もうさ、このクールのドラマは
『エイジハラスメント』の
麻生さんに笑ってるだけなんですけど。

「親分!おーやぶん!」って(笑)

そんなこんなで
あまちゃんのブルーレイを
友人から借りて観てたよ。
いやーーー、何度観ても
泣いて、笑っちゃうんだけど。


NHKの朝ドラってことで、
毎朝の日常になってたのもあるけど、
ブログをはじめてここ10年弱では
一番ハマったドラマかもしんない。
会社に行くと、
まず「その日のあまちゃん」について
いろんな人と語ってたもんなぁ。


もうね、お座敷列車の外を
東北の人たちが手を振ったり
電車を追って走っている姿を観るだけで
泣けてきちゃう。

ブルーレイには特典で
出演者たちのクランクアップのときの
花束贈呈後のスピーチが収録されてるんだけど

宮本さん、木野花さん、でんでんさん
塩見三省さん、平泉成さん、そして蟹江敬三さんらが
「長い俳優人生で、この年になって
こういう作品に参加できて幸せでした」
って
言うのが、泣けて泣けて。
語ってる本人たちは、なぜか全員笑顔なんだけど
観ているこっちが、
幸せで、泣いちゃうのってスゴい。

アキに、ユイちゃん、夏ばっぱ、春子さん
北三陸の人たちが、GMTの子たち
太巻が、水タク、鈴鹿さん、
みんな好きだったもん。

そう!最近のドラマって
劇的にするためか、個性的にするためか
主人公をやたらめったら

偏屈にしたり、コミュ障にしたり
“イヤな奴”にするんだもん。
それが感情移入もなんもできない
ただの“嫌われ”キャラなんだもん。

やっぱりドラマって、登場人物を
好きになってこそ観続けるんだと思う。


こいつ演技下手だなぁ、とか
事務所のゴリ押しじゃね?とか
そんなことも忘れさせてしまうくらい

演じている俳優さんのことまで
そのまま好きになっちゃうような役を
若い子たちに演じさせてあげてぇーー


それは清廉潔白で明るいキャラじゃなくても
HEROじゃなくともいい。
クドカンの登場人物ってみんな欠陥あるし
『Nのために』の榮倉奈々ちゃん、窪田正孝くん
『白夜行』の綾瀬はるかちゃん、山田孝之くん
真っ黒の役でも、魅力的だったら
「捕まらないで~っーー」
「逃してあげてぇーーー」て
彼らの幸せを心から望んで
最終回までハラハラドキドキ観ちゃうよ。

『SPEC』の当麻なんて
最後はとんでもないことに!
『JIN』とかだって時代は関係ない。
いつだって、どこだって
どんな年代の話だって、面白ければいい。

福士くんも、ダサくてウザくても
種市先輩のときが一番カッコ良く見える不思議。

真夜中に特典映像に入っている
『潮騒のメモリー』の振り付けを
今さら練習している
44歳のおかまを、
みなさんは好きになってくれますか?


好きだったら、その火を飛び越えて来いっ!!