ネタバレ全開になりそうだし
この映画に涙した人、好意的な人は
こっから先は読まないで!!









『マチネの終わりに』

さっき、タイトル間違えてた!

この年になると分かるんですよ。
確かに「自分だけが
自分の人生の主人公」かもしんない。
でもそれが世の中的にどうか?
僕はやっぱり脇役
お仕事ドラマなら、
まっすぐですぐに失敗するドジっ娘の
ヒロインを叱咤する役だし
傲慢な振る舞いでも、その類まれなる才能と
忖度しない正義感から、
いつのまにか周囲のみんなを魅了する主人公に
最後ぎゃふんと言わされる悪役

身の丈に合った生き方していきますよ。

そして恋愛ドラマなら
卑怯な手を使って、主役カップルを引き離し
でも、その自分のしたことの罪悪感から
最後は懺悔をする役か

(スマホを落としただけなのに!)
結婚した後も妻の心にいる男に嫉妬し
品行悪い旦那の役ですよ。


ハイハイ、ハイ
僕らがその役を担うので
主役のあんたたちは
ずっと「悲劇の被害者」
運命に翻弄される恋人たち。

必ずやいつか結ばれる未来が
どんな過去も変えてくれる
涙にくれて、叫んでなさいな。


あぁ、木村拓哉を「たっくん」
そして福山雅治を「ましゃ」とか
呼べたなら、もっと素直で幸せな人生が
待ってたのだろうか?!

でもさ、あんなつまんないことを
思わせぶりに、延々とする会話

僕だったら耐えられない!
何年かに一度の逢瀬なら我慢できるけど
あれが「生活」になるんだよ!
「日々の日常」になるんだよ!!

一緒にいて、うへぇーーってならんのか?!
ぜってぇー無理!!

僕は「恋愛体質」とか言われるし
ラブストーリー大好きなハズなんだが
特に何年後かに、巡り合うふたりとか
大好物なハズなんだが。
僕はやはりロマンチックじゃないのだろうか?!

まぁ、しょせん「主役」にはなれない側ですよ。
誰かに「選ばれる」ことなんて
「ない」人間
屈折した鏡が、
映画をゆがんで見せてるのかも。


友だちはみんな平野啓一郎さんの
原作本は面白いから読んで!とススメてくる。

確かに、「文学」なら、美しいかも。

古谷一行さんの身長が低くてビックリ!
(福山が高いだけか)
板谷由夏さんのセリフ回しが
目をつぶれば余貴美子さんソックリ!
(寝てた訳じゃない!
隣のカップルの男性はずっと寝てて
カッコ良かったから、僕のほうに
もたれかかればいいのに!と念じてた)

繊細で美しい男女の恋物語
(何度も「メンタル弱っ!この男!」
スクリーンに毒づいた)
「感動したーーー泣いたーーー」と
言えるそんな余裕ある、愛溢れる人生を
来世では送りたいのです。