「やだわ、寅さん」
「おかしいわ、寅さん」


昔は『仁義なき戦い』など
ヤクザ映画を観た後は
観客が肩で風を切るように歩いて
劇場を後にした
って、言われるけど
僕は、毎回、
あぁ、早く『男はつらいよ』
マドンナになって、女優としての
ステイタスを上げなきゃ!

映画館から出てましたよ。
渥美清さん、山田洋次監督 
そのときまで、元気でいて!と。

その願いは叶わず
あの暑い日、今はなき大船の松竹撮影所に
向かって、芸能人の告別式に初めて並んだ。
あぁ、合掌。

よく、芸能界好きなのはどうして?と
聞かれると、「だって、昭和のおかまだもん!」
今ならコンプライアンス入りそうな
答えてたけど
今回、この映画が製作されるニュースの第一報が
入った時に、「僕は、英才教育を受けてたんだ!」と。

うちの祖父母はテレビ大好きで、小さい頃から
『見ごろ食べごろ笑いごろ』をはじめとした
公開番組に連れて行かれてた僕
が、成長し
『夕やけニャンニャン』や
『レッツゴーヤング』や『ザ・トップテン』を
観に行くことは必然だったし
そして、田舎も帰省もない僕にとっての
「お盆」と「お正月」といえば、
「寅さん」

そのまま映画を観るようになった。

大人になって、新卒で入った旅行会社で
添乗の仕事が大変でも
当時は、必ずバスの中で流れてた
『男はつらいよ』に、何度助けられたことか!

だから、同世代でも『男はつらいよ』を
「観たことがない」って人がいると
マジか?!って。あんな面白いものを!!

「ジブリを観たことがない日本人」よりも
「『タイタニック』を観たことがない世界の人」よりも
驚いてしまうのだ!
確かに、僕の若い頃は、SHIBUYA系とか
ウォン・カーウェイ監督だとか
みんなオサレな映画に走ってたけど
声を大にして言いたい!!!

こんなに日本の原風景を舞台にして
ヒップでポップな映画はない!!
と。

あんたら、施設や病院に入ってから
この素晴らしさに気づいたからって
遅いんだからね!
(いや、寅さんは永遠か)
少なくとも、あの笑いに包まれた劇場で
新年を迎えるのをリアタイで知らないなんて
昭和に生きてて、もったいなさすぎる!


そしたら、できた!
2回目のオリンピックを迎える
2020年のお正月に「寅さん」を観られた!!
しかも、映画が始まる前の予告のときまで
おしゃべりがうるさい年配の人たちが
埋まった劇場で(最初は静かになんないのか?と)
笑い声が起きる中
「おかえり!寅さん!!」

『北の国から』の純なのか、満男なのか
いつものように、うだつの上がらない
イジイジしてる吉岡秀隆は健在だけど
なにより、後藤久美子の美しさ!!
20年以上のブランクを感じさせない存在の大きさ!

そこらの女優より、ましてや娘さんなんかより
全然きれいだよ!!
ただ、今のテレビドラマや映画に出たら
浮くだろうなぁ。朝ドラの母親なんて無理!
でも、いまの女優さんでも
出たかった人いるだろうなぁ。

(常盤貴子さんとか合いそう!)

今回の映画のなかで出てきた
浅丘ルリ子さん、太地喜和子さん、大原麗子さん
八千草薫さんら女優陣のキレイなこと!
(倍賞千恵子さんがあんなに美しかったとは!)
大竹しのぶ、田中裕子さんらの可愛いこと!!
(なにげに、今なら前田吟の若い頃と
デキるかも!)

あぁ、この歴代マドンナのなかに
僕も入りたい!

思ったら、あっ!!!カータンが!!!

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都はるみか!?似てる!!
そんなカータンとのイベントの報告はまた!!