1971年3月27日に、僕はこの世に生まれて
その前の日
1971年3月26日生まれと聞いてから
ずっと気になってた漫画家さん。
(同学年で、リスペクトする有名人は
クドカンと伊達公子なんだけど
そのクドカンが、彼女の『花とみつばち』を
脚色してドラマ化する話があったとは!!!
ぜひ、観たかった!!誰だ?邪魔したのは?!
ジャニか?!そんなクドカンが、
漫画家30周年記念の本に寄稿してて胸熱!)

安野モヨコさん!!!

「やすの」「モモコ」と勘違いしてる人もいるし
桜沢エリカさんの「オシャレマンガ」の亜流?
岡崎京子さんみたいに「深く」ないんじゃない?て
思ってる人もいるかもしれない!
いや、僕にとっては、彼女は
僕が生きてきた時代の
光と影を斬り取って
くれた
同世代の唯一無二の表現者さんの一人!


そんな彼女の個展
「ANNORMAL」
に行ってきました!!秋まで世田谷文学館。
(9月に大阪、10月から仙台)

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(写真は撮り放題!)

僕自身、彼女のことを知ったのは
それこそ、自分も恋愛炎上状態のなかで読んだ

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20代後半、『ハッピーマニア』

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「ふるえる程のしあわせが欲しい
それはどこにあるのかしら」

「探してた時の方が楽しくて充実してた」

でも彼女の作品を追っていくうちに

「仕事で失ったもの
それを想い泣いた夜
でも
仕事に救われる
朝もあるから」


「あたしは仕事したな
ーーーって思って

死にたい」

「そうだ立て
そして何ができるか
考えろ」

『働きマン』

生と死と躍動するパッション!
抑えられない情熱に、元気をもらい


実は働くなくなった両親、心を壊してしまった妹
家族を養うために、がむしゃらに働いてたこと
読者の期待に応えるために
雑誌(媒体ごと)にテーマを変えてたこと
もっともバランスのいい判断をする術を
身につけるしかなく、自分を殺し、損を選ぶ。

何より
親との関係から、自己肯定力が弱く
「遠くで、眠る本当の
天才が目覚める前に
描かないと
本当の才能ある人が
描いてくれるのだったら
あたしなど描かなくて
良いのだから」

自分を「偽物」と思い
それでも「才能」がないならないなりに
「やっていくしかないんだな」
描き続ける姿勢
に、
「そんなことないのに!」と
同意はしないけれど、理解はできて。


旦那さんの庵野監督がいうように
「30年近く休まずに動いてたことは
妻の心身を限界まで酷使していた。
でも、そうしないと妻は生きて行けなかった」

「妻はブレーキとアクセルを
同時に踏み続けるような仕事の日々を続けていた。
妻にとってマンガが、唯一の心の支えだったからだ」


時には、『オチビサン』以外の
作品を休載したりしてたけど

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安野さんが、ずっと描き続けてくれてよかった!
僕にとっても、彼女の作品は
心の支えだったから。


同じ世代に、同じ年に、一日違いで
生きてきて良かった!!


っていうか、僕は安野さんが描く
優しくて、弱くて、冷たくて、
甘くて、狡い男が好きなのだ!!

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安野モヨコ ANNORMAL (コミックス単行本)
安野 モヨコ
小学館
2020-05-07

監督不行届 (FEEL COMICS)
安野モヨコ
祥伝社
2013-01-18