空が青いなぁ緑が濃いなぁ
近くには軍艦が停泊してて現実味がなくて
でも、あたしにはいちばん生と死が繋がってるような
「涅槃で待つ」って言葉が聞こえてきそうな
不思議な空間。


今年も高校時代からの親友が眠る
お墓参りに行って来たんだ。

女友だちとふたりで、お墓に向かって
「ねぇ、●っ子聞いてよ~」って
それぞれの近況を話して

亡くなった彼女の家に行っては
いっつも3人で喋ってた時のように。


「また、明日!」って言えなくなった
あの夏の日から4年。

あたしにとって、彼女は感情の捌け口で
迷ったり、愚痴ったり
安心して悩んだり、
立ち止まったりできた場所

その居場所がひとつ失くなったことで
不安で、怖くて、43歳にもなって。


時間が解決してくれることなんてなくて
消えない、痛みもあって。


そんなこんなを思い出して
1編が終わるたびに、本を閉じて
ふぅーーーっと息を吹いて
泣くのを我慢したよ。

なんだか、この胸が温かくなる感じを
涙とかで、一気に放出するのがもったいない気がして。


吉田秋生さんの
『海街diary6 四月になれば彼女は』

学校を卒業したり、転職したり
いろんな人と会って、
どんなに仲良くしてても、
毎日会っていたのに
会うのが1年に1回になったり
年賀状で「今年こそは!」って書きながら
もう何年も会ってなかったり
(先週末、数年ぶりに15年前働いていた時の
同僚たちに会って、お腹を抱えるほど笑い合って
時間は飛び越えられるんだけど)
でも、あたしは、少しでも多くの人と
好きな人と、安心できる居場所を確保したくて
これ以上失いたくなくて
「変化」を恐れてる。


ただ、新しい出会いには扉を開いて行かなきゃ
いけないんだよね。

5巻になって、登場した四女すずの母親の兄妹
そして、美大に通っているいとこの直人
そんな脇役の人たちの人生も紡がれていって
あぁ、あたしも、なるべく多くの人の人生に
(いい意味で)出会っていきたいなぁ
、と思った。

「こんなはずじゃなかった!」って
悔やんだり、泣いたりもあるけど

「こんなはずじゃなかったけど、
別の見方や考え方があるんだとか
それまで見えなかったことが、見えてきたり」
とか、あるかもしんないからね!!


吉田秋生さんのこのマンガこそ
「こんな見方があるんだ」って
優しくて幸せな気分になる!!

毎回書いているけど、多くの人に読んでもらいたい!!
(3年前の同じ8月20日にも
このマンガのこと書いてた!