最寄駅は、歓楽街なんで
終電近くに帰ると
若い男の子が、酔いつぶれてて
「来いよ、行くとこねえんだろっ」って
持ち帰りたいこともあり。
それって犯罪?!

それがこの『K2』の神尾楓珠くんなら!
(以前、駅ですれ違ったのですが
もうすごいオーラだった!)
でもさ、もう出てきた瞬間に、
真犯人役の俳優さん
わかっちゃうんだもんーー。毎回一緒。

だからそれプラスアルファのドラマがないと。
うーむ、このドラマの製作者は
そのプラスがお風呂場から
顔を出す山田涼介くんの上半身
注射を刺すためにパンツを降ろされる
田中圭のお尻ってのがなぁ。安易というか。

『半沢直樹』と比べちゃいけないけどさ
半沢に土下座させようと
覆いかぶさり、後ろに吹っ飛ばされる
香川照之観ちゃうとさ

「違うの!大和田は裏切った訳じゃないの!
大和田はさ、半沢と少しでも一緒にいたいから
このまま、ずっと戦っていたいからさ
『土下座』ひとつくらいで
半沢を失いたくないんだよー。
だから、土下座させるんだよ!
そこんとこ、半沢わかってあげてー!」
なんて
こっちで勝手に物語作っちゃてるよ!

香川さんの演技にゲラゲラ笑いながら
なぜか、涙が止まらないの。

(画面の中の大和田もなぜか泣いてたけど)
もう、僕は情緒不安定なのか?!

主演が固辞してるとか、いろんな噂があり
さらにコロナで伸びに伸びた半沢だけど
それさえも運命?!
箕輪幹事長の伊勢志摩ステート問題と
(柄本明さんの「ハァ?最近耳が遠くてね」と
「こわっぱー!!!」の緩急ある演技!!!)
現実の二階幹事長の南紀白浜空港が
シンクロして、

半沢の「あなたはもはや政治家ですらない
欲にまみれたただの醜い おいぼれだー!!」

この数分間、テレビを観ていた何百万人の
日本国民の顔に血管が浮き上がって、
力がこもってたことでしょう。


半沢直樹は、ブラック企業だ、パワハラだ!
コンプラだ!とすぐにクレームつける人は
波風立つのや、誰かが怒鳴ったり
騒ぎたてることが苦手なんだろうなぁ。
でも、それが「忖度」ってことじゃ?!

『半沢直樹』が終わって、ドラマのロスもだけど
(何でもかんでも「〜ロス」って言いたくないが)
現実の日本には、半沢直樹はいないのだ、って
ロスも感じちゃうよ。