味がありそうでないセリフ
意味がなさそうであるダジャレ、
背後にあるポスターの文字や小道具
12年前は、そういうのに、一喜一憂して
なんなら録画を巻き戻してチェックして
その世界に浸ろうとしてたんですよね。


それが12年、またもや年男!
干支が一回りしてしまった僕は

もう「どうでもいい」
見落としてしまったことや
聞き逃してしまったセリフは
「まぁ、縁がなかったのかな」と
そのまんまスルー。

イチイチ「なんじゃありゃ!」って
すべてを掬い取らなくてもいっかなぁ。て。

これが「年を取った」ってことなのか。

渡る世間は鬼ばかりの説明セリフ
2時間ドラマなら、ちょうど放送1時間後に入る
ホワイトボードに、その被害者や犯行現場を
書きながらの捜査会議

そういう事件のおさらいの
必要性が身にしみる~。


年取ったなぁ。

まぁ、今回は余貴美子さんのキャスティングで
事件の全容が、読めちゃって
まさに、思ったまんまだったけど。
そして武田真治の再ブレイク
これは僕は想像もできてなかった。
だから長く続けてると、芸能人って面白い。

それにしても、オダギリジョーって
普段、そんなに考えて生きてないんだけど
やっぱり観出すと、カッコええなぁ。