「年末のいちばん忙しいときですが
一身上の都合で休ませてください。
彼女は僕の青春、いや人生なんです」

会社の部署、いや、全社一斉メールを
送ろうか
、と悩んでました。

全公演チケットソールドアウトで
追加公演決定のニュース。
会社の人何人もに
「行くんですか?」と聞かれ
曖昧な笑顔しか浮かべられなかった!
だって、家にも「優先予約が漏れた人に」と
追加公演のファンクラブ優先受付の
ハガキが来てたのです。
えっ?ヽ(゚Д゚;)ノ!!僕にはなんの連絡もなし
これって落ちたってこと?!
支払った手付き金5万円×2人分は戻って来るの?

追加公演、東京は12月16日か……
年末進行の佳境…ゼッタイムリ……
好きなことをするために働いているのに
仕事のために、好きなものを諦めなきゃいけない…
そもそもいままで支払って来た
ファンクラブの会費は…(けちくさい)

やはり、失踪覚悟で、みんなにメールして…
(そもそも追加も席取れるのか?)
鬱々と、帰宅してみると、

キタ━━━━。゚+.ヽ(´∀`*)ノ ゚+.゚━━━━!!
中森明菜ディナーショー
ファンクラブ会員限定日の当選
やってきたーーーー!!!


「ごめんね、緊張してて」と
時にはドレスを抑えながら座り込み、
筋張った細く震える指で、マイクを持ち
左前方彼方に視線を漂わせ
歯をくいしばるも流れる一筋の涙

「みんな、ありがと」と口パクをして
「ダメだね、ちゃんと歌わなきゃだね」と
コンと、自分の頭を拳で軽く叩く明菜ちゃん。

もう、そんな生明菜を、この目で
見られる21世紀が来るなんて!!


良かった!社内の人に
「明菜のために休ませてください」
メールを出さなくて。
いや、「明菜が当たりました!」
いまから送ろうかしら。

って、すごい、こじつけで繋げるけど
この人にも、もう二度と会えないと思ってた。

マット・デイモンが9年ぶりに演じた
『ジェイソン・ボーン』

いままでのアクション映画と違って
ドキュメンタリー・テイストの臨場感
カリをはじめ((๑˃̶͈̀◡˂̶͈́๑)✌ きゃっ岡田くん!
世界のさまざまな武術を活かしたアクション!
『007』にまで影響を与えたリアリズム。
僕も、前3部作は大好きで大好き
好きな映画アクション部門の個人的1位
『ダイ・ハード』を座を奪うほど好きでしたよ。
あのマット・デイモンに抱かれてやってもいいと
思った!
(←何様?!向こうが抱かない!)

だけど、悲しいかな、時は人を変えていくのね。
いまや、どの映画もザラついた映像の
リアルなシリアス路線
そして、「国家が全国民を監視するシステム」
それに協力する若きIT会社社長って敵構図

<機密データを、グイーーーンと「コピー中●%」
やつらが来る前に急いで!急いで!
早くコピー終わって!!
敵が来た時には、ガラ~んともぬけの席
危機一髪、データ移動が終わって逃げる主人公>
並に
スパイサスペンスある!ある!!なんだもん。

それ以上に悲しいかな、9年の時が変えたものは
細かなカット割り!ぶれる手持ちカメラの映像!
めまぐるしいアクションシーンに

三半規管や動体視力の弱まったおじさん
もう疲れて、疲れて。ぐったり。
本当にすごい映像なのに
変わったのは、僕だった!(´Д`) 

2時間、息つくまもなく
マット・デイモンが、鍛え抜いた
裸をさらし、走り回ってるのを観ながら

「マットと伊達公子はすごいよ…
尊敬する同い年だよ」


時は残酷。
明菜ちゃんも、声は出るの?
そもそもドタキャンされずに、その日を迎えられるの?

アクション映画並にハラハラドキドキ。
まぁ、ユーミンも「冷酷な時にゆだねることで
人は生きていけるのかもしれません。
どんな悲しみも忘れさせてくれる」と言ってるし!
(ユーミンのtwitterが怖いと
ニュースになってるけど
ユーミンの発言は昔から的を得てるし、
過激だし怖いんだよ!)

なにはともあれ、明菜ちゃんのリアルを見られる!
見られるのか?!乞うご期待!