また、騒いでるよ!うるせぇなぁ
って、内にも外にも燃える
その熱い国民性に嫌気がさしちゃう日本人も
多いんだろうなぁ。韓国に対して。

でも、全ての批判を「文句」って言葉に
置き換えて、
頑張ってる人(政府)や
オリンピックのアレやコレやに対して
「文句」を言っちゃいけない!
「正義を押し付けて嫌な世の中になった」

封じ込める日本にいると
あの、政治や権力の腐敗や不正、自国の汚点を
エンタメにして、訴える韓国が羨ましかった!


そんな2010年代中期から
韓国の映画やドラマについて
ライターである西森路代さん
(新聞や雑誌で、忖度なく
テレビや映画作品に対して
愛を持って批評している
記事やインタビューを見ると
大概、西森さんが書いている!!)

准教授のハン・トンヒョンさん
韓国の映画を起点に
国際情勢やフェミニズムまで
どんどん話を拡げて語った
おしゃべりの記録


『韓国映画・ドラマ わたしたちの
おしゃべりの記録 2014-2020』

西森さんがこの本の序章でも書いてたけど
世の中には、「良い会議と悪い会議がある」
何かについて論じたときに
自分と意見が違うと思ってしょげてしまったり
人と違う発言はしにくいと、
自分の思ったことを言うのを
やめてしまったり
意見が違うことで自分まで
否定されたようになるのが「悪い会議」

今の政府や、オリンピックじゃん!!

好き嫌いで言っているわけではないってのが
前提で、議論がそこで終わらないのが
「良い会議」

森さんを初め、一部の高齢の男性や
名誉男性の女性には理解不能だろうな。

生まれ育ちや経験も違う
西森さんとハンさんのおしゃべりは
まさに「良い会議」

共感したり、教わったり
エッ?!そうなの?ってこともたくさん
それでも、自分とは違ったり
考えもつかない思考に出会って
ますます映画やドラマが観たくなる!!

それ以上に、いろんな人と
おしゃべりしたくなる!!!


日本人も韓国や異国の人と
もっともっと喋っていけばいいのに。


巨悪と戦ったり、ピカレスクロマンも
ジェンダーや格差、見えない敵に対峙する
日常の物語も
『愛の不時着』のようなトキメキも
韓国の映画やドラマは
それが、正しくなくても、一般的じゃなくても

マイノリティの主張でも
自分と考えが合わなくても
創り手のエネルギーがすごいから
誰かとおしゃべりしたくなる作品が
多いんだと思う。
(もちろん俳優たちの鍛え上げられた
体についても!!)
そして、誰かの意見を聞いて、
その人自身を知ることができる。

『俺の家の話』のように
みんなが誰かに早く話したい!!!
月曜の学校や職場に行きたい!!
そんな作品が、日本でも
増えていけばいいのになぁ。

韓国映画やテレビがさらに深みを増して
楽しめる1冊だよ。