反動か。SNSとかで
「東出くんは演技が下手だと
思ったことない!
俳優として、むしろ稀有な存在感」

って意見も多く出てて
人それぞれなんだなぁ、と。
もちろん、僕も俳優さんは
上手い下手じゃない
と思ってるし
たとえば、深田恭子のデビュー間もない
『神様、もう少しだけ』の拙い演技なんて
めちゃくちゃ心打たれたもん。
それに、前にも書いたけど、最近の若手男優の
「オレってうまいだろ!」っての
お腹いっぱいだし。


でもね、でもね、うまいなぁって
どんな時代でも、どんな職業でも
どんな役でも、
演じきれちゃうよなぁ、って人はいて


女優ならケイト・ブランシェット
(いきなし、外国人)
そして、男優ならクリスチャン・ベイル
(昨年のアカデミー賞だって
多様性とかなければ、彼だった気がする!)

いやーー2時間半あっという間!
これは、『フォードvsフェラーリ』
レースカーのスピードが半端なかったからじゃなく
(アブダビのフェラーリ・ワールドで
その速さに三半規管やられて、吐きそうだった)




もうね、おじさん
クリスチャン・ベイル演じるレーサーの
ケン・マイルズ

マット・デイモンのカーデザイナー
シェルビー
とのふたりの愛に
腐女子センサー、ビンビンですよ。

ケン・マイルズの奥様が、それを許すような
器の大きさを見せるし(勝手に曲解)
最後の息子の言葉!!!
それへのリアクション!!
ああぁ、待って!!!
心の準備できてない!
まばたきシャッターで、
永遠に封印させて!

いやーー、マット・デイモン(同じ年)
クリスチャン・ベイル(2歳下)
おじさんだけど、まだまだおかずになるわー。
っていうか、マットベン・アフレックから
はじまって、ジュード・ロウへの片想い
ジョージやブラピのオーシャンズ
それこそマイケル・ダグラスとのカップル
とか
男と並ぶ映画のほうが、映える!萌える!!
そして、ゼッタイにネコ!!受け!ボトム!!

あっ、でも、僕はまったく車の魅力は
分からず。
もう永久助手席ライセンスなんで
(免許取って早30年!!ほとんど乗ったことない)
24時間カーレースで走り続ける意味不明。
誰が早くゴールしようが関係ナッシング。


そんな僕でも、
男同士の見えない絆に
胸を打たれたこの映画!!

そう、「見えない」のが妄想を掻き立てる!
あとは、自分で「物語」作りますから!

(そこは『おっさんず』のインザスカイは
サービス過多すぎて、ノレなかったのだ)

あっ、車といえば、親が
高齢者運転になるからと、自家用車を
手放したのだ!!
僕が運転して、どこか目的地に
連れていかなきゃいけないのか?!
息子らしいことしなきゃなぁ、と
罪悪感?責任感?に苛まれていたんだけど

レースでバンバンクラッシュするこの映画を観て
やっぱり、自動車怖い!
自分だけじゃなく、誰かの人生や命まで
巻き込んでしまいそうだから、運転ムリ!
ごめんなさい!

でも、久々に、誰かの隣に乗って
♪青いとばりが道の果てに続いてる
街の灯りは遠く なびくほうき星
何も言わずに、私のそばにいて♪

ドライブに行きたくなった!!